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ロードバイクを買って、【脱初心者】するには何が必要なのか?何ができれば脱初心者?

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ロードバイクに乗る上で、初心者とか上級者とか、そういう区別をされることがあります。
自ら【ベテランローディ】と自称される方もいます。

 

ただ、どこまでが初心者で、どこからが中級者なのか、明確な区別はありません。
強いて言うならば、ロードバイクをまだ持ってない状態は【素人】、買って乗り始めは初心者で間違いないでしょう。

 

誰でも初めは初心者なのですが、脱初心者には何が必要なのでしょうか?



様々な説があります

まあ、初心者から抜け出す必要があるのかと聞かれると何とも言えませんし、中級者になったから何が変わるというわけでもないのですが、それを言い出したら止まらないのでやめときます。

 

脱初心者には、様々な説があります。
1つ1つ見ていきましょう。

スポーツとしての側面

ロードバイクはあくまでもスポーツなんだから、スポーツとしての一定のスキルを備えたら脱初心者と見る人もいます。
それの1つの目安ですが、時速30キロ巡航出来るようになったら、という考え方もあります。

 

これを言いだすと、そもそもロードバイクにおける巡航速度ってどうやって定義するんだ??とかそういう問題はありますが、平坦道を1時間以上、時速30キロ以上をクリアできるなら脱初心者とするという話を聞いたことがあります。

 

また距離基準で、一日100キロ走れたら脱初心者と見る人もいますが、何となくの基準では、30キロ巡航ができて、一日100キロくらい走れるというのがクリアできれば、脱初心者というところでしょうか?

メンテナンススキルの側面

ロードバイクには様々なメンテナンスが必要ですが、簡単なメンテナンスもあれば、難しいメンテナンスもあります。
簡単な部類に入るのは、チェーンの洗浄とオイルアップでしょうか。
これは基本中の基本です。
また乗る前に空気を入れるというのもメンテナンスです。

ちょっと話は逸れますが、最近簡単なものほど奥が深いのかも、と思うことがあります。
チェーンの洗浄と注油にしても、洗浄機にディグリーザーとか入れて、クランクグルグル回せば洗浄できます。
オイルだって、チェーンの一こまづつに垂らしていくだけの作業です。

最近、やたらと水洗いを勧める動画が増えていますが、リスクがあるのでオススメしません。
ハブの内部まで浸水してます。
http://roadbike-navi.xyz/archives/8150

 

水洗いを推奨している人は、必ずと言っていいほど【水使ってもハブのグリスは大丈夫です】というのですが、ハブ分解したことってありますか?と聞くと、【ない】と言われて驚くこともあります。
えっ?開けたこともないのに、中のグリスは大丈夫って断言するの??と。

 

初心者が出来るようになるべきメンテナンスですが、私が思うに
・空気を入れる
・タイヤ交換、チューブ交換ができる
・チェーンの洗浄とオイルアップが出来る
・ホイールを外すことができる
・スプロケを外すことができる
・ハブのグリスアップができる
・簡単な変速調整ができる(グチャグチャになると無理だけど)
・フレームなどを拭く

 

このあたりまでが初心者さんにクリアしてもらいたいところです。
逆に、初心者さんが絶対に手を出さないほうがいいのは、ホイールの振れ取りです。
これもユーチューブなどで簡単にできる!みたいな紹介動画が結構あるのですが、プロの自転車屋でもまともに出来ないショップがあるくらい、技術力が問われる作業です。
安易に触ると、だいたいはメチャクチャになります。

 

ホイールの【フレ取り調整】は自分でやる??自転車屋に頼む??
ホイールのメンテナンスの中に、フレ取り調整というのがあります。 ホイールは各スポークが引っ張り合っていることで真円形を保ちますが、どこかのスポークが緩んだりスポークが曲がったりなど様々な要素によって真円形ではなくなります。 (adsbygo...

実は最近、思うところがありまして

上で書いた、スポーツとしての脱初心者、メンテナンススキルとしての脱初心者、どちらも一定の合理性がある基準だと思います。
その上でなんですが、私の中での【脱・初心者】と考え方が、最近変わってきています。

 

ロードバイク買ってすぐって、メッチャ楽しいです。
スピードはビックリするほど出るし、カッコいいし。
この時期って、周りが見えてない人も結構いると思うんです。
ママチャリと違ってフラフラする乗りものだし、ビンディングペダルを使えば最初は立ちゴケや外せないかもという不安があったり。
ブレーキも急制動掛けてひっくり返ってみたりなど、言い方は悪いですが自己中心的な走りになりがちです。
ここでいう自己中心的というのは、悪い意味の自己中心的というのも含めていますが、どちらかというと【自分のことで精一杯】な時期だと思うんです。

 

その結果、サイクリングロードでかなり速度を上げて最高速度に挑戦してみたり、そういう人もいるかもしれません。
(私もそれに近い時期がありました)

 

で、最近私が思う【脱・初心者】というのは、周りが見えてきて、周りに配慮しながら走れるようになることではないでしょうか?

 

周りというのは、歩行者だったり、ママチャリだったり、他のロードバイクだったり、自動車やオートバイだったり。
車道という場所で言えば、車、オートバイ、原付、ロードバイクなど様々な乗り物が共存しているわけですが、結局のところお互いに譲り合って走ることで、秩序が生まれます。
【こんな動きをされたら、車のドライバーは嫌だろうな】とか、【あの車を先に右折させたほうが良さそうだから、減速して右折を促そう】とか。
歩道にいる歩行者まで見ていれば、歩道でもないところで急に飛び出してくる人の動きに察知できますし、ノールックで歩道から車道に降りてくるママチャリを回避することもできます。
http://roadbike-navi.xyz/archives/8116

 

こういう心掛けって、要は自分を守ろうとしているわけです。
自分が事故に巻き込まれないようにするために、他人に配慮する。
他人に配慮した結果、事故が起こりにくくなる。

 

最初の自分のことで精一杯状態を抜け出して、周りを見る余裕ができて、周りの配慮して走れるようになることが脱初心者なのではないでしょうか?

 

ちょっと前に読者様から頂いたメールですが、

〇△の人はよく追い抜きざまに罵声を浴びせたとか△Xというチームは
管理人様のサイトでこれも問題に挙げていた(知らない人間を勝手に)風除けにしてトレインした上で前に出た後、今度は嫌がらせのようにブレーキをかけるなどのエピソードを伺いました。

レースじゃないので、こういうプレイを公道でされると、マジで危険です。
レースでは危険を伴ってでも勝ちたい人がいるんでしょうけど、公道で勝ちも負けもないので、勝手に風よけにするためにべた付きするとか、急に前に出てブレーキングするとか、狂ってます。

 

サイクリングロードでも、小さい子供が歩いているすぐ横(それこそ2mとかの距離)を、減速もせずに時速40キロとかで走り抜ける人もいます。
背の低い子供からしたら脅威そのものですし、どう動くのか予想が付かない子供相手に、よくこんな走り方ができるなぁと驚くばかりです。

ちなみにですが、先日久々にサイクリングロードを走ったときに、それほど道幅が広くないところで、幼稚園児くらいの子供を連れたお母さんと歩いていたので、超減速して向こうが自転車に気が付くまで後方待機していたのですが、あろうことか後ろからチリンチリンとベルを鳴らされました。
鳴らしてきたのはロードバイクです。

 

もしかしたら、その親子に向けてのベルなのかもしれませんが、それならば違反です。
こういう場面でも、子供との距離が1.5mくらいしかないのに、減速せずにすり抜けるロードバイクもいますからね。
よくあれで怖くないのかな?と思うのですが(怖いというのは自分の話です。轢いてしまったら一生立ち直れなそうなので)。

 

周りを見るというのは、最終的には自分を守るためだと思ってます。
周りに配慮して譲り合って安全に走れるようになったら、脱初心者なのではないでしょうか?

 

ただ、これって難しくて、気を付けていても防げないこともあります。
なので実際に達成できたかどうかもそうなんですが、どちらかというと気持ちの問題で、譲り合いの精神で走っているかどうかって、走り方に出ると思うんですね。
それが最近思う、私なりの脱初心者かと。

 

私は普段平日休みなので、外を走っていてもロードバイク自体あまり見かけません。
GW中はほとんどの方がお休みだったと思うのですが、やはり平日と違ってロードバイクは多いですね。

 

いろんな考え方はあると思いますが、レースではなくて公道を走る上では、速いかどうかよりも、心がけのほうが大切な気がしています。
速くても、コイツはダメだと思うような走り方をしている方もいますし、信号無視とかは論外なわけで。




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