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スピードプレイのペダルのいいところ、悪いところ。人気のビンディングペダルの特徴とは。

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ロード用ビンディングペダルというと、シマノ(SPD-SL)、LOOK(KEO)、TIME(XPRESSO、XPRO)、スピードプレイが4大メーカーです。
その中でスピードプレイのペダルというのは、やや異質です。

調整しやすさと見た目でも人気がありますが、スピードプレイのペダルのメリット、デメリットを見ていきましょう。



スピードプレイの特徴

スピードプレイのユニークな点を挙げるとしたら、他社ペダルとは逆の発想であることがまず挙げられます。
シマノ、LOOK,TIMEともに、ペダルが凹、クリートが凸になっていますが、スピードプレイについては逆です。

 

クリート側が凹んでいて、

ここにペロペロキャンディと言われるペダルが嵌ります。

仕組みが他社とは逆というのがユニークな点です。

 

次にユニークな点ですが、シマノとLOOKは、クリートの種類を変えることで、遊びがあるかないかを決めることが出来ます。
タイムは伝統的に遊びがあるクリートしか出していませんでしたが、おととしくらいから急に固定モードのクリートが販売されています。
ただ、タイムの場合、独特の遊びがあることが大きな特徴なので、タイムで固定モードのクリートを使うというのは、どうなのかなと思うところはありますが。

 

スピードプレイですが、遊びについては、ネジで調整して0度~15度の範囲で決めることができます。

0:56あたりからです。
このシステムが可能なのは、恐らく他社と逆であるということも関係しているでしょう。

 

スピードプレイの大きな利点として、こういう細かい調整がしやすいということが挙げられます。
前後、左右の位置調整も、他社よりもしやすいというのが特徴です。

 

そしてもう1つユニークな点ですが、クリートカバーを付けたままで乗れます。

シマノでもLOOKでもTIMEでも、クリートカバーを付けていれば、その状態ではペダルにステップイン不可能です。
イチイチ付けたり外したりしないといけないのですが、スピードプレイはそれが不要です。
まあ、タイムについては公式的にはクリートカバーがありませんので、シマノのクリートカバーを加工する人が多いです。
http://roadbike-navi.xyz/archives/6179

 

サードパーティ製のタイム用クリートカバーというものもあるのですが、恐ろしく耐久性がないと読者様が言ってました。
http://roadbike-navi.xyz/archives/6260

 

スピードプレイの場合、クリートカバー付けてないとかなり削れるようです。
なのでほぼ必須のアイテムといえます。

 

あと、ペダル自体見ると踏み面小さいのでは?と思うかもしれませんが、最初に書いたようにペダルが凸、クリート(シューズ)が凹なので、実際にはかなりダイレクトな踏み味に感じるようです。

 

なのでスピードプレイのいいところをまとめると、
・調整しやすい
・クリートカバー付けたまま乗れる
・踏み面も広く、ダイレクト

スピードプレイのイマイチな点

イマイチな点を挙げるとすれば、高い!の一言に尽きると思います。
スピードプレイペダルの最安は、ZEROのクロモリシャフト、もしくはウルトラライトアクションのクロモリシャフトで、1万7800円(税別)でしょうか。

 

他社だと、5千円以下のペダルというのもありますが、スピードプレイにそんな安いペダルはありません。
クリート自体も高めなので、全般的にコストは高くつきます。

 

あと、もう1つ。
新品時は異常にステップインが硬いです。

1:36あたりからですが、メッチャ体重乗せて押し込んでます。
こなれてくるまでは、慣らしてあげないとかなり硬いというのがスピードプレイのデメリットでして、ビンディング初心者はここに不安が残るため、あまりオススメしていません。
慣らしが終わればスムーズにステップイン、ステップアウトできるようになるのですが、そもそもビンディングペダルを使ったことがない人には、最初のステップインの慣らしで不安があるかと。

 

ちゃんと嵌らずに滑ったりすると、サドルに股間を強打することもあります。

 

なのでスピードプレイのデメリットは、
・高い!
・最初だけステップインが異常に硬い

人気は高いペダルです

スピードプレイですが、値段が高いことを除けば、調整しやすいことなども含めていいペダルなことは間違いありません。
ただ、先ほども書いたように、新品時のステップインが異常に硬いので、ビンディングペダル初めての人にはちょっとオススメしづらいところです。

 

私は一貫してタイムのペダルを使っていますが、タイムって独特の左右へのフローティング機構があり、膝に優しいと言われます。
先日もこれについて記事を書きましたが、

TIMEのペダルは、合う人にはこれしかないし、合わない人には全く合わない。
ロードバイクでは多くの人がビンディングペダルを使うと思います。 ロード用のシマノSPD-SL,LOOKのケオシリーズ、TIMEのXPRESSOシリーズ、スピードプレイあたりが鉄板ですが、私は一貫してTIMEがいいよ!と言っています。 (ad...

 

ご意見を頂きました。

ずっとTIMEのペダルを使ってきましたが、ペダルが壊れてしまったので、耐久性重視でシマノにしてみようと思い105買いました。
遊びが大きいクリートにしてますが、確かに遊びはあります。
ですがTIMEとは何かが違う感じで、どうも合わないことが分かってきまして・・・

TIMEのペダルって、重量が軽いし、脱着も軽いし、フローティング機構もいい感じだと思ってますけど、耐久性だけはイマイチですよね・・・

確かに、他社でも遊びがあるクリートは販売されていますが、使うとわかりますがTIMEのフローティング機構とはちょっと違うんですね。
これが【TIMEが合うという人には、他社ペダルは合わない】という理由です。

 

タイムの耐久性ですが、確かに短命だと言う人は多いですね。
私なりの感想ですが、タイムの場合は高いペダルも安いペダルも、使用感としてはあまり変わらないので、安いものを買っていくのが正解なきがします。

 

タイムの場合、バネなどが壊れた場合、代理店でしか修理できません。
海外通販とか並行輸入品を買ってしまうと、シリアルナンバーから修理を断られてしまい、実質終了に陥ってしまうのですが、ウイグルでXPRESSO2が激安なので、この値段なら壊れて泣き寝入りでも惜しくないかもしれません。
クリート単体を買うだけでも3000円近くしますので、そう考えればペダル代は実質1000円以下ですし。


Time – Xpresso 2 ペダル

スピードプレイはそもそも安い価格帯のペダルがないので、これが導入しようと思っても手が出ない大きな要素かもしれません。




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