FUJIのド定番クロスバイク、PALETTEの魅力

今の時代、様々なクロスバイクがありますが、ド定番のクロスバイクとしてFUJIのPALETTEを外すわけにはいきません。
ジオスのミストラルとか、ジャイアントのR3などド定番のクロスバイクがありますが、あえてPALETTEを推す理由を書いていきます。



FUJIって??

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FUJIは元々は日本発祥のブランドで、その起源は1899年まで遡ります。
1950年代にはレース用自転車の開発と普及を手掛け、日米富士自転車という会社がFUJIの開発を行っていました。
シマノ デュラエースを最初に装着したメーカーとしても有名です。

現在は海外資本の会社となり、開発拠点もアメリカにありますが、プロチームにも供給してツールドフランスなどにも参戦している歴史と実績があるブランド、それがFUJIです。

日本人なら、フジ、という響きに心打たれるでしょう。

PALETTEがド定番クロスバイクの理由

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PALETTEのスペックを見ていくと、次のような特徴があります。
・定価は5万円台後半というリーズナブルさ
・アルミフレームにクロモリフォークという、5万円台クロスバイクでは一般的な構成
10.8kgという、クロスバイクとしては普通の重量(やや軽めな部類)
・フロントはターニーの3速、リアはアルタスの8速という5万円台のクロスバイクとしてはごく普通なスペック
28cタイヤという、細すぎず太すぎず使いやすいタイヤサイズ
・エンド幅130mmで、ロードバイクのホイールが使える
・フレームのジオメトリ(寸法図)を見る限り、安定性と振動吸収性が良さそうなフレーム
・カラーバリエーションが、他社には見られない構成

近年、やたらと軽量化したり、フレームのジオメトリをロードに近づけたと公称するクロスバイクが結構ありますが、個人的にはそういうクロスバイクはあまりオススメしません。
特に、やたらと軽量化したことを強調している某クロスバイクですが、確かに持つと軽いです。
計測しても軽いです。
ところが、走るとさほど軽くないです。



走りの軽さ=持った軽さではないということを初心者の人に説明するのは非常に難しいのですが、軽いということは例えばフレームを薄く作ったりする必要が出ます。
薄く作るとフレームの剛性が低くなります。
薄く、かつ高剛性に作るには、もっとお金をかけなければできません。

で、剛性が低いフレームって、ペダルを踏むたびにフレームの【しなり】が大きくて、しなった分だけパワーが吸収されて前に進みません。
ママチャリでも、空気が抜けたタイヤではタイヤが潰れて漕ぐと重く感じるでしょう。
あれと同じです。
そのため、持つと軽いのに走ると重いクロスバイクがあるのも事実です。

PALETTEの美点ですが、フレーム自体は肉厚な印象ですし、パイプも太いです。
これにより乗り手のパワーを逃がさずに前に進みます。

某社の【超軽量クロスバイク】ですが、何回見てもフレームが頼りないくらいに細いのです。
ああいうクロスバイクは、持つと軽いのに走ると重いという典型です。

PALETTEのクロスバイクは、結構振動吸収性がいいのです
これはフレームのジオメトリが効いているような感じがします。
また、フロントフォークがクロモリというのも関係しているでしょう。
やたらとロードに近づけたジオメトリというわけでもないので、アルミフレームながらも振動吸収性がいいといえます。

ここでロードに近づけたジオメトリについて説明します。
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具体的には図の【C】の部分です。
ここをリアセンターとか、チェーンステイ長と呼びます。

ここが短いと加速性が上がる一方、低速安定性や振動吸収性が悪くなります。
やたらとリアセンターを短めにしているクロスバイクもありますが、そういうのは極めて乗り心地は良くないです。
PALETTEは加速性と振動吸収性がうまく両立したフレーム設計をしていることがわかります。

ド定番と書いたけど、あまり見かけないクロスバイクです

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ジャイアントのエスケープR3とか、ジオスのミストラルとかはよく見かけるクロスバイクと言っていいと思いますが、FUJIはそれらに比べると見かけないです。
デザイン性と性能のバランスで見たら、FUJIのクロスバイクはかなり【アリ】だと思います。

PALETTEは税別定価58,000円ですが、すでに値引きされているようです。

あと、フジで忘れてはならないのが、サイクルベースあさひとのコラボ商品、スパローです。

こちらはレーシーなカラーリングが特徴的ですね。
こちらはアルミフレームにアルミフォームというスペックですが、3×8変速で11.6kgとうまくまとめてきた商品です。
リアエンド幅は同じく130mm。

5万円台のクロスバイクだったら、迷わずPALETTEをオススメします。

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