その昔、ロードレースでもヘルメットは義務ではありませんでした。

今の時代、ロードバイクに乗る人は、ほとんどの人がヘルメットを被っていると思います。
日本において、ヘルメットの着用は法的には義務ではありません。
任意です。
しかし、今の時代の常識としては、ロードバイクに乗るならヘルメットを被るべきと考える人が多数派でしょう。




プロレースを見てもヘルメットを被っていますが、その昔はプロレースでもヘルメットは義務ではありませんでした。

プロレースとヘルメット

プロレースであっても昔はヘルメットは義務ではなく、義務化されたのは2004年と結構遅いのです。
ロードバイクの歴史から見ても、ヘルメット義務化はまだ新しい出来事の1つかもしれません。

義務化の理由ですが、まずは1995年のツールドフランスにて、ファビオ・カサルテッリ選手が落車したときに頭部を打ち付けて、レース中にお亡くなりになるという事故がありました。

次のステージは、追悼ランという形になりました。
誰が言い出したわけでもなく、選手が雰囲気でそうなったらしいですが。

この事故、ヘルメットを着用していれば命は助かったのではないかと言われています。
UCIもヘルメット義務化へ動き出していたようですが、選手から暑苦しいなどの反発があったようです。

決定打になったのは、2003年のジロ・デ・イタリアでアンドレイ・キヴィレフ選手が落車してお亡くなりになった事故で、その翌年からはプロレース・アマチュアレースともにヘルメットが義務化されて今日に至ります。

今でも被りたくないという方もいます

時々来る質問ですが、

通学でロードバイクに乗るのですが、ヘルメットはダサいので被りたくないけど、親が被れと言います。
被らなくても問題ないですよね?
レースみたいにスピード出るわけじゃないし、要らないと思うので。

問題ない、というのが法的な面であれば、法律上は自転車に乗る人がヘルメットを被る義務はありません。
ただ甘いなと思うのは、スピード出てなくても、死ぬときは死にます。
あと、頭部を打ち付けた結果、後遺症が残った場合、親が一生面倒見ないといけない可能性もあるわけで、そういうところまで考えた上でダサいと思うのであれば、あとは自己責任ですよとしかいいようがありません。

最近思うことですが、時代時代によって、常識というのは変化していきます。
最近の【お前問題】もやや似ているのですが、

本当におかしな時代。

そもそも【お前】の語源は御前、つまりは目上の人に使う表現だったわけですが、それが時代を超えて、ニュアンスは間違いなく変わっています。

ロードバイクにおけるヘルメットも、ずいぶん昔はダサいとか、暑苦しいとか、不要なもの扱いされてきたようです。
それが今の時代どうでしょう?
休みの日に、例えばサイクリングロードでも行って観察してみると分かると思いますが、恐らくはロードバイクのヘルメット装着率は95%以上はあるのではないでしょうか?
むしろノーヘルのロードバイクを見つけるほうが困難かもしれません。

そういうサイクリングロード走っているサイクリストを見ても、遅いライダーから速いライダーまで様々でしょう。
サイクリングロードでかっ飛ばすのがどうなのかという問題は置いといて、遅いライダー、まったり走っているライダーでも、ヘルメット装着率は極めて高いと思われます。

その時代の常識というのは、多数派がどう考えているかによって左右されると思いますが、今の時代の常識は、

ロードバイクに乗るならば、ヘルメットは被るべき

これが常識でしょう。

ちょっと話は変わりますが、仮性〇茎の人が手術受けるの、日本くらいの話らしいですよ。
海外では仮性ってなんか問題あるの?という感じだったり、そもそも生まれたときに切除している場合もあるのですが。
割礼ですね。

今の時代、被るのが常識です。
ノーヘルムケムケは、ロードバイク界では異端児扱いかもしれません。

トレックの試みも面白い

トレックがちょっと前に、【〇日に重大発表がある】と告知してました。
新素材がどうこうと話が出ていたので、多くの人がフレームの新素材かと期待したかもしれませんが、なんとビックリ!
ヘルメットの新素材でした。

トレックが新技術WAVECELを用いたヘルメットを発表!落車転倒による脳震盪を最大48倍も抑制!

拍子抜けした人も多いかもしれませんが、今の時代、やはり頭部の安全をいかに守るかがロードバイク界の常識でしょう。
トレックの場合、ヘルメットであっても通販では買うことが出来ませんので、トレック販売店でしか買えませんが。

しかしながら、こういうヘルメットであっても安全性を重視するために日々開発を続けているということです。

ヘルメットを被るかどうかは人それぞれですが

日本では法的にロード乗りがヘルメットを被る義務はありませんし、世間の常識が着用だとしても、それに従うかどうかは人それぞれです。
しかし、【ダサい】という結論に行く前に、それよりも大切なことってたくさんあるので、万が一頭に重傷を負った場合どうなるのかも考えた上で、結論を出して欲しいと思ってます。

個人的には、ヘルメットはケチらずにいいものを買ったほうがいいと思ってます。
というのも、高いヘルメットほど軽いわけですが、重いヘルメットは首が疲れやすくなります。
ちょっとの差がロングライドでは大きかったりするので、試着した程度ではわかんないかもしれません。

トレックのヘルメットは、新素材で安全性を重視したため、重量で言うと重いです。
それも1つの考え方でしょうし、軽いヘルメットだから安全性に不安があるというほど単純な問題でもないので、個人的には軽いヘルメットをオススメします。




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コメント

  1. 高橋 より:

    高橋です
    ヘルメットがフツーの時代になってよかったです。チャイルドシートの子供もかぶってますしね。
    私が乗り始めた最初は、アマ車連の大会に出るためには、競輪用のヘルメットをかぶるしかなかったです。アライのヘルメットはとにかく重かった。レースの翌日は妙に首が痛くなったりして…ちょっと大げさ?
    でも、私は怖がりなので、RASとかLEGとかの軽量メットをかぶって練習してました。(中野浩一さんが初期のころスプリントでかぶってたみたいなやつ)
    大学入ってしばらくしたころに、OGKから軽量のハードシェルが出てきて画期的だった。でも確か400gくらいあったから、今から比べると倍くらいかしらん?
    そんな時代からすると、こんなにバリエーションが出てくるとは思ってもみなかった。
    20年ぶりに引っ張り出したら、内装がみんな風化してたので、LAZERの地味なのを探してかぶってます。いや~快適ですわ、て感じ。
     ヘルメットがダサい・・・てのは、個人の感覚なんでしょうけど、私世代からしたら今のヘルメットはイケてると思いますねぇ。中学の頃は、学区内で自転車乗るときにヘルメット(いわゆるドカヘルです)を義務付けられてた地域でしたので、それは「ダサかった」とは思いますが。
     欲を言えば、カジュアルに似合うヘルメットができるといいな、と。もっと言えば、ビジネススーツに似合うヘルメットとかも・・・。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      ダサいかどうかは人それぞれですが、ダサいかどうかという観点でヘルメットは考えないほうがいいと思うんですよね。
      ダサいから死ぬのか、生きるのかという話でもあるので。

  2. 高橋 より:

    自転車のヘルメットが、生き死にの話と思えていないのでしょうかね。かぶらない人は…。どこまでをリスクと考えるかも、時代背景や情報によっても変わってくるとは思いますが。
    ちょっと分野はズレますが、チャイルドシートや子供用のヘルメットの種類が増えてるのは、とても好ましく思います。欲しくても選べなかった時代もありましたし。あとは、使う/選ぶ人の意識でしょうね。