やはり、そこが原点ですか・・・

ここ何度か書いている、新しいロードバイク用のベルGENTZについてですが、

新しい自転車ベル【GENTZ】。危惧していることがありまして。

せっかくのアイディア商品なのに、宣伝方法が雑だなと思ってみてました。
特に気になるのは、違法な警音器の使い方を推奨するような宣伝方法でして。

ロードバイクが歩行者にベルを鳴らすのは、威嚇行為ではなく注意喚起ではないのか?【質問いただきました】




でも、いろいろ見ていくと、そういう考えに基づいて開発されたんだなとわかりました。
非常に残念ですが。

開発の経緯

開発者さんがブログで、GENTZの開発秘話みたいなのを書いています。

この10年間私がロードバイクに乗ってくる中で、皆様もご経験があるかと思いますが、サイクリングロードを横並びに走る自転車や人、街中でスマホをして下ばかり見て歩く人に結構辟易としておりました。

私は兎に角ペダルを踏み込むのが好きです。出来る限りストレスなく前進しを続けたい。それが本心であります。

しかし時代は変わり、あまり周りを見ない人が増えてきているのだと思います。テクノロジーの進歩が近距離の人への興味をそぎ取ってしまったかのようです。

なので、私が数メートルの距離に接近しても全然気が付いてもらえないことが頻繁にあります。

やはり内心はどいてくれないかと心の中で叫んでおります

一言声を掛けるテンションがあるときは、「すみません。通りまーす。」と声を掛けられるのですが、

なんだか恥ずかしい気もするし、それに拍車をかけて私は人見知りなので、時が過ぎるのを待つことが多いです。これは個人の問題かもしれませんが…

https://ameblo.jp/gentzforroadbike/entry-12382329206.html

言いたい意味はよくわかります。
サイクリングロードで並走しているママチャリとか、追い抜きたい側からすると邪魔に感じますし。
スマホ見ているがために、駅とかでもぶつかる寸前みたいな人もいますよね。

さらにこう書いています。

そこで私は下記のコンセプトを持つ革命的パーツを考案しました。

①ハンドル周りをごちゃごちゃさせない!

②洗練されたロードバイクのたたずまいを崩すことない!

③「チーン!」ではない音で注意喚起促せるパーツ!

https://ameblo.jp/gentzforroadbike/entry-12382329206.html

1と2はよくわかります。
この点で、GENTZは非常によく出来ていると思って見ています。
しかし、問題は3。

③「チーン!」ではない音で注意喚起促せるパーツ!

https://ameblo.jp/gentzforroadbike/entry-12382329206.html

道路交通法では、このような使い方は許されていません。

結局のところ、自分がストレスなくペダルを踏み続けたいという思いがあって、それを達成するには邪魔者を排除したく、このGENTZを開発したと思われても仕方ない表現です。

注意喚起で使うのはやめてください

歩行者に対してベルを鳴らす行為は、注意喚起ではなく威嚇行為です。
ドケ!と言っているのと何ら変わりません。

法的に、交通弱者を守りながらロードバイクを走らせる必要があることは明白ですが、後からいきなりベルでもブザーでも鳴らされたら、ビックリする人もいるでしょう。
だからそういう使い方は、道路交通法で許されてないんですね。

前にもコメント頂きましたが、そもそも歩道でママチャリに乗った人が、歩行者をどかすためにチリンチリンとベルを鳴らす行為自体が違法です。
これ自体、ずっと昔から違法ですが、なぜか黙認状態になってました。
そしてママチャリに乗る人の多くは、恐らくこのように歩行者に対してベルを鳴らすことが違反だと知らないのだと思います。

まあ、このGENTZの開発者さんも、違反だと知っているとは思えないようなことを書いていますが・・・

GENTZのHPなりを見ると、【紳士】というキーワードが出てきます。
紳士でしたら、まずは警音器の使用について、法的にどうなっているのかを宣伝すべきであると考えます。

実際のところ、自転車における警音器の使用については、先ほども書いたようにママチャリが歩行者をどかすために使っていたり、ルールとして明文化されていたとしてもほぼ有名無実化しています。
実際、ママチャリでベル連打して歩行者をどかしたとして、検挙されることなんてないでしょう。

前にロードバイクで走っていたときに、後ろから来た原付に乗るオバサンにクラクションを連打されて警察呼んだことがあります。

【自転車は歩道を走りなさい!それが法律です!】←なぜか激怒する原付を警察へ。

このとき、ありえないくらいクラクション連打されたので、俺??と思って一時停止したのですが、

自転車は歩道を走るもの!
車道走るのは違反!!

こんな感じで怒鳴られました。
あまりにも頭がおかしいので警察呼びましたが、その時お互いがクラクション鳴らした、鳴らされたと自供していても、警音器の使用制限違反は取れないと警察が言ってました。
理由は現認してないからと。
本当のところは、そんな微罪であればスルーしたいだけなんでしょうけど。

そんなことで、警音器の使用制限違反なんて、まず取られる可能性はほぼ無さそうです。
だからといって法律違反を推奨することは許されるものではないのであって、特に製品開発者であれば、もっとルールとかモラルとか考えた上で宣伝すべきなのではないでしょうか?

クラウドファンディングのページでも、

そんな自分にとって、昨今はスマートフォンユーザーの増加から、ながらスマホ者との接触の危険がストレスとなっておりました。

サイクリングロードをスマホを見ながら歩く人、走る人、更にスマホを見ながら自転車をする人。

そんな人々が急増したように思います。

衝突回避の為にもロードバイクの美しさを損なわい、

尚且つ取り付け可能な警音器が欲しいと思うようになりました

https://camp-fire.jp/projects/view/130090

このように書いていますが、ベルを鳴らして法に触れないとしたら、逆走ママチャリがスマホながら運転で突っ込んできたときくらいじゃないでしょうか?
サイクリングロードをスマホ見ながら歩く人、走る人に警音器を使うのは、違反です。

そもそも【ながらスマホ者との接触】がストレスって、自転車乗っていてながらスマホの人と接触事故しているなら、悪いのは100%自転車です。
ストレスになったのは歩行者側のほうであって、なんで回避するような乗り方をしないのかもわかりませんし。

これについては多くの方からメールなど頂いてますが、いい商品だと思うけど根本的なところで違法行為を勧めているように見えて残念という声を頂いてます。
まあ、クラウドファンディングで、目標が達成できればそれでいいという考えなのかもしれないですが、本当に残念。

警音器を使える場面はほとんどない

スポーツサイクル(クロスバイク、ロードバイク)に乗るようになって10年くらい経ちましたが、一度もベルを鳴らしたことはありません。
というより、法律の範囲内で鳴らしてもいい場面に出会うことがほとんどないというのもそうですが、例えばですが、いきなり車道に歩行者が飛び出てきたときなどに警音器を使うのは合法でしょう。

なんですが、そういう場面でベルを鳴らすよりも、まずは両手でしっかりフルブレーキしませんか?

歩行者をどかすため、歩行者に注意喚起という間違った名目で威嚇行為するのは、当然ですが警音器の使用制限違反です。

ロードバイクで走っていて、後ろから来た車が注意喚起という名目でクラクション鳴らします??
たまに鳴らしてくるアホなドライバーがいますが、違反だと多くのドライバーがわかっているので、鳴らしません。
おとなしく自転車との距離を図って、安全に追い越しするだけですよね。
ロードバイク側からしても、後ろから来た車にクラクション鳴らされたら、イラッとしません?

実際のところ、ロードバイクに乗っている上で、ベルを鳴らしてもいい場面というのはほとんどありません。
ベルを鳴らしてもいい場面がきても、そのときは危険が差し迫っているので、ベルよりもブレーキングに全力を注ぐでしょう。
片手ブレーキングになってでもベル鳴らしたいですか?という話。
大声で危ない!と叫びながら、フルブレーキですよね。

もちろん、鳴らす場面がほとんどないからといって未装着も違反です。

個人的には、もし実用性が高い警音器があるとしたら、手以外で操作するものじゃないかと思います。
例えばホイッスルとか?口で?
呼吸の邪魔ですよねww
でも緊急時の実用性で言うなら、ホイッスルのほうがまだマシです。
GENTZのような美しさなどありませんが。

例えばサイクリングロードで前方に歩行者がいて、そのまま横を通り過ぎるのはちょっと危ないかなと思ったとします。
こういうときに、法的に許されているのは、徐行して安全に通り過ぎるくらいです。
こういうときに警音器を鳴らすのは、法的に許されていません。

警音器の使用については、以前も記事で書きました。

ロードバイクが歩行者にベルを鳴らすのは、威嚇行為ではなく注意喚起ではないのか?【質問いただきました】

歩行者に対して、ロードバイクがベルを鳴らすことは【注意喚起】だというでしょう。
歩行者の立場になって考えればわかりますが、ドケと鳴らされて威嚇されたのと同じですよ。
しかも、スピードが速いロードバイクですから、ベルを鳴らされた⇒振り向いた、と思ったらもう通過しているかもしれません。
そんなんで安全性を確保できているのでしょうか?
こんなのを注意喚起と思うことがロードバイク乗りのエゴです。

法的にもそんな使い方は許されてません。
ママチャリで鳴らしてどかすことが普通の光景だから(←それが普通と思うのもおかしいのですが)、感覚がマヒしているとしか思えないのです。

再び、開発者さんのブログに戻りますが、

この10年間私がロードバイクに乗ってくる中で、皆様もご経験があるかと思いますが、サイクリングロードを横並びに走る自転車や人、街中でスマホをして下ばかり見て歩く人に結構辟易としておりました。

私は兎に角ペダルを踏み込むのが好きです。出来る限りストレスなく前進しを続けたい。それが本心であります。

しかし時代は変わり、あまり周りを見ない人が増えてきているのだと思います。テクノロジーの進歩が近距離の人への興味をそぎ取ってしまったかのようです。

なので、私が数メートルの距離に接近しても全然気が付いてもらえないことが頻繁にあります。

やはり内心はどいてくれないかと心の中で叫んでおります

一言声を掛けるテンションがあるときは、「すみません。通りまーす。」と声を掛けられるのですが、

なんだか恥ずかしい気もするし、それに拍車をかけて私は人見知りなので、時が過ぎるのを待つことが多いです。これは個人の問題かもしれませんが…

https://ameblo.jp/gentzforroadbike/entry-12382329206.html

人見知りだから、ベルでどかせてもいいと誤認されかねない内容です。
人見知りだろうと、やたらフレンドリーな性格だろうと、違反は違反。

で、繰り返しますが、商品自体はなかなかいいと思ってみています。
その理由は、他に使い道がほとんどないバーエンドプラグだからということです。
最近はサイコンなどでハンドル周りがゴチャゴチャしている人もいるわけで、そういう人が【もうハンドルに付ける場所ないし】とベルを付けないようであれば、そういう人にはメリットが大きいでしょう。
そもそもそんな理由で付けないのはおかしいのですが。
ちなみに画像は、バーエンドライト&ミラーです。
これは左側に装着しても無意味なので、こういうのを⇒バーエンドに付け、左バーエンドにはベルでもいいかもしれません。

ハンドル周りをスッキリさせることができ、警音器を装着できるという点ではメリットが大きいと思ってみてますが、いかんせん開発者さんの開発動機が違法なことを助長するようなことなのが残念です。

開発者さんがこんなサイトを見るとは思えませんが、違反行為を助長させるような宣伝はやめて、紳士的な宣伝方法をすることを望みます。
紳士を目指しているのに、宣伝方法が非紳士的というのはいかに?

・歩行者に対する注意喚起というのは、歩行者からするとただの威嚇行為です。
・歩行者に対する注意喚起という名目で、警音器を使用することは道路交通法違反です。
・前にいるロードバイクを追い越しするときに警音器を鳴らすのは、道路交通法違反です。




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