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ビンディングペダル

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ロードバイクに慣れてきたら、せっかくなのでビンディングペダルにしましょう。
ビンディングペダルは専用シューズの靴底にクリートという出っ張りがついて、それがペダルに嵌まることで、シューズとペダルが固定されます。
これにより踏み込む時だけでなく引き揚げるときにも力を使えるため、ペダリング効率が良くなり、スピードも上がります。



ビンディングペダルには大きく分けて2種類あり、SPD-SL系とSPD系があります。
両者には明確な違いがあり、
●SPD-SL系
・ロード用
・ロードバイクでのペダリング効率のみを追い求めた設計のため、歩きにくい

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画像はTIMEのカフェクリート。後述するSPDのクリートよりもはるかに大きい。

 

 

 

 

 

 

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横から見てもクリートが大きく出っ張るため、歩きにくい。
歩くときはペンギン歩きのような形になる。
クリートカバーをつけて、クリートが削れないようにすることも可能。

 

 

 

 

 

●SPD系
・本来はオフロード(マウンテンバイクなど)を前提にしているが、最近はツーリングモデルとしてロード用もある
・クリートが靴底に隠れる形のため、歩きやすい
・SPD-SLに比べると、パワー伝達に劣る
・構造上、シューズがSPD-SL系よりも重くなる

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SPDシューズとクリート。SPD-SL系のクリートよりもはるかに小さい。

 

 

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横から見ても、クリートが出っ張らないため歩きやすい。

 

 

 

SPD-SL系

レースシーンなどでロード選手が使うのは全てこのタイプです。
後述するSPDよりもクリートが大きく、足からのパワーをダイレクトにペダルに伝えます。
下記に挙げるSPD-SL,LOOK,TIME、SPEEDPLAYはロード用シューズ(3つ穴)だけが対応になります。
シューズに『SPD-SL対応』と書いてあればLOOKでもTIMEでもSPEEDPLAYでも使えます。
SPEEDPLAYのみ専用シューズもあります。

唯一の難点は、歩くことを全く考えていないため、歩きにくいことです。

シマノ SPD-SL

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シマノ製品なのでパーツの入手性が良いことと、安価で買えることがポイント高いです。
デュラエースグレード、アルテグラグレード、105グレードのほかに、R550,R540という安価なものも用意されている。
デュラ~105はカーボンボディ採用。

クリートは3種類あり、ペダルとシューズの遊びがないものから、ペダル上でシューズが多少動くものまであり。専用のクリートカバーがあり、歩行時にクリートが削れてしまうのを防ぐことができる。

※遊びがないとダイレクトにパワーを伝えるが、ペダリングが雑だと膝に来ます。なので最初は遊びが多いクリートがオススメ。

シマノ ビンディングペダル105 PD-5800
SHIMANO(シマノ)
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LOOK(ルック)

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ビンディングペダルの元祖といえばLOOK。フレームメーカーでもありとても人気が高いです。
遊びに合わせて3種類のクリートを用意。
専用のクリートカバーあり。

look(ルック) KEO 2 MAX BLK
look(ルック) KEO 2 MAX BLK

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look(ルック)
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TIME(タイム)

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独特のフローティング機構があり、膝に優しいペダル。
クリートは一種類だが、他社よりも歩きやすいカフェクリートを用意。
特筆すべきは軽量性。とにかく軽い。またステップイン、ステップアウト(ペダルとシューズの脱着)も他社よりも軽い気がします。
他社のペダルとは機構が違うため、TIMEとそれ以外、という表現も見られる。
専用のクリートカバーがないため、自作する必要あり。

※クリートカバーはTIME社以外から【TIME用クリートカバー】が販売されています。

TIMEのカフェクリートにクリートカバーをつける裏技
TIMEのペダルは独特のフローティング機構があり、わずかに左右に動くため膝に優しいペダルと言われています。 他社に比べても圧倒的に軽量なので、人気がありますね! (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []

SPEEDPLAY(スピードプレイ)

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独特の形状をしたペダルで、通称ペロペロキャンディーとも言われる。
他社のペダルとは発想が逆で、デッパリがペダル側にあり、シューズ側クリートの凹みに収まる形になる。
細かい調整が簡単にでき、愛用者も多い。
専用のクリートカバーあり。

 

SPD

SPDは元々はマウンテンバイク用(オフロード用)に開発されたペダルで、SPD-SLのクリートよりもはるかに小さいクリートを採用。
SPD対応シューズには靴底にくぼみがあり、そのくぼみにクリートが収まります。
そのため、クリートが出っ張らないのでSPD-SLよりも歩きやすい構造になっています。
クリートが小さいため、パワー伝達はSPD-SLよりも劣るのが難点。
また構造上、SPDーSLよりもシューズがかなり重くなります。

シマノSPDには3種類あり、
・PD-Mで始まる品番⇒オフロードでの使用を前提にしたモデル
・PD-Aで始まる品番⇒オンロードでのツーリングを前提にしたモデル
・クリッカーシリーズという、脱着が軽いモデル

があります。
ロードバイクでSPDを使うなら、PD-Aで始まる品番の『オンロード、ツーリングモデル』をオススメします。

SHIMANO(シマノ) PD-A600G SPDロードペダル (クリート付属:SM-SH51) EPDA600G
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初心者にオススメのペダル

SPD-SL系はパワー伝達に優れる一方、歩きにくい。
SPDは歩きやすいが、パワー伝達に劣る。
こういう特性があります。
なのでロードバイクに乗るだけならSPD-SL、歩くことも考慮するならSPDをオススメしています。

初心者向けSPD-SL

基本的には高いペダルほど軽量で、回転がスムーズなのですが、ペダルの場合大きな差にはならないように感じます。
コスパに優れるバランスがいい商品としては
・シマノ 105グレード

105カーボンペダルの詳細はこちら

シマノ ビンディングペダル105 PD-5800
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・シマノ PD-R540LA

シマノ SPD SLペダル PD-R540-LA(ライトアクション) ブラック EPDR540LA
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こちらはライトアクションと言って、キャッチとリリースがかなり軽いモデルです。
初心者には使いやすいです。

・LOOK KEOクラシック2

LOOK KEO2クラシックの詳細はこちら

look(ルック) KEO 2 MAX BLK

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・TIME XPRESSO2

TIME Xpresso2の詳細はこちら

このあたりでしょうか。
最初は見た目で選んでも構いません。

初心者向けSPD


コスパに優れるペダルとしては、PD-A530でしょうか。
これは片面がビンディングペダル、片面がフラットペダルとして使えるスグレモノ!
慣れるまでは片足ビンディング、片足フラットという使い方もできるので便利なペダルです。

PD-A530の詳細はこちら

SPDとSPD-SLの違いは、こちらでも解説しています。
http://roadbike-navi.xyz/archives/1204

どうしてもペダルを選びきれない人へ

私はSPDも使っていましたし、今はTIMEを使っています。
どうしてもどのビンディングペダルにしたらいいのか迷う人には、TIMEをオススメしています。

これの理由ですが、
・ステップイン、ステップアウトが他社よりも軽くできる
⇒ビンディング初心者の最大の懸念事項は立ちごけだと思いますが、ほとんどの人はうまく外せなくて立ちごけします。
ステップアウト(リリース)時の軽さはTIMEが軽いので、これだけでもメリットです。

また独特のフローティング機構で膝に優しいというのもポイント。
http://roadbike-navi.xyz/archives/1653

SPDは歩きやすいというメリットはありますが、走りという面ではあまりメリットはありません。
http://roadbike-navi.xyz/archives/1204

クロスバイクなどで使う場合は、逆にSPD-SLなどでは使い勝手が悪いかもしれません。
そうするとSPDとか、クランクブラザーズのキャンディとか、TIMEのLINKなども使いやすいかもしれませんね。

シマノの味気ないSPDペダルではイヤ!という方にオススメ。クランクブラザーズのキャンディ。
ロードバイクでビンディングペダルを使う場合、SPD-SLなどのロード系ペダルと、SPDのどちらかを選びます。 レース志向の人はSPD-SLなどのロード系ペダルを選ぶのは当然ですが、歩きやすさを重視する人はあえてSPDを選ぶ人もいます。 (a
TIMEから街乗りに最適な片面フラットのビンディングペダル、LINKが登場。
ビンディングペダルには様々なものがありますが、今回はロードバイク向きというよりもクロスバイク向きのビンディングペダルをご紹介します。 ロードバイク用のビンディングペダルというと、シマノ、TIME、LOOK、スピードプレイの4社が有名です。




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