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信号待ちでの停止時、サイクリストがやりがちな行動、NGな行動。そこに足を載せるのは・・・

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ロードバイクに乗っていて信号が赤であれば、当たり前ですが信号待ちのために左足を地面につけて停止しますよね。
ビンディングペダルならカチッと外して左足を地面につけるとか、まあ、中には柵やポールに掴まって、両足ともにビンディングを外さずに信号待ちしているロード乗りもいますが。

 

さて、左足を地面に置くとき、左側に歩道があれば、一段高くなっている歩道に足を置きますよね。
そのほうがラクだからです。

 

ちょっと残念な場面を見たのですが。



そこ、他人の家です

信号待ちで停止していたロードバイク乗りの方ですが、他人の家の塀に足を乗せてます。
そこ、公共物ではないんですが・・・

いい年した方のようでしたが、他人の家の塀はいくらなんでもマズイのでは・・・と思ったのですが、その塀の所有者でもないのに注意すると揉めそうな気がしたので、やめておきました。

 

こういう小さいことの積み重ねが、【ロードバイクってマナー悪いよね】と言われることに繋がっていくのではないでしょうか?

 

ちなみにこの方、途中で反対車線にせり出して走っていらしたので、もはや悪夢としかいいようがありません。

サイクリストってマナー悪いよね

サイクリストってマナー悪いよねとか、ロードバイクってマナー悪いよね、と言われてしまうことって実はよくあります。
ごく一部の方の行動が、全てのロードバイクを代表しているみたい見られてしまうのは非常に心外なのですが・・・

 

聖人君子のごとく生きろ、とは言いませんが、自分がされたくないことはしない、という人間の大原則さえ守っていれば、多くの問題は解決すると思ってます。

 

全くの別件ですが、先日の朝、駅までママチャリで向かっていたところ、車道と歩道を行ったりきたりしながら車の列を追い越し、しまいには信号無視して進んでいるサーベロに乗ったローディを見て、非常に残念に思いました。
その道路は、車道が狭く、バスの行き違いもやや難しい場所もあります。
歩道は歩行者がすれ違うのもギリギリなくらい狭い歩道ですが、ほぼ減速なしで歩道にロードバイクが突っ込んでくるものですから、歩行者がビックリして立ち止まってましたけどね・・・

 

お前が前に進むよりも、歩行者の安全が優先ですよと心から言いたいです。

 

結果論で言うならぶつかってもいないですが、それは結果論ですからね・・・

 

私個人的に、凄く不思議に思っていることがあるのですが、このユーチューバーの方、このように歩道を爆走する自転車について問題視しています。

 

これはこれで結構なことですが、一方ではサイクリングロードで爆走しているサイクリストなんだと思ってました。

表示されているメーター見ると、時速40キロとか出ているようですが・・・

 

サイクリングロードは、厳密に言うと歩道ともいえないのですが、ほとんどのサイクリングロードと呼ばれる場所は、自転車専用道ではありません。
道路構造令に定めた、自転車歩行車道に該当することが多く、荒川に関しては、下流域はそもそもサイクリングロードですらなく、緊急用河川敷道路と言って、災害時に物資の運搬などに使うための道路を、平常時は開放しているだけになります。
荒川下流域は事故多発地帯なので、自転車は徐行しましょうと呼びかけているんですけどね・・・

 

荒川下流河川敷利用ルール | 荒川下流河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局
荒川下流の河川敷では、高速走行する自転車やゴルフの練習、ラジコン飛行機、ゴミの投棄等、危険行為や迷惑行為が目立ち、重大事故がたびたび発生しています。このため、利用に際しての秩序を維持するとともに、重大事故を防止し、安全・快適に河川敷を利用し...

 

ちなみに数年前までは、荒川下流域は時速20キロ制限と言う決まりもあったのですが、誰も守らない上に、20キロまで出していいと誤解を生みかねないこともあって、徐行と改められました。

 

いわゆるサイクリングロードって、実は国土交通省では道路を設計する際の設計速度があります。
https://roadbike-navi.xyz/archives/8848/

3-2 設計速度
自転車等の設計速度は、次の表の設計速度の欄の左欄に掲げる値とし、地形の状況、その他の条件によりやむを得ない場合には、設計速度の欄の右欄の値まで縮小することができる。

種別 設計速度(キロメートル/時)
A種の自転車道 15 10
B種の自転車道 30 10

A種の自転車道 :B種の自転車道以外の自転車道等をいう。
B種の自転車道 :自転車道等のうち、屋外レクリエーションを主たる目的として設置されるものをいう。

http://www.mlit.go.jp/road/sign/kijyun/pdf/19741129jitennsyadou.pdf

これの意味ですが、いわゆるサイクリングロードというのは、B種になります。
B種の自転車道を作るときには、時速30キロで安全に走れるような設計にしましょう、という意味です。

 

時速30キロで自転車が通行するには、歩行者、対向車も考えてかなりのスペースが必要ですが、現実的にはそのようなスペースを確保できない場所もあります。
そういう場合は、設計速度が10キロになってもやむを得ない、というのが国土交通省の考え方です。

 

なので、

サイクリングロードって、30キロまでは出してもいいんだぜ!

というわけでは全くありません。
現実的には、歩行者もいる空間であることを考えれば、いわゆる歩道と変わらず徐行すべき場所です。

 

設計速度がマックスで30キロという時点でわかるように、サイクリングロードで想定している自転車って、シティサイクルなんですね。
ロードバイクのような競技用自転車は想定してない速度域なのは、見れば分かる話です。

 

私は時々、脱初心者の第一歩として、【サイクリングロードに行かなくなること】を挙げてます。
サイクリングロードはそもそも、ロードバイクの走行には適さないというのは設計上明らかなので。
私も全く通らないわけではないですが、ほぼ行きません。
どうしてもサイクリングロードを通行しないと行きづらい場所があり、そこに行くときくらいです。

 

このユーチューバーの方ってどうもダブルスタンダードというか、歩道では徐行しろと言いながら、サイクリングロードで爆走するのは違うんじゃね?と思うんですが。
イマイチこのあたりの感覚だけは理解不能です。




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