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Co2インフレーターにより空気の入れすぎでパンクするってこともあります?

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ロードバイクに乗っていてパンクして、Co2インフレーターを使ったら空気が入りすぎてパンクした、という話を聞くことが時々あります。
これですが、個人的にはそれは空気が入りすぎたからではないと思っていますが、いろんな条件が重なるとありえなくはありません。

そもそもCo2でどこまで空気圧が上がるのか?

一般的に言われていることですが、16gのCo2カートリッジを使って23cタイヤに入れた場合、8.0Barくらいになると言われています。
これについてはレザインのHPを見たところ、データがありました。

 

カートリッジ容量 対象タイヤ 空気圧
16g 700 x18-23C向け 700x 23c : 8.0bar / 118psi
20g 700 x25-28C向け 700x 28c : 7.2bar/105psi
25g MTB向け

よく言われる、16gカートリッジで23cが8Barになる、というのは、レザインの実験結果でも明らかになっています。
25gカートリッジで23cタイヤに全力投球すれば空気入れすぎ状態もありえなくはないでしょうけど、一般的に販売されているロード用カートリッジは、基本16gです。
8Barに耐え切れない23cタイヤなんてないので、Co2で空気入れすぎたからパンクした、なんてことは基本的にはあり得ません。

 

最近はやや低めの空気圧で乗る人も多いと思いますが、Co2で入れた後って、乗り味としてはちょっと硬めに感じます。
私はリア7.8Barくらいで最近は乗ってますが(23c)、それよりもわずかに硬いくらいの印象になると思えばいいです。

空気圧入れすぎでパンク?

Co2とか関係なく一般論として書きますと、空気入れすぎてパンクすることは正直あります。
私も実はママチャリで経験したことがあるのですが、ロード用の空気入れでママチャリのタイヤをカッチカチになるまで入れて走行してみたら、走行中にフロントタイヤから異音が。

 

シューっておかしな音がし始めて、異変に気づいてママチャリから降りて確認したら、なんとチューブがタイヤを押しのけて外に出ようとしているではありませんか!
ヤバイ!と思った瞬間、パーン!!という音がして、チューブは大きく裂けていました。

 

ママチャリの場合、タイヤもリムもそんなに高い空気圧に耐えられるようには設計されていません。
ロードバイクの場合はもっとしっかりしているので、高圧にも耐えられます。

 

例えばMAX10Barと書いてあるタイヤに、頑張って12Barとか入れたら、チューブがタイヤを押しのけて外に出ようとするかもしれません。
まあ、そんなに頑張って入れるなよ・・・という話ですが。

 

ここで大切なのは、Co2一本でそんな高圧にはできません。
レザインの実験結果でも出ているように、16gカートリッジなら8.0Bar(23cタイヤの場合)がせいぜいです。

 

ところが、何らかの理由でタイヤが劣化していて、ビート部が少し損傷していると、チューブの圧によってそこから外れようとすることはあります。
そういう場合は特に空気圧が高すぎるわけではなくても、チューブが破裂することもあります。

 

ただ、この手の【空気入れすぎてパンクした】という話のとき、残念ながら空気入れすぎとは無関係な現象でパンクしていることもあります。
一番多いのは、タイヤを嵌めるときにチューブを噛んでいる状態ですね。
この状態で空気を入れると、パーン!!という凄い音がします。
銃声のような音です。

この手の噛み込みの場合、空気入れている途中で破裂するとも限りません。
空気入れてロードバイクをそのまま放置していたら、数分後にいきなり破裂音がする場合もあります。
また走行中にいきなり破裂音のケースもあります。

 

前にも読者様から頂いた画像ですが、走行中に破裂音とともにパンクしたケースです。

このように、チューブが裂けます。
https://roadbike-navi.xyz/archives/6173/

 

私もクロスバイクを買ってすぐの頃、これをやらかしたことがあります。
とりあえず家でチューブ交換の練習をして、うまくいったと思って走りに行ったところ、登り坂でいきなり後輪がパーン!といって破裂。
そのときもこんな感じでチューブが裂けていました。

 

これはあまり根拠がない想像なのですが、手動ポンプで空気入れるときって、一気に空気が入ることはないですよね。
もし微細な噛み込みがあっても、空気入れている段階でそれが取れる可能性もあるのではないかと思ってまして、Co2のように一瞬で8Barまで上がるような空気の入り方では、雑なタイヤの嵌め方だとダメなのではないかと。
根拠はありませんが・・・

Co2で空気が入りすぎることはない

Co2の場合、16gカートリッジだと23cタイヤでは8Barまでしか上がりません。
16gカートリッジで25cタイヤだと、もっと低いでしょう。

 

8Barで耐え切れないロードバイク用のタイヤなんてないので、基本的には空気が入りすぎて破裂するということはあり得ないのです。

 

ただし、空気圧ゼロからスタートした場合です。
こういうブログを見つけましたが、
http://hige-momi.info/2019/06/21/846/

 

走り始めたら空気入れ忘れたことに気がついて(=走れるレベルでそこそこ空気が入っている状態)、そこからCo2で継ぎ足ししたら破裂したとあります。
それなら、空気入れすぎになるケースはありえます。
ただし、これは本来の使い方ではないので、間違った使い方する人が悪いですねw
もしかしたら一度全て空気抜いてから入れた可能性もありますが、もしそうなら空気を抜いた際にタイヤでチューブが噛んでいる状態になってしまった可能性はゼロではありません。

 

本来、Co2を適切に使えば、空気が入りすぎて破裂なんてあり得ません。
それを、例えば既に4Barくらい入っているところに継ぎ足しで使ったとか、タイヤでチューブを噛んでいる状態で使えば、そりゃ破裂します。
前者は空気の入りすぎ、後者は技術的なミスです。

 

こちらのサイトでは、

1本のボンベで23cタイヤ2本分くらい入れられる

月刊サイクルガジェット2019年3月号 : サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ Powered by ライブドアブログ
2019年もすでに3月。マジで光陰矢の如し。おかげさまで娘は志望校に合格しまして、春から晴れて大学生になります。都内の大学なので自宅から通うことになります。父としてはいろいろホッと一安心……といったところです。では、月刊サイクルガジェット2...

などと書いてありますが、絶対に無理です。
ロード用は一般的に16gカートリッジで、どこのショップに行っても置いてあるのは16gですが、23cタイヤ換算でちょうど一本分です。
恐らくこの人、そもそもCo2使ったことないからわかんないんでしょうけど・・・

 

コメント

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