フルクラムのレーシング55って、レーシング5とは何が違うのか?

何件か質問を頂いたのですが、ウイグルにはレーシング55というフルクラムのホイールが激安で販売されています。
レーシング5ならわかりますが、レーシング55とは何が違うのか、検証してみたいと思います。




フルクラム レーシング55

ブツはこちらになります。

Fulcrum – Racing (レーシング) 55 ホイールセット

今現在の価格ですが、
定価 37,835円 ⇒ 15,728円(58%オフ)

このようになっているので、クソ安い部類になっています。

フルクラムのホイールですが、レーシング3以上とレーシング5以下では大きな違いがあります。
レーシング3以上では、フルクラムが誇るリアスポークパターンが2:1組になっていて、かつハブのベアリング方式がカップ&コーンになっています。
レーシング5以下だと、シールドベアリングですね。

で、それを踏まえた上で、レーシング55のスペック(ウイグル表記)とレーシング5のスペックを比べてみます。

レーシング55レーシング5
重量1780g1650g
リムハイトF24.5mm,R27.5mmF24.5mm,R27.5mm
リム幅(内)17c17c
リム幅(外)23mm23mm
スポーク数F18,R20F18,R20
スポークタイプストレートプルストレートプル
定価37,835(ウイグル価格)42,000(日本代理店価格)

ウイグル表記だと、重量は1.78kgとだいぶアバウトな表記になっています。

日本で販売されているレーシング5はこんな感じです。

ウイグルで販売されているレーシング55のハブはこちら。

リアハブのフランジの肉抜き加工がやや違うのかなという程度です。
もちろん、この肉抜きの違いで、100g以上も重量差が出るわけもありません。

レーシング55はレーシング5とほぼ同等品か

レーシング55ですが、レーシング5の完成車用バージョンだと思われます。
そのため細かいところ、カラーリングだったりには違いはありますが、スポーク数、リムハイトなど基本性能は同じだと思われます。

ネット上で調べると、レーシング55の重量を実測している方がいました。
完成車についてきたレーシング55のようですが、1723gとなっています。

海外サイトを見ても、レーシング55はレーシング5のOEMバージョンと書かれていたりします。
ウイグルの重量表記が重過ぎる点は、恐らくですが付属品込み(クイックなど?)とかなのではないでしょうか?
もしくは、単なる間違いか。

この値段であれば、クロスバイクで使うとか、トレーニング用にするとか、普段使い用としてはいいかもしれません。
15000円台ですから。

ロードバイクのグレードアップ目的で言うと、正直なところレーシング5はオススメしません。
当サイトでは、鉄下駄ホイールからの買い替えなら、最低でもゾンダとよく書いています。
これには理由があり、ゾンダより下のランクだと、総重量が軽くなっても走りの違いが分かりづらいものもあるからです。

カンパニョーロとフルクラムは同じ会社なことは、皆さんご存知だと思います。
そのため、両社ではほぼ同じグレードのホイールがあります。
カンパニョーロのシャマルに対し、フルクラムはレーシングゼロ。
両方ともアルミリムにアルミスポークを使っていますよね。

カンパニョーロのシロッコに対し、フルクラムのレーシングクアトロ。
両方ともアルミ35mmハイトです。

そしてカンパニョーロのゾンダに相当するのが、フルクラムだとレーシング3になります。

なのでグレードアップ目的で言うならば、レーシング3以上がオススメです。
レーシング5は1650g、レーシング3は1560gなので、たった90gの差しかないからレーシング5のほうがコスパがいい、と考える人がいるらしいですが、スポークパターンの違いによりレーシング3のほうが【かかり】がいいですし、メンテナンス性もいろいろ弄れるカップ&コーンとシールドベアリングでは違います。

まあ、この値段は魅力的なのですが、ゾンダもレーシング3も今は結構安めです。

Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット

重量1596g(ペア)
リムハイトF25mm、R30mm
対応タイヤクリンチャー
23cタイヤ×(25C以上)
スポーク数16/21
対応スピードシマノ8-11s


Fulcrum Racing 3 Wheelset

重量1560g(ペア)
リムハイトF25mm、R30mm
対応タイヤクリンチャー
23cタイヤx(25c以上)
スポーク数16/21
対応スピードシマノ8-11s

グレードアップ目的なら、間違いなくレーシング3やゾンダ以上をオススメします。
レーシング55は普段使いだっかり、トレーニング用だったり、クロスバイク用としてはいい選択肢かもしれません。