メリダのアルミオールラウンダーというと、スクルトゥーラになるわけですが、アルミのスクルトゥーラには105完成車が実は二つあります。
1つはSCULTURA700。
もう1つはSCULTURA400。
微妙にスペックが違う105完成車なわけで。
2020 MERIDA SCULTURA700
既に何度もお伝えしていることですが、
完成車にはバーレーンメリダカラーが無いんですね。
スクルトゥーラ700のカラーですが、以下の二つです。
GLOSSY_BLACK。
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ちょっとわかりづらいですが、近づくとこんな感じ。
ちょっとラメっぽい??
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遠めだと単色なのかな?と思いがちですが、ちょっと凝った感じのカラーリングです。
例年、チームレプリカカラーが欲しい人は、スクルトゥーラ700以上じゃないと無かったのですが、2020年のメリダは完成車にチームレプリカカラーがありません。
スペックはこちらです。
| フレーム | アルミ |
| フォーク | フルカーボン |
| STI | 105 |
| クランク | 105 52-36T |
| BB | PF86 |
| FD,RD | 105 |
| スプロケ | 105 11-30T |
| ブレーキ | 105 |
| ホイール | Fulcrum Racing 600 |
| タイヤ | Maxxis Dolomites 25 foId |
| 定価(税別) | 179,900 |
2019モデルと比べて、スペック的に大きな辺かはありません。
強いて言うなら、ホイールがフルクラムのレーシング7からレーシング600に変更になった程度。
レーシング600というのはレーシング6のOEMバージョン、つまりは完成車用の非売品です。
スペック的にはレーシング6と同じ。
| 重量 | 1760g |
| リムハイト | F24.5mm,R27.5mm |
| リム幅(内) | 17c |
| リム幅(外) | 23mm |
| スポーク数 | F18,R20 |
レーシング5に近い構成で、スポーク数やリムハイトはレーシング5と同じ。
恐らくリムなどがレーシング5よりも重いからこういうスペックなんでしょう。
2020 MERIDA SCULTURA400
こちらもアルミフレーム&105のスクルトゥーラ400です。
SILVER_BLUE。
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スクル700に比べると、単色に近いようなカラーリングになっています。
スペックはこちら。
| フレーム | アルミ |
| フォーク | カーボン |
| STI | 105 |
| クランク | シマノ RS 510 50-34 |
| BB | ねじ切りJIS |
| FD,RD | 105 |
| スプロケ | 105 11-30T |
| ブレーキ | 105 |
| ホイール | メリダオリジナル |
| タイヤ | Maxxis Dolomites 25 foId |
| 定価(税別) | 149,900 |
何年か前まではスクルトゥーラ400はブレーキのグレードを下げていたのですが、去年あたりから105にしてますね。
ホイールはメリダのオリジナルホイール。
だいたい、2200gくらいあるとか言われます。
SCULTURA400と700の違い
同じアルミフレーム&105なのですが、何が違うかというと以下の点です。
・BB形式が違う
・クランクが違う
・ホイールが違う
だいたいはこの3点です。
| 400 | 700 | |
| BB | ねじ切りJIS | PF86 |
| クランク | 105 | RS510(シマノノーグレード品) |
| ホイール | フルクラム レーシング600 | メリダオリジナル |
BBの形式が違うわけですが、理論上はPF86のほうが剛性が高いわけですが、
クランクの違いはそこそこあります。
105クランクのほうが、フロント変速は良くなりますよね。
ただ、クランクについてはアルテまで行くとかなりフロント変速が良くなりますが、105とRS510だと差はありますが凄い差ではないかも。

ちなみにですが、BBの形式が違うので、厳密に言えば400と700ではフレーム自体も違います。
ただこれについてメリダに聞いたことがあるのですが、
https://roadbike-navi.xyz/archives/1657
700のほうが軽量フレーム、というわけでもなく、どちらもフレームの基本設計は同じだそうです。
ホイールも違いますね。
ただ、レーシング600も一般的には鉄下駄といっていいレベルなので、どちらにしても変えたくなるホイールなことには違いはありません。
フルクラムの場合、レーシング3以上じゃないと大きな差は出ないのですが、個人的にはスクルトゥーラ400を買って、浮いた差額でゾンダ買うことがオススメです。

Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット
| 重量 | 1596g(ペア) |
| リムハイト | F25mm、R30mm |
| 対応タイヤ | クリンチャー |
| 23cタイヤ | ×(25C以上) |
| スポーク数 | 16/21 |
| 対応スピード | シマノ8-11s |
スクル400と700では定価ベースで3万の差がありますが、差額でゾンダ買った方が絶対に速い。
ただ、カラーリングの好みがあると思うので、結局はスペックよりもカラー重視で選ぶ形でしょうね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。


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