なんだかわかりませんが・・・コーダーブルームのRAILシリーズとリアセンター長の関係について。

私も詳しいことは知りませんが、ネット上で、よくわからない批判をしている人がいまして、見てみました。
前に書いた記事で、コーダーブルームの軽量クロスバイク、RAIL700SL-LTDを取り上げたのですが、

【2019モデル】コーダブルームのRAIL 700SL-LTD。個人的に思うこと。

コーダーブルームのクロスバイクって、リアセンター長(チェーンステイ長)がやたらと長いのが特徴です。
リアセンター長は450mmもあります。




ロードバイクの場合、リアセンター長は410mm以下が多く、ロードバイクに近いとされるジャイアントのエスケープRXシリーズでも425mm、クロスバイクだと430mmあたりが多いのかなという印象です。

リアセンター長って結構面白くて、
・長くなる → 低速安定性が増す、直進安定性が増す、振動吸収性が増す、変速性能がよくなる

・短くなる → 加速時のダイレクト感が増す、旋回性がよくなる

こんなイメージです。
ロードバイクの場合、基本は加速性や旋回性を重視しているのでリアセンターは短めの傾向です。
長くなると変速性能が上がる理由は、チェーンのラインが斜めになり過ぎないからですね。

で、軽量クロスバイクのRAIL700SL-LTDは、軽量であることを重視しているので、加速性を上げたいのかなと思いながらも、リアセンターは相変わらずの450mm。
個人的にはもっと詰めたほうがフラットバーロード的な走りに近づくと思っています。
実際、コーダーブルームのクロスバイクって、やたらと直進性が強い感じの乗り味です。

で、やたらとディスってくる人がいるのですが、

読者様
読者様
RAILのリアセンターが長いのは、センタースタンド台座があるから。
ジオメトリがどうだとかいう時点で批判は的外れ。

こういう主張みたいなんですね。

センタースタンドがあるからリアセンターが長い?


確かに、センタースタンド台座をフレームに作ろうとすれば、リアセンターを長く取らないと無理ですね。
それは当然わかります。

で、センタースタンド台座って昔から付いてたっけ??と疑問に思ったので調べてみたのですが、

管理人
管理人
こちらのサイトでは、2015モデルからRAIL全車種にセンタースタンド台座が付いたとあります。

https://www.cycle-eirin.com/blog/44981.html

RAILシリーズって、2015モデル以前からあったわけで、見てみるとその頃からリアセンター長は450mmあります。
なので、

管理人
管理人
センタースタンド台座があるからリアセンター長が長いって、それは後付けの理由じゃね?
台座が付く前のモデルから、リアセンター長は長いようですが・・・

どうもこういう批判をしてくる方の意味がよくわかりません。

RAIL700シリーズのリアセンター長が長い理由



個人的に思うことですが、RAILシリーズのリアセンター長が長い理由は、単に街乗りなどを想定して、低速安定性や直進安定性に振った作りだから、ということだと思うんですね。
正直なところ、リアセンター長の違いって結構走りにはハッキリ出て、フラットバーロードなんてロードバイクのフレームそのままで410mm以下だったり、せいぜい415mm程度です。
ペダルを踏み込んだ際のダイレクトな加速って、450mmという長いリアセンター長のフレームとはまた違った感覚です。

RAILの設計思想が、加速性よりも安定性に振っていて、初心者でもフラフラ、ヒラヒラしない乗り味にしているだけなんだろうと思ってます。

管理人
管理人
調べた範囲ではセンタースタンド台座が付いたのは2015モデルからのようですが、2014モデル以前でもリアセンター長は450mmのようなのですが・・・

短ければいいというほど単純な話でもありません。
加速はよくなっても、その性能が街乗り派に必要なのか?という問題が出るわけです。
本来はよくないことですが、街乗り派の方は歩道も走るんでしょうから、低速でふらつきづらいというのも一つの性能ですし。

なので、加速を重視したのか、安定性を重視したのかという違いだけで、どっちが優れているという話でもないでしょう。
ディスってくるには理由があるのかと思いきや、なんか本当にそんな理由なのか怪しい情報だけでディスられるのも、ちょっとね・・・

もう一つ。
RAIL700SL-LTDは、メーカーサイトを見ると、【BB:FSA SL-K MODULAR BB386EVO】と書いてあります。
これにもよくわからないディスりがあって、

読者様
読者様
BB386じゃなくて、JISだから!

このように主張されているようなのですが、メーカーサイトを見るとBB386と書いてあるわけで、どうしてこのようにディスられるのか、よくわかりません。
アダプターかなんか使っているということなんですかね?

もう一つ言いますと、コーダーブルームのクロスバイクって、やたらとパイプが細身です。
最初見たとき、クロモリなのか?と思ったほど、細身のアルミのパイプを使ってます。

個人的にはそういう点と乗った印象から、コーダーブルームのクロスバイクは、乗り手を選ぶと思ってます。
スポーティーにキビキビ走ることを目的とするなら、フレームの剛性もやや低めに感じますし、リアセンター長が長すぎるので、さほどお勧めしていません。
この対極にいるのが、ジャイアントのエスケープRXシリーズでしょう。
リアセンターもクロスバイクとしては短め、フレーム剛性も高めですし。

しかしながら、フレームの剛性が高すぎると、クロスバイクだと振動がガツガツ来てしんどいという人もいるわけで。
だから私には合わないと思ってますが、合う人はあうでしょうし、このあたりは好みの問題に近いのかもしれません。

RAIL 700-SL LTDですが、とにかく軽量性にこだわったクロスバイクです。
フレームのジオメトリから見るに、直進安定性、低速安定性重視でホイールベースを広げている、つまり初心者でもフラフラしづらいという意図なんだろうとわかります。
その一方、軽量化していくということは、フラフラヒラヒラしやすい方向性です。
自転車は二輪車でふらつきやすいですが、バイクよりも人間のほうがはるかに重いので、重心が高い乗り物です。
下のバイクが軽くなれば、相対的に重心は上がる方向に行くので、ふらつきやすくなります。
なので個人的にはRAIL700SL-LTDってどこを目指しているクロスバイクなのか、イマイチ方向性がわかりづらい一台だなと思ってます。

ちょうどコーダーブルームの2020年モデルで、ディスクブレーキ車が新しく出ますが、

【2020モデル】速報!コーダーブルームが第3世代ディスク車、STRAUSSを発表!

このストラウスというモデルにはフラットバー完成車もあります。
こういうのだと、ロードのような機敏な動きをフラットバーでやりたいという意図が見えます。

RAIL700SL-LTDは、軽量なクロスバイクということで評価も高いようなのですが、その方向性がなんかブレているように感じているので、なんだろうな?と思っていたわけです。
ジオメトリについて考察していたのに、全く関係ないセンタースタンドの台座があるから、と謎の批判されるのは、筋が通らないと思います。
時系列から見てもおかしいですし、そもそもジオメトリ論を語っているのに、全く関係ない話で批判することがおかしいでしょう。

こちらで調べた範囲では、センタースタンド台座が着く前からRAIL700のリアセンター長は450mmありますし、センタースタンド台座があるからリアセンターが長いということは理由ではないと思います。

そもそもなのですが

この記事、別にRAILシリーズをバカにする意図で書いているわけではありません。
合う人には合うでしょうし、合わない人には合わない。
これはどの自転車でも同じ。

しかし、いくらなんでもリアセンター長が長すぎるなぁと思うジオメトリ論に対し、

読者様
読者様
センタースタンド台座があるからリアセンターが長いわけで、ジオメトリを批判するのは的外れ。

これでは議論にすらなりません。
歴史的経緯から見ても、最初からセンタースタンド台座が付いていたわけではなさそうですし、単に安定性重視のジオメトリのクロスバイクを作った結果ではないでしょうか?
ジオメトリ論をしているのに、全く違う話を持ちかけてこられても噛み合いませんし。

イマイチ何を主張したいのか、理解しがたい部分もありましたが、同じことを二度もコメントされてきたので、回答とします。




コメント

  1. はにわ より:

    RAILシリーズが想定しているのは街乗り用途で合っています。
    試乗イベントの時に聞いた話でも、スタッフさんがそんな感じのことを言っていましたし…
    同クラス最軽量というのは、売るための武器なんじゃないかなと思います。
    何か武器がないと、結局ジャイアントのエスケープでいいじゃん…と勝負になりませんので。
    普通のRAIL700持っていますが、軽くてフロントギア3段あるので登りが楽で、安定性あるので下りも安心できるので、初心者がヒルクライムに挑戦する時とかにいいんじゃないかなと思いました。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      安定性重視というコンセプトと、軽さで売りたいというユーザーへの訴求性の結果だとは思います。