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12-25Tのススメ。スプロケットはクロスレシオがオススメ。

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ロードバイクに乗るようになってもう5年以上経ちましたが、私のバイクのスプロケはすべて12-25Tを使っています。
私の好きなコースはヒルクライムを含むコースで、最初のうちは12-25Tでは登ることができませんでした。
それでも、あえて12-25Tを勧めています。



その理由を解説していきます。

最近の完成車のスプロケ事情

私がロードバイクを買った頃は、ほとんどのバイクでリア25Tくらいが最大ギアのスプロケが付いていたのが主流でした。
10万以下のバイクだとリア27Tとかもあったような気がしますが、それ以上だとリア25Tが最大ギアが主流でした。

ところが最近の完成車を見ると、11-30Tとかワイドギアが多いですし、最初からリア32Tを装備した完成車まで見かけます。
意外なことに、30万程度の完成車でも32Tが付いてくることもあります。

私がロードバイクを買ったとき、当時の最先端のコンポは7900デュラエース、つまりはリア10速でした。
時代は変わり11速が主流になったので、10速で25Tだったのがもう一枚増えて27Tとかも普通になってきました。
11速化したのが大きな理由だと思いますが、それにしても32Tとかはいまだに馴染めません。
最近ではプロ選手でもヒルクライムコースでは32Tを使っていますが、どうしてもマウンテンバイク用ギアという感覚があります。

クロスレシオとワイドレシオ

クロスレシオというのは、隣のギアとの歯数差が少ないスプロケットを意味します。
10速の12-25T(105)だと、歯数構成は

12-13-14-15-16-17-19-21-23-25T

となります。
一番歯数差があるところでも2Tの差、こういうのをクロスレシオと言います。

一方のワイドレシオですが、隣のギアとの歯数差が大きいスプロケットのことです。
例えば4700ティアグラのスプロケ、CS-HG500-10の11-34Tですが、

11-13-15-17-19-21-23-26-30-34

このような構成です。
一番詰まっているところでも2T差、最も空いているところでは4Tも歯数差があります。
こういうスプロケをワイドレシオと言います。

それでも12-25Tなどのクロスレシオを勧める理由

私が12-25Tで乗り始めて、最初にヒルクライムコースに行ったとき、最初の数百メートルで足が限界を迎えました。
一番軽いギアまで落としてもこのザマです。

そういうとき、もっと軽いギアを求めてワイドレシオのスプロケを導入するのも一つでしょう。
私はそれを良しとせず、頭を使っていかに楽に登るかを考えました

例えばですが、軽いギアを求めてワイドレシオのスプロケにすれば、とりあえずスピードは落ちます。
軽いギアですから。
スピードが落ちるということは、その分時間が掛かるわけです。
時間が掛かるということは、呼吸がつらい時間が増えるだけです

でも、ベテランローディはすごい速さで登っていきますよね?
たいして苦しそうにも見えません。
なので、何かしらのコツがあるのではないかと考えました。

私が参考にしたのは、こちらです。

これを見て、
・シッティングは呼吸が楽な体勢を心掛ける
・無駄に踏み込んだり、頑張りすぎない
・休むダンシングの習得
・適切なギアの選択
・重心に気を付ける

この5つを念頭に置きました。
軽すぎるギアで回していても、全然進みませんから時間がかかり疲れるだけです。
なので楽な体勢でシッティングで登り、勾配の変わり目できつくなる時には休むダンシングで体重のみで進みながらも呼吸を整え、またシッティングというのを繰り返しながら登ることを意識しました。
その結果、最初の数百メートルで足を付いていたヒルクライムコースで、全く足をつかずに登り切れました。

楽なスプロケを選べば、人間は考えなくなります。
頭を使って登れば、意外と簡単に登れてしまうことに気が付いてからは、ワイドレシオのスプロケには全く興味がなくなりましたね。



同じ筋力や体力を使っても、やり方次第で結果は変わる

何も考えずにパワーで登ろうとしていたときは、あっという間に体力の限界を迎えてました。
今は、頭を使って登ることで、途中で足をつきたいという感覚になることもありません。

特に、休むダンシングが効果的で、勾配13%程度の坂でも、10分以上ダンシングのままでいることができます。
これも筋力でダンシングしようとすると1分も持ちませんが、ペダルに体重を乗せるだけです。
ひたすら重心移動を繰り返すだけのイメージでダンシングすれば、全く疲れません。

今は11速全盛期なので、12-25Tから一枚増やして11-25Tとか、もしくは12-28Tあたりでしょうか。
クロスレシオにするメリットはほかにもあり、変速が明らかに良くなります。
歯数差が小さいほうが、変速完了が速いんですね。
なので11-25Tがオススメですね。

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