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新型カーボンチューブレス、CADEXはフックレスリム!そのため対応するタイヤは限られている。

2020モデル

ちょっと前にも紹介しましたが、カーボンチューブレスホイール(&カーボンスポーク)のジャイアント CADEXホイール。
https://roadbike-navi.xyz/archives/9826

 

カーボンチューブレス自体は珍しくはないものですが、カーボンスポークを使っていると言う点であまりない構造です。
このホイール、フックレスリムなんだそうです。

フックレスリム

フックレスリムとフレックスタイムって、なんとなく似てますね()。
それはどうでもいいとして、一般的にクリンチャーやチューブレスのリムは、タイヤがパチンと嵌るためのフックがあります。

フックがあることで、タイヤが脱落しないわけですが。
フックレスリムというと既にENVEが製品化しています。

管理人
管理人
フレックスタイムは、様々な企業が導入しています()。

 

で、構造的にはフックレスリムのほうが強いそうです。
理由としては、通常のリムフックは、チューブラーリムのような形状から、削って作るため、カーボン繊維を断ち切ってしまうため、どうしてもそれによる強度低下を考えて、最初からそこそこの重量になるように設計。
フックレスリムの場合、削って作るのではなく最初からこの形で作るため、軽く、頑丈なリムに仕上がるようです。

ただ、問題点としては、タイヤとの相性。
フックがない構造なので、相性が悪いタイヤだと、空気圧を上げると脱輪しかねないわけで、今のところジャイアントが認定しているタイヤは、同じくCADEXブランドのタイヤと、ジャイアントのGAVIAシリーズのみとなっているようです。
タイヤシーラントは必須。

 

自動車や二輪車だと、フックレスリムが当たり前ということなので、まあ、実際のところタイヤが脱輪するということは考えにくいのでしょうけど、ジャイアントも他社製のタイヤについて【大丈夫】とは言えない大人の事情もあるのではないでしょうか?

 

管理人
管理人
フレックスタイムは、様々な企業が導入しています()。
いろんな人
いろんな人
しつこいし、つまんないし。

マヴィックのUSTにしても、公式的にはマヴィックタイヤ以外は適合しないとなっていますし。
実際のところ、マヴィックのUSTに他社製のタイヤでも使えるようですが、マヴィックが謳う【素手で簡単に嵌る】とかについては、マヴィックタイヤだからこそでしょうし。

2020年ホイールの目玉!

CADEXブランドのホイールですが、まず驚くのはその軽量性。
簡単にまとめました。

CADEX42CADEX65CADEX42 DISCCADEX65 DISC
重量1265g1425g1327g1501g
リムハイト42mm65mm42mm65mm
ブレーキタイプリムブレーキリムブレーキディスクブレーキディスクブレーキ
リム内幅19.4mm22.4mm19.4mm22.4mm
リム外幅23mm26mm23mm26mm
スポーク素材カーボンエアロカーボンエアロカーボンエアロカーボンエアロ
スポーク数16/2116/2121/2421/24
定価(税別)32万34万32万34万

リム自体もかなり軽そうですし、スポークもカーボンエアロで軽量。
ライトウェイトなどカーボンスポークを使うブランドはほかにもありますが、ライトウェイトはリムとスポークが接着構造なので、スポーク折れたら修理不可能。
CADEXは普通にニップル式なので、メンテナンス製も良さそうですね。

 

42mmハイト&ワイドリムで1265gという軽量性は、なかなか良さそうな感じですよね。
お値段もジャイアントらしく、このスペックにしては安めなのではないでしょうか?

 

また、あえてブランドをCADEXとしたことで、フレームがジャイアント以外の人も使いやすそう。
これでホイールにデカデカとGIANTと書かれていたら、さすがにジャイアントユーザー以外は使いづらいですし。

 

最近、トレック傘下のボントレガーも、トレックユーザー以外にも少しずつ認知度が上がっている気がします。
ROVALはスペシャライズド傘下ですが、元々は独立したメーカーでしたので、スペシャ以外でも使っている人が多い気がしますが。

 

保証もしっかりついているようですし、なかなかいいのかもしれませんね。
まあ、日本ではジャイアントは通販禁止ですので、ジャイアント取扱店に行かないと買えませんが・・・




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