GIOSというブランドの特異性。GIOSが二つあるって知ってますか?

皆さんは、GIOSというと何を思い浮かべるでしょうか?
ジオスブルーという特徴的な青のフレームが一つのアイデンティティですよね。

先日の記事でいろいろとメールいただいたりもしているのですが、

絶対にヘルメット被らない!というこだわり。

この記事とジオスに何の関係が?と思う人もいるかもしれませんが、まあ関係はありますw
ジオスというブランドは、今は二つあるんですよね。




イタリアの名門ジオス


ジオスは1948年創立のイタリアンブランドです。
創業者は元オリンピック選手で、プロチームにもフレームを供給しているブランドです。

で、これがジオスの発祥なワケですが、今はいろいろあって二つに分かれています。
GIOSとGIOS TORINOですね。

というのも、元々GIOS(分裂前)のイタリア本社では、高級なフレームばかり作っていました。
それと同時に、日本のジョブインターナショナルでは、イタリア設計ではなく日本独自設計のジオスブランドの自転車を作っていました。

そのため、イタリアでのジオスのラインアップと、日本でのジオスのラインアップは全く別物のようになっていたわけです。

2010年頃に、イタリア本国でも、日本のジョブインターナショナルが設計したジオスを取り扱うようになり、イタリアでのジオスのラインアップも日本と同じようになっていったのですが、これに反発した一部の社員がGIOS TORINOを設立。
それによりGIOS TORINOではメイドインイタリーの従来のフレームを作り続け、GIOSのほうは事実上日本のジョブインターナショナルに丸投げしてフレーム設計を任せるような体制になりました。

現在のGIOSの本国HPによると、こう書いてあります。

GIOS today

Nowadays, the GIOS company takes part in every international bike show and its worldwide sales team and customer service is today managed by two branches: GIOS ASIA/PACIFIC based in Hong Kong and GIOS INTERNATIONAL, headed by Luca Tolmino GIOS, Alfredo’s son.

Since 2016, GIOS is the official technical supplier of the legendary Colombian team “MANZANA POSTOBON”. GIOS brand and Colombian cycling have been collaborating for many years, by supplying bikes to winners as “CHEPE” Gonzalez, Santiago Botero, Herman Buenahora, Carlos Alberto Contreras…

Today GIOS is part of this project, with the intention of performing again as a true leader in the worldwide professional cycling area.

https://gios.it/asia/the-brand/

販売や顧客セールスについては、香港に拠点があるわけです。

この流れから、GIOS TORINOがジオスの本流だと見る向きが強いのかなと。

GIOS TORINOのほうでは、伝統的なスチールフレームが多いようですが、

カーボンフレームもあります。

GIOSで扱っているほうは、日本でのラインアップと同じです。
カーボンフレームのエアロライトとか

トルナードとか、


このあたりはGIOS TORINOではなくGIOSの商品です。

日本で流通しているジオスは、基本的にジオストリノではなくジオスのバイクです。
元々日本でジオスの代理店だったジョブインターナショナルの影響ですね。

そういうわけでジオスというブランドは、厳密に言えば二つあります。

管理人
管理人
山〇組と神戸山〇組のように分裂したわけですが、抗争しているわけではなさそうです。

私個人としては

私個人としては、誰が作ったかよりも製品の出来がどうなのかが問題だと思っているので、本家ではないからとか、あまりそういうのは気にしません。
ですが気にする人もいるようですね。

日本で流通しているジオスというと、カーボンフレームでも買いやすい価格帯に収まっているものが結構あり、個人的には好きなほうのメーカーです。
まあ、どちらかというと、ジオスに乗るならカーボンフレームよりもスチールフレームのほうに乗ってみたいですが。

数年前ですが、某ショップにジオスのオールドフレームがいくつかありまして(ジオス分裂したての頃だったかな?)、すげーかっこいい!!と思って買うかどうか真剣に悩んだことがあります。
スチールフレームで、オールドフレームの復刻版だとなっていて、詳しい事情は知りませんが【日本では当店だけ】みたいな感じで、どうやって入手したのかは不明ながら、ジオスブルーのスチールフレームが超カッコいい!!と思ったものです。
ですがオールドフレームの復刻版ということで、エンド幅が126mmだったり、既成のパーツが使えないので組み上げるにはいくらかかるんだ??という疑問もあり、それでいてそういうフレームに最近のパーツ組んでもカッコいいとも思えず、結局断念しました。

まあ、神奈川県でジオスに乗るには大変勇気が要るという特殊事情もあったのですが・・・

ジオスってどういうわけか、プロショップでも置いてないところが結構多いような印象があります。
エアロライトでもフレームセットで税別で約17万だったりしますし、実は買いやすい値段で買えるお買い得ブランドとも言えます。

スチールフレームのほうなら、ジオストリノの伝統的なフレームがカッコいいと思いますが、なにせ日本には入ってきてないと思うので、入手するのは困難かもしれません。




コメント

  1. zama より:

    こんにちは。
    神奈川県でGIOSに乗るのは勇気がいる
    ってどういう意味なんですか?

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      すみません、さすがにここでは書けません・・・