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愛が無さ過ぎると思った話。だから自転車乗りは車の敵にされる。

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ずいぶん前の話になります。

 

ある国道、片側一車線の道をロードバイクで走っていました。
その道路は慢性的に渋滞していることが多いのですが、場所によっては路肩が広めなので、渋滞でもオートバイやロードバイクが左からすり抜けていきます。

 

で、私の15mくらい前でしょうか。
ロードバイクに乗る、推定60代と思わしき方がいまして。



いきなり激怒

その日はひどい渋滞というほどでもなく、ロード的にはやや抑え目に走れば普通に流れに乗れるくらいの混雑具合でした。
時速25キロくらいでしょうか。

 

赤信号で停車した際に、前にいたロードバイクの方が、いきなり車のガラスをドンドンと叩き始めました。

 

※読者と表記されますが、そのロード乗りのことです。

読者様
読者様
あなた、なんでこんなに左に寄せて走るんだ!!
危ないじゃないか!!

もっと右に寄って走りなさい!!

 

信号待ちで停車中の車のドライバーに向かって、いきなり激怒しだしたわけです。

 

で、後方15mくらいの距離で走って見ていて思ったのですが、その車は、別に左に寄せて走っているようには見えません。
むしろ、車線内のほぼ中央を普通に走っているだけ。
もう少しだけ右に寄せて走ることは不可能ではないでしょうけど、この道路は大型車もバンバン走るわけで、もう少し右に寄せて走ったら、対向車が大型車だったらむしろ危険です。

 

ドライバーに何ら過失は無いですし、見ていてもロードバイクを邪魔しようと幅寄せしているわけでもない。
ただその場所は、路肩が狭い箇所で、車が車線内を普通に走っていれば、ロードバイクが左からすり抜けするのはちょっと無理だなと思うような場所です。

 

信号待ちで停車して、いきなりドライバーに激怒しだすもんだから、私も【うわー】と思ってみてました。

 

で、信号が青に変わったわけですが、ロード乗りが車に絡んでいる、つまり至近距離にいるもんだから、車も発進できないわけですね。
危険ですから。

 

その結果何が起こるかというと、誰でもわかるように渋滞を引き起こしてます。

 

見かねて、思わず言ってしまいました。

 

管理人
管理人
すみません!

あなたのせいで、後ろは大渋滞ですよ。
空気読んで。

 

正直なところ、後ろから見ていて、車は一切悪いようには見えません。
むしろすり抜けしたいけど出来なかっただけの怨念を、無意味にドライバーにぶつけているようにしか思えなかったのですが、そこについて注意しても、恐らく水掛け論にしかならないと咄嗟に思ったわけです。

 

そのロード乗りが

 

読者様
読者様
いや、これだけ左に寄せて走っているのは危険だ!

 

というのに対し、

 

管理人
管理人
後ろから見ていて、別に車が左に寄せているようには見えませんよ。

 

こういってもどうせ堂々巡りにしかならないだろうというレベルで激怒してましたから。
なので揉めている原因には一切触れずに、

 

管理人
管理人
すみません!

あなたのせいで、後ろは大渋滞ですよ。
空気読んで。

 

今現在、渋滞の原因はオマエだよ、とそれだけ伝えてあげたところ、急に恥ずかしくなったのか、ロードバイクから降りて歩道に上がっていきました。
その結果車も発進することができましたし、車も流れていくようになったわけです。

 

チラッと後ろを見たら、私以外にも2台くらいロードバイクがいた気がします。

 

<追記>
すみません、意味がわかりづらかったようなので補足します。
位置関係としてはこういう状態で時速25キロ程度で車もロードバイクも走行していました。

決して先行している車が途中で追越しして前に出たわけではなくて、ずっとこの状態でして、要は60代と思わしきロード乗りが激怒した理由は、「もうちょっと右によって走ってくれれば、俺はすり抜けできるだろ!】という意味です。

 

何を言いたいのかというと

この話を取り上げた理由ですが、私から見て、要はこのロードバイクはすり抜けしたいんだから車が気を遣え、という意味で怒っていたのかなと思ったのです。
車の動きを見ていても、急に左に寄せたりなどは一切していません。
ロード乗りの言っていることを聞いている限り、急に寄せたとかそういう話ではなくて、もっと右を走れと言っているようでしたし。

 

道路って、既に幅は決まっています。
行政などが道路工事しない限り、道路が拡張することはあり得ません。

 

状況から見ても、時速25キロ程度ではありますが、一応流れている状態ではあったわけで、それ以上の速度で走りたいからすり抜けしたいというのは、ロードバイク側のエゴでしょう。
この道路の幅、道路の混雑具合からして、ロード乗りの怒りはあまりにも愛が無さ過ぎると思ったのです。

 

確かに、時速25キロ程度ということは、ロードバイク的にも抑え目な速度でしょう。
そして、車のほうもだいぶ抑え目な速度です。
でもしょうがなくないですか?
そこそこ混雑しているからこういう速度で流れているわけで。

 

道路はいったい誰のものなのでしょうか?
使う人みんなのものですよね。

 

速く走りたいならほかの道に行けよ、というのが正直な感想ですし、車だってこういう抑え目の速度よりも、もうちょっと速く走ったほうが快適なのは間違いないでしょう。
でも、そこそこ混雑しているからしょうがないんです。

 

みんなそこそこの混雑具合なところ、我慢しているわけで、一人だけ激怒とか愛が無さ過ぎると思うんですね。

 

よく、交通弱者優先と言います。
車道の中では、車、オートバイ、自転車がいたら、自転車は最も弱い存在なので交通弱者と言えます。

 

ただ、この交通弱者という考え方は、あくまでも事故防止の観点です。
万が一事故った場合には、自転車が一番怪我が大きくなるから、自転車に配慮しましょうねというのが交通弱者の考え方で、これが顕著に出るのは、実際に事故った場合の過失割合ですね。

 

決して、自転車がすり抜けて走りやすくするために、車のドライバーが配慮せよ、ということではないんです。

 

同じ道路を使っているわけで、お互いに気を遣って走るのが愛がある走り方

 

管理人
管理人
私が愛を語るのは気持ち悪いですが・・・

ある自転車乗りがこんなこと書いてました。
フランスだと車道では自転車が最優先で、交通弱者保護が根付いている。
だから車が弱者に対して配慮すべき。

 

要約するとこういう主張のようです。

 

ただ私が思うこととして、確かに交通弱者が配慮されるべきだとは思うんです。
しかし、自転車乗り側が、

 

いろんな人
いろんな人
車が配慮すべき!
車道の中で、自転車が最優先だ!

 

このように言っているうちは、車のドライバーには理解されないと思うんですね。
車のドライバー側がこのように言ってくれるなら別ですが、ロード乗り側が一方的に、

 

いろんな人
いろんな人
おいおい、車が配慮しろよ。
だって俺たち、交通弱者だもん!

 

こう言っているうちは、絶対に理解されないと思うんですね。
なんて偉そうな態度なんだ、としか思われないでしょう。
弱者という立場だから何でも許されるわけでもないですし、こんな態度では理解されないでしょう。

 

日本の歴史上、道路交通法上は、ずっと【自転車は車道】です。
しかし、高度成長期など車が増えた時期に、【例外として歩道走行もOK】と認めてしまったわけですが、それがおかしな方向で根付いてしまって、【自転車は歩道を走るのが原則】みたいな考えが広まってしまいました。
それがまた【自転車は車道ね】と言い出しても、ある種文化的にママチャリは歩道が当たり前みたいに認知され、むしろ車道を走る自転車は邪魔だという雰囲気が出来上がってしまっています。

 

そういう歴史も考えて、

ロードバイクは車道を走るけど、車やオートバイも含めて、みんな仲良く使うために、ロード乗りも気を遣ってます!

という感じじゃないと、受け入れられるとは思わないのですが。
外国は外国の事情で成り立ってますし、日本は日本なりに特殊な経緯で成り立っています。
そこまで理解したうえで【車道は自転車が最優先だから配慮しろ】というのか、疑問です。

 

ロードバイクで走っているときに、前方にいるロードバイクの動きを見ていると、

 

管理人
管理人
あっ、このロードバイクはいろいろ配慮しているな。
見習わないと。

 

と思う人も結構います。
単に車に優先していると言うよりも、事故防止、怪我したくないからそうしているだけかもしれません。

 

でもそういう車に配慮した動きって、車のドライバーにも伝わっているもんですよ。
逆に言えば、配慮も無くガシガシ突っ込んでくるロードバイクの気持ちも、車のドライバーに伝わっていますし、それが【ロードバイクって邪魔だよね】という考えに結びつくだけだと思うのですが。

 

車の動きを見ていると、明らかにロードバイク側に配慮してくれているな、と思うことってありません?
そんな時に、

いろんな人
いろんな人
配慮されて当然の立場だし!

 

という態度と、

いろんな人
いろんな人
配慮してくれてありがとうございます!

 

どっちが気持ちよく感じるかは明白です。

 

車に対して、敵対視しているうちは、仲良くなれる可能性はありません。
お互いにリスペクトしないと。

そんなわけで

私の考えとしてですが、自転車乗り側が

 

いろんな人
いろんな人
俺たち交通弱者なんだから、車が遠慮して当然でしょ。

 

こんなこと言っているうちは、永久に理解されないでしょう。
これでさらに、

 

いろんな人
いろんな人
俺たちロードバイクを好きになってね!

 

と言っても、誰も好きになんてなりません。

 

好かれたいというわけではないですが、一方的に【配慮せよ!】みたいな態度ではなくて、お互いに道路を使っているんだから気を遣って、お互いに走りやすいようにしましょうね!じゃないと、永久に理解されません。

 

そう思ってます。

 

理解してもらいたいなら、こっちから歩み寄らないと。
俺たち弱者なんだぜ!みたいな態度で、どうして他人に理解されるのでしょうか?
愛が無さ過ぎます。

 

管理人
管理人
愛があれば解決します。
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