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DIZOのロードバイクは、日本に新たな風を吹き込めるのか?第4の台湾ブランドへ?

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ロードバイク界では、台湾ブランドについて

 

いろんな人
いろんな人
台湾ブランドはコスパがいい

 

というのがある種の定説になっています。
台湾ブランドでメジャーなところで言うと、世界第一位と第二位のジャイアントとメリダですね。
日本では、そこにGUSTOが入ってきてGUSTOもコスパがいいという形容詞が使われることが多いですね。

 

そんな中、DIZO(ディゾ)という台湾ブランドが、ジワリジワリと日本へ進出してきています。




DIZOというブランド

DIZOですが、元々はカーボンシャフトの製造では世界第二位のシェアを誇るAIMという企業が興しているようです。
ロードバイクの製造としては1987年からで、大手有名ブランドのOEMを手掛けてきた実績があるそうです。

 

こういう成り立ちって、台湾ブランドでは多いですよね。
ジャイアントもメリダもGUSTOも、OEMが出発点です。
(ジャイアントの出発点はうなぎの養殖だ!とかそういう出発点までは遡りませんw)

 

要は大手ブランドのカーボンフレームの製造を手掛けてきた実績とノウハウから、自社ブランドとして立ち上げたのがDIZOになるわけです。

 

カーボンシャフトの製造が親会社の本質のようですので、カーボン繊維を入手しやすい環境なのでしょう。
フラッグシップモデルのM8/MOSについては東レのT1100を使っているようです。

DIZO M8

こちらがフラッグシップモデルのM8。

 

ちょっと珍しいなと思ったのが、各サイズごとに重量が表記されています。

サイズ フレーム重量 フォーク重量
S(HT534mm) 810±30g 360±15g
M(HT549mm) 830±30g 360±15g
L(HT566mm) 860±30g 360±15g
XL(HT586mm) 920±30g 360±15g

ジオメトリを見ると、サイズ感としては小さいサイズが無いという印象でしょうか。
https://www.dizobike.com/jp/product_page/1

 

どういう間違いなのかわかりませんが、ジオメトリ表の【I】にあたるところが【私】となっているのはご愛嬌ですかねw

管理人
管理人
と思ったら、単にブラウザの翻訳機能が発動しただけのようでした。

I=私、ですねw

 

日本での販売価格がよくわからないのですが、台湾ブランド特有のお買い得感はありそうな予感。

 

ちょっと気になったのが、ホイール。
聞いたことが無いブランドのホイールがセットされているようで、【HAWKVI FEVO 20 DARK PRO / ULTRAPEX】となっています。

 

これについて調べてみたのですが、

FEVO20 PRO STANDARD - 產品介紹 - Hawkvi EN
Hawkvi 起源於他的故鄉鷹村。那裡是一個常有老鷹盤旋在藍天的美麗城鎮。在那騎士們仰望天空常常可以看到這幅舒服且美麗的畫面。 Hawkvi是源自於對單車與大自然的熱愛。這份對於單車的熱誠更勝於做出更好的產品。正因為如次,我們更能夠致力於開...

 

スポークが【エアロブレードカーボンスポーク】と書いてあるんですね。
FEVO 20 DARK PROとULTRAPEXは別のホイールのようで、恐らくこれは前者がアルテ完成車のホイール、後者がデュラ完成車のホイールという意味なのかなと推測しますが(間違ってたらすまん)、どちらもスポークはカーボンになっています。
FEVO 20 DARK PROについては、アルミリムにカーボンスポークで1530g。
ULTRAPEXのほうはカーボンリムにカーボンスポーク。

 

カーボンスポークのホイールってあまりないですからね。
なかなか攻めたパーツ構成なのかなという印象です。

 

今年のサイクルモード大阪で日本初上陸したわけですが、

なかなか良さそうですね。
セラミックベアリングのBBが付属しているようです。

 

開発者の動画もありました。

日本での値段がよくわかりませんが・・・

DIZOのHPを見ても値段表記が無いようで、日本でいくらで販売するのか、よくわかりません。
パーツスペックについても、もしかしたら日本用と台湾用では違うかもしれません。

 

と思ったら、一部の値段表記がありました。
https://twitter.com/DIZOjapan/status/1164848598200115200

 

パーツスペックについてはもしかしたらホイールなど違う可能性もあるので、欲しい人は直接問い合わせしたほうがいいかもしれませんね。

 

ほかにもあまり知られていない台湾ブランドは多いのですが、例えばCKT。

ヨーロッパではそこそこ有名だそうで、プロチームにも供給しているのですが、日本にはほとんど入ってきていません。
日本で台湾ブランドというと、ジャイアント、メリダが二大巨頭で、GUSTOが多少知名度を上げてきている段階という印象。
メリダも、数年前までは日本でもマイナー扱いでしたよね。
代理店がミヤタになってから、日本でもかなり浸透してきた感じですが、ヨーロッパではメリダは超有名でしたし。

 

今のところ、DIZOについては、取扱店も少ないようですが、今後に期待でしょうか。
正直なところ、日本で知名度を上げるには、代理店次第という印象です。
メリダもブリジストンが代理店だったころには全く知名度が上がりませんでしたが、MIYATAになってから一気にブレークしました。
ちょうど新城幸也がメリダに乗っていたことでも有名になりましたが。

 

DIZOはどのように日本で展開していくのか、これからというところですね。




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