サドル高を正しく合わせるには、ペダル自体とシューズも当然関係します。

先日のサドル高の計測についての話ですが、

サドル高って難しいところだと思うのですが、どうも計測方法についてはおかしいと思ってまして。

いろんな方からメールいただきまして、

いろんな人
いろんな人
実際にサドル高を試すには、ビンディングペダル&シューズじゃないと意味が無い。

これ、当たり前すぎて書くの忘れてました・・・
すみません。

実走でのサドル高合わせ

前回の記事中で、股下計測による計算だろうと、最終的には実際に走ってみて微調整が必要です。
もちろん、微調整なしでドンピシャに来るケースもあるでしょうけど。

前回当たり前すぎてすっかり書くの忘れてましたが、ビンディングぺダルとシューズのソールなどの厚みも実際には考慮しないといけません。
すっかり書くのを忘れていた理由ですが、私は一台目のロードバイクを買うときも、その前から乗っていたクロスバイクでビンディングペダルを使っていたこともあって、そのまんまペダル持込でサドル高合わせしています。
よく行くショップでは股下を計測して・・・という工程はなく、ペダルを最も遠いところにおいて、という方式で合わせています。

で、この位置でサドル高合わせして、固定ローラーでしばらくペダリングして確認、という感じでサドル高合わせはある程度ショップ内で完結します。
その後外を走ってみて、長距離走った場合の違和感などの確認をし、調整が必要なら調整して、不要ならそのまま乗るという感じですね。

股下を計測して、係数を掛け算ないし引き算する方法ですが、クランク長が加味されていないということもどうかと思うのですが、股下計測時には素足で計ることを基本としています。
何で素足なのかイマイチ理由はわかりませんが・・・

で、ペダルとシューズ次第でもサドル高は変わる可能性はあります。
シューズやペダルを他社に変えてもせいぜい数mm程度の差にしかならないのかもしれませんが、それでも違和感を感じる人もいるかもしれません。
それこそクリートの取り付け位置でもサドル高は変わる可能性がありますしね。

サドル高合わせで気をつけて欲しいこと

サドル高合わせで、個人的には係数を使って掛け算ないし引き算という方法は、どうも信用度が低いと思っているのでしません。
計算して出てきた数字が目安に過ぎないなら、面倒な計算だったり股下の計測をするよりも、跨ってペダルとの足付きで合わせたほうが早いですし。

係数の掛け算だったり、引き算だったりなんでもいいのですが、時々勘違いする初心者さんがいます。
勘違いというのは、そういう数字で出てきたものが絶対的なものだと誤認して、せっかくベストになっているサドル高を変えてしまうという人です。

ショップ購入であれば、それなりにいろいろ見てサドル高合わせしていると思います。
こういう動画で出てきた数字をそのまんま鵜呑みにして、

いろんな人
いろんな人
計算してみたら、サドル高が全然低いことに気が付いた!
すぐに上げなきゃ!

ていうかショップで合わせたんだけど、ショップがインチキだったのかな?

などととんでもない誤解をする方すらいます。

数字は所詮数字でして、特に科学性がある数字が出るわけでもありません。
計算上で出てきた数字は統計学的な平均値に近いあたりが出るだけで、あなた自身がその平均値でピッタリ合うのかはまた別問題ということです。

数字ばかり追いかけると、それが全てになってしまうのですが、木を見て森を見ずじゃないですが、数字があなたに合うかは別問題ということです。

よくあるショップで行う、有料のフィッティングサービスについてもそうなのですが、あれで全てが完結するわけでもありません。
いろいろ計測して統計学上の理想値に近づけるわけですが、理想値があなたに合うかは別問題です。
そういうサービスで得られた数字も、所詮は目安に過ぎないわけです。

また、計測機器でも若干怪しいデータを吐き出すシステムもあるようで、知人から聞いた話ですが、某有名なシステムで有料のフィッテングサービスを受けたところ、【フレームサイズが2サイズ小さい】と言われたそうです。
身長170センチ弱の人ですが、身長180センチの人が使うようなサイズを勧められたそうですが、どうなんでしょうかね?
まあ、身体の各部位にセンサーつけて、解析しながらサドル高などポジショニングを出す機械については、係数の掛け算や引き算などという単純な計算よりもはるかに信頼性はありますが、それでも時々おかしいと思うことはあります。

どうも数字で出されると科学的なんじゃないかと思う人もいるようですが、数字は一つの目安に過ぎず、それが合うかどうかはまた別問題だということは覚えておいたほうがいいと思います。

係数を掛け算するにしても引き算するにしても、あまり信用していないのですが、信用していない理由としては、係数の根拠が不明だというのがまず一つ。
股下の計測で誤差が出れば、そのあとの計算結果も全部ズレるという点。
計算上で出てきた数字が目安に過ぎないなら、最初から跨って合わせたほうが早いこと。
クランク長やペダル、シューズの高さが加味されていないので、目安として出てきた数字はそれなりにズレる可能性が高そうだということ。

これらから考えても、普通に跨ってペダルを一番遠いところに置いて・・・というほうが、どう考えても早いと思うんですね。
サドル高を記録したいなら、合わせてから実測すればいいですし。

そういうわけで、計算結果が目安に過ぎないというならば、跨って合わせたほうが早いと思いますし、確実な気がします。
目安に過ぎない数字を出すために、股間をグッと押されて計測したり、電卓パチパチ叩いたり、単に面倒なだけだと思うのですが・・・

ちなみに、サドル高が高いのと低いののメリット・デメリットはこちら。

メリット デメリット
高め トルクが掛かりやすい 踏み込む感じになりがちで、足裏を痛めやすい

重心が高くなる

低め 回すペダリングになりやすい

地面への足付きがよい

下死点で踵が下がりやすく、ペダリング効率は落ちる可能性がある

適正なサドルの高さというのは、結局は自分で走ってみて確認しながら見つけるしかありません。

そして有名なフィッティングシステムだろうと、計測して掛け算や引き算だろうと、その数字が全てだとは思わないことです。
数字はあくまでも数字に過ぎず、その数字がベストなのかはまた別問題ですから。




コメント

  1. 安楽 より:

    サドル高についてですが、、意外と盲点と思うのが、パッドの厚みだと思うのです。使い古した物や、あまり値段の高くない物だとどうしてもパッドの厚みは薄くなりがちです。また、厚さを売りにした製品もありますよね。「普段となんか違う・・・」の正体がパッドの厚みだということもあり得る話だと思います。
    ただ実のところパッドを統一するというのは難しいことだと思います。メーカーの差異もあるでしょうし、ヘビロテになってしまうパンツ、室内練習用のパンツまで統一しないといけないわけですから。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      それはそのとおりです。
      ショップでフィッティングするなら、乗るときに着るウェアそのままじゃないと意味がないでしょうね。