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プロショップ(自転車屋)の口コミ、よく読んで判断すべし。ある意味ではかわいそうなんですが・・・

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ショップ調べをする上で、いわゆる口コミを見る方って多いと思います。
私も自転車屋ではないものの商売をしていますが、結構怖いのはグーグルの口コミでして、あまりに酷いことを書かれて困惑することも正直あります。
例えば、

あいつは〇×語を理解できなかった

などと書かれて★一つにされたりしますが、確かに思い起こせば、英語でも日本語でもない不明な言語で話しかけられて困惑したことはありますが・・・
日本において、共通言語は日本語ですし、〇×語を理解できないからと★一つの評価となるのも酷すぎると思うのですが。

 

好き放題書かれるのがグーグルの口コミなのですが、プロショップの口コミを見ていると、うわーと思うようなこともありまして。

【自転車屋 悪評】で検索してみたら

グーグルで【自転車屋 悪評】で検索してみたところ、勝手にいろんなショップが出てきます。
こんなキーワードで上位表示されるショップって、悲惨ですね。

 

これ、検索している現在地の住所次第で、出てくるショップも違うとは思いますが、参考までにそういう口コミを読んでみると、圧倒的に多いのが

 

いろんな人
いろんな人
接客態度、悪すぎ!

 

これに尽きます。
これは難しいところで、中には

 

いろんな人
いろんな人
お金貯めて買おうと思っていると話したら、今すぐ買うわけじゃないと判断されて急に冷たくなった。

 

みたいなのもあります。
もうこういうのは人間性の問題でして、今すぐ買うお客さんでなくても、今後このショップで買おうと思わせる技術って必要だと思います。
そんなことで態度が変わったら、もう二度と行きたくないのが人間の気持ちではないでしょうか?

ただ、口コミを見ていると、正直なところショップに同情するような口コミもあります。
例えば、

 

いろんな人
いろんな人
アーレンキー貸してほしいと言ったら、貸せないと言われた。
工賃掛かるけど作業は出来ると言われたけど、そんな程度で金取るのか!と腹が立った。

 

こういう内容の口コミがあり、星一つにされているのもありました。
これについてですが、私も商売している立場から言わせて頂きますと、正直なところこんな口コミされるショップに同情します。
プロショップって、販売と技術の両面から成り立っているわけですが、技術という面で言うと、工具ってどこの誰かもわからない人に貸すわけにはいかないですよね。
工具は職人さんの命ともいえるものですので。

 

これは当たり前の話だと思うのですが、例えば全く見ず知らずの美容師さんに、

いろんな人
いろんな人
ちょっと前髪だけカットしたいから、ハサミ貸して?

 

と言って、貸してくれる人はいないと思います。
美容師さんのハサミって、20万とか普通にします。
そんなもん貸して壊されたら、大問題です。
同じように、料理人に包丁貸して欲しいと言っても、普通は断られるでしょう。

アーレンキーだって雑に扱えば角がなめることもありますし、自称ベテランだと言ってもどこの誰だかわからない人には普通は貸せません。
こういう事情は、商売をしている立場からすると、出来ればお客さん側で常識的に察して欲しいことなのですが、察せない人も正直います。

 

だからこそ、ショップ店員さんというのは、そういう人に不満を持たれないような説明スキルも必要なんですよね。
あしらうのは簡単です。
でもあしらうと余裕で悪い口コミ書かれる時代です。
なので貸せない理由の説明をして納得してもらう必要があるわけですが、こういう言い方すると良くないかも知れませんが、アーレンキーを貸してもらえると思っているような人を納得させる説明はなかなか至難の業だったりするのが現状です。

 

なのでこれは提案ですが、そういう人対策で、壊されてもいい安いアーレンキーセットを用意しておくのも一つの方法かなと。
お客さんへの貸し出し用、という扱いですね。

同じように、空気入れも【お客さん用】と【ショップ店員用】を分けているショップもありますよね。
お客さん用は安い空気入れで、店員用はヒラメのポンプヘッドが付いているとか。

 

ずいぶん昔ですが、夜に店を閉めて帰ろうと思ったときに、知らない人が入ってきて

 

いろんな人
いろんな人
200円貸してもらえませんか?

 

と言われたことがあります。
うちの店のすぐ近くにある駐輪場にバイクを停めて、出庫するときに財布を家に忘れていることに気が付いて出庫できなくなっているから貸して欲しいという話でしたが、普通の感覚として、見ず知らずの人によく言えるな・・・と驚きましたが、最初は断りました。
申し訳ないのですが、貸せないと言ったあと、何かひらめいて、

 

管理人
管理人
返さなくていいので、あげます

 

といって200円あげたことがあります。
翌日、ポストに500円入ってましたw
返しにきたようです。

 

ショップの立場として、普通の感覚で言えば工具を見ず知らずの人に貸すわけにはいかないというところはわかるのですが、そんなことで悪い口コミ書かれる時代。
そしてグーグルに削除要請しても、まず取り合ってもくれません。
うまく説明したつもりでも、悪いこと書かれる時代。
だから対策するとしたら、壊れてもいいようなアーレンキーを用意しておくというのもアリなのかもしれません。

本当に難しい時代

私も商売していて思いますが、昔はこういう説明で通用したのが、今はそれでは通用しないということって多々あります。
それこそ、昔は職人気質の頑固親父がピシャっと言ったらそれでおしまい!という時代もあったのが、今はタダのクソジジイ認定されるだけの時代です。

 

【自転車屋 悪評】で検索したときに、正直なところ私も行ったことがあるショップも出てきて、悪い口コミを見て確かに層だと思うショップもあります。
ものすごく対応が悪いと言うか、なんで喧嘩腰なのかわからずに困惑したショップもありました。

 

その一方、悪い口コミを見ていると、単なるボタンの掛け違いというものも結構あります。
例えば、ディレーラーの調整を頼んだら、当初目安として言われていた工賃よりも3倍以上も取られたなど。

 

そういうのは、恐らく最初に預かったときに、

RDの調整なら、だいたい2000円しないくらいですよ

みたいに説明していると思うんです。
ただ、工賃って、確定するのは全作業が終わったときです
単に変速の調子が悪いだけ、と思って見てみたら、実はリアディレーラーが曲がっていた。
ハンガーの交換も必要!になった場合に、お客さんにそのことを告げずに作業開始すると、クレームの元になります。
当初2000円くらいと言われていた作業が、ハンガー代+工賃でかなり高くなりますので。

 

それを説明して、その上でハンガー交換で進めていいかの確認を取らずに、事後報告だとトラブルの元ですよね。

火のないところに煙は立たない

接客態度がどうとかは、感じ取り方は個人差があるので難しいですが、火のないところに煙は立たないというか、同じような口コミが複数あるようならやはり何か問題があるのかなと思うところはあります。
ただ、これは私の感想ですが、ショップ店員さんの中には、自らを接客業だと思っておらず、技術屋だという意識が高い方もいるのではないでしょうか?

 

それがいいか悪いかは別にして、個人的には特別な対応は要らないので、普通に会話してもらえればそれで十分なのですが。

 

なんていうか、口下手なのかなと思う人も正直います。
あるショップでの出来事ですが、前から気になっていたのでちょっと店内を見て回り、少しだけ店員さんと会話もして、帰ろうとしたときに

何も買わないのですか?

と聞かれて困惑したことがあります。
どういう意味で発した言葉なのか真意がわからなかったので、

 

管理人
管理人
あっ、また来ます

 

みたいに言って立ち去った記憶がありますが、いろんなジャンルのお店に行って【何も買わないのですか?】と聞かれたことがなかったので、正直困惑しました。
人によっては不快に感じるかもしれません。
私の場合、不快というよりは【??】という感じでしたが。

 

私自身、【お客様は神様】という考え方は嫌いで、あくまでも対等な関係だと思ってます。
対等な関係だからこそ、普通の人と人のコミュニケーションができないショップには行きたくないのですが。

 

ショップの口コミを見ていると、先ほど挙げた様な【アーレンキーも貸してくれないクソショップ】みたいなのもあるわけで、そういうのは正直なところショップに同情します。
あと、人間の心理として、一人が悪い口コミを書くと、ほかの人も書きやすい雰囲気になるということもあります。

 

こういうのも、単に点数表示だけを見るとわからないので、本来は実際に行ってみて、自分の目と耳で判断したほうがいいでしょう。

 

グーグルの口コミって、とんでもないデマを書かれることもあるので、個人的には廃止して欲しいところなんですが。




コメント

  1. GP5000は疲れるタイヤ より:

    こんにちわ。
    Googleの口コミは結構キツいですね。。
    自分が通っているお店の評価にも1が付いてました。
    要はフル中華カーボン車のメンテを断られたから星1だそうです。
    店長さんは預かれない理由をきちんと説明したようですが、納得しなかったようです。
    持ち込み可能なお店ですがキャニオンや中華は受け入れ不可、とHPに書いてあるんですけどね。。
    こんな下らない事で謝罪の返信をする店長さんも可哀想だし、メンテを断られただけで星1も理不尽な話だなと思いました。
    中華カーボンを買う以上、色々な不便と付き合うべきだと思います。リスクや不便も込みだからこそあんなに低価格なのだから。。。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      断って星一つ、理不尽な世の中ですよね。
      きちんと筋を通しても、嫌がらせ的に口コミ書く人もいますので・・・

      ただ、その店長さんが謝罪しているのは、ある意味では正解です。
      悪い口コミに対して反論すると、炎上しますので・・・

      いいお店なんでしょうけど、それを壊そうとする人もいるというのが悲しいですね・・・

  2. 若葉なチャリダー より:

    こんにちわ。
    毎度楽しんだり、考えさせられながら読ませていただいてます。
    さて、地元では有名なプロショップ、何度か行きましたが、
    接客態度が不愉快で堪忍袋がほにゃらら、以降行く事はなくなりました。
    だからといって悪評を書き込んだりはしません。
    ダメなら違う店行けばいいって話なので。
    変えた所は本当に親身に接してくれるのでありがたいです。
    結局合う合わないなんでしょうね。
    自分は「お客様」意識が高い自覚はあります。
    でもやはり「自らを接客業だと思っておらず、
    技術屋だという意識が高い」店員さんは苦手です…。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      最近思うことですが、悪評を平然と書き込むと犯罪になりかねないので、平然と書き込める人ってある意味凄いなと思います。
      確かに、合うか合わないか、というだけなんでしょうね。
      ダメなら違う店に行けばいいだけ、まさにそのとおりだと思います。

  3. 自転車は安全第一 より:

    口コミは、「誹謗中傷を書かない。事実に即して書く。」というルールを守れば誰でも投稿することができます。また、お店の情報を得るためにあなたの投稿を待っている人々がいるのも事実です。口コミはその性格上、公益性が高く自転車屋の利益よりも尊重されます。ところで最近の自転車屋(特に個人経営のお店)の店主を見ていると、悪い口コミを投稿する人と同様に、平然と自分のことをプロだと名乗っている残念な方々がいます。常識ですが、自分のことを頭が良いだとか、綺麗だとか、そしてプロだと決めるのは自分ではなく、第三者です。自転車屋は自動車を販売するお店と違い、国から自転車に関する資格を取る必要がありません。つまり、自転車を分解する道具と知識はあるけれど、十分な技術を持っていない人間でも自転車屋を経営できてしまうのです。整備不良の自転車を使用することは極めて危険です。そして、私を含めた現代日本人の多くは自転車を自分で修理するができません。それ故に私達は自転車屋に頼らなくてはなりません。しかし、中には自転車を適切に整備できない、お客様の命を危険に晒すような問題のある自転車屋が、ごく僅かですが日本にも存在するのです。そういった社会全体に対して不利益をもたらすお店を告発するのも、口コミの大きな役目の一つです。偉そうですが、どうか自転車屋さんにはお客様の命を預かっているという自覚を持って欲しいです。そして、あなたのいい加減な作業が誰かの悲しみに繋がることを忘れないでください。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      すみません、何か勘違いされているようですが、私は自転車屋ではないですよ。
      あともう一つ。
      「誹謗中傷を書かない。事実に即して書く。」←これが出来ないケースが多いから問題になっていると思うのですが。
      事実というのも、店舗側から見た事実と、お客さん目線での事実が異なる可能性もあるので、それが問題になると思うのですが・・・

      事実と真実は法的にも異なりますし。

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