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歩行者でも車でもマナーが悪いのはいるのに、なぜロードバイクだけ目の敵にされる?

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マナーやルールについてご意見頂きました。

 

読者様
読者様
何と言いましょうか、マナーが悪いのは車にもバイクにも自転車にもいますので
ロードバイクだけというわけではないのですが、なぜロードバイクは目の敵にされるのでしょうか?

どこ視点で考えるかですが、道路で一番多いのは歩行者だと思いますが、歩行者も信号無視する人もいますし、歩きスマホをしている人もいますよね。
次に多いのは車でしょうか。
車も違法マフラーやタクシーの横断歩道停車問題や違法路駐問題などあります。
ロードバイクを含めた自転車も多いですね。
歩道を走ったり、逆走したり、スマホいじったり、信号無視したりと。

こうやって並べるとやっていることは余り変わらないような気がします。
逆に問題は速度差が大きいものが同じところを利用すると問題になっているような気がします。

そういう意味ではやはり人間性の問題なんではないかと感じます。
ロードバイクで信号無視する人は他の乗り物に乗っても似たようなことをするのではないかと思います。

ちなみに私は車、自転車(ロード、クロス、ママチャリ)、大型二輪に乗りますが
一番やめて欲しい行為はロードバイクで走っているときに車が無理やり抜かしてきて
抜かし終えた途端に車が左折する行為ですね。
直ぐ左折するなら後ろで少し待っていればいいと思いますし、下手したら衝突すると思います。

先日、大観山をロードバイクで登りましたが、オートバイの走り屋が多く危険だなぁとも感じています。

 

確かに、歩行者が信号無視することはよく見かける光景ですし、車やオートバイでもおかしな運転している人はいます。
でもなぜかロードバイクについては【ロードバイク】という括りで目の敵にされてしまうのか?という問題はあるのかなと。

歴史的経緯

この問題についてですが、一番大きいのは歴史的経緯ではないかと思うのです。

 

まず、道路交通法が成立したときから、自転車は車道というのが大原則でした。
ところが高度成長期、モータリゼーションで車が増えたことで、1970年代には一部法改正があり、自転車が歩道を走ることが部分的に解禁されたわけです。

 

元々は歩道を自転車が走る場合には、歩行者の交通量に関する規定もあったようです。
それも1982年に撤廃されています。

 

この頃から、法的にもそうですが、道路設計上も【自転車は歩道】ということを前提に作られていったわけです。
警察も、自転車はなるべく歩道へ・・・という雰囲気を作っていたのは間違いないこと。

 

で、2007年に道路交通法の改正があり、

・自転車通行可の標識がある歩道
・12歳以下、もしくは70歳以上のもの
・車道等の状況に照らして自転車の通行の安全を確保するため、歩道を通行することがやむを得ないと認められる

これらの状況では歩道を自転車が走ることがOKとされ、【自転車は、車道が原則、歩道は例外】ということが確認されました。

 

で、この歴史的経緯から見て、1970年代から2000年代初頭までの間は、自転車は歩道を走るものという概念が定着したことが一番の問題なのではないでしょうか?

 

いまだに、自転車が車道を走ることが違反だと思い込んでいる人すらいます。
https://roadbike-navi.xyz/archives/5717/

 

今まで自転車は歩道が原則だったのに、いきなり車道にこられてうっとおしいと思うドライバーもいるんでしょう。

中途半端にスピード出るから?

ロードバイクで時速30キロというのはごく普通のスピードですが、ママチャリよりも速い上に、中途半端に早いから車が追い越ししづらいというのもあるかもしれません。

 

あと、単独走行しているロードならまだしも、数人で走っているところは追い越ししづらいから、それがうっとおしいと感じるドライバーもいるかもしれませんが・・・

警察の本音

例えば道路交通法上では、子供乗せ自転車だったり、車道を走る自転車は普通に認められていますが、警察の本音としては、自転車は歩道を徐行して欲しいし、子供乗せは危険だからしてほしくないのが本音だそうですよ。

 

自転車は車道が原則という国の方針はあっても、事故防止の観点からすれば、【歩道を徐行してもらう】のが一番事故は少ないのが当たり前です。

 

本音と建前は違うというところですね。

 

横断歩道にある、自転車横断帯はだいぶ撤去された印象がありますが、まだ残っているところもあります。
残っていたからといって特に問題があるものでもないですし、そもそも自転車が横断するときに本当に自転車横断帯をみんな通っていたの?ということもありますよね。

 

国の方針としては、自転車横断帯はなくす方向です。

そのほかにも

自転車が車道を走っても、車やオートバイとの速度差で迷惑に感じてしまうとか、この方が言うように人間性の問題もありそうです。
駄目な奴は歩いていようと、自転車に乗っていようと、車に乗っていようと、やっぱマナーが悪いもんです。

 

当サイトではダメなロード乗りをあえて晒していまして、反面教師にしてもらいたいと思っているところですが、ダメな奴はよっぽどのことがないと悔い改めることもないですらね・・・
そしてそういう奴がロード乗りの評判を落とすわけですが。

 

私が聞いた話ですが、ロードバイクが今よりもずっと少なかった時代、信号無視するロードバイクなんて多かったそうですよ。
聞いた人の範囲だけかもしれないので、全てのローディーに当てはまるかは知りませんが。

 

それが時代背景とともにコンプライアンスにうるさい時代ですし、今はおかしな乗り方すればSNSにアップされる時代ですので信号無視するロードなんて減っていると思うのですが、それでも信号無視する奴はいますし、そういう少数派のルール違反でも目に付きやすいから【ロードバイクってマナー悪いよね】と思われるだけかもしれませんが。

個人的な印象としては

ロードバイクばかり叩かれる理由は、私が思うにですが、一番の大要素は歴史的経緯から自転車は歩道を走るものという概念が半ば常識化していたからではないかと思っています。
頭の中で、今は自転車も車道が原則だとわかっていても、邪魔と感じる人もいるのかもしれません。
またそういう存在だから、少数派のルール違反が目に付きやすいとも言えるかも。

 

次の要素ですが、よくロードが叩かれるときに言われることとして、【税金払ってない身分で公道は走るな】というのもあります。
これは自動車税のことを指すのだと思います。
オートバイでも、軽自動車税や重量税がかかりますし、原付でも同様です。

 

これを言う人の言い分としては、

 

いろんな人
いろんな人
自動車税や重量税で道路を補修するわけだから、それを払ってないロードバイクに道路を走る権利は無い

 

などと真顔で言ってきます。

 

ただこれは大きな間違いだと思ってまして、自動車税や重量税って、排気量や重量で税額が違うことからも明らかなように、廃棄による環境破壊だったり、重い車などが通行することで道路の破壊が進むということへの税ですよね。
ロードバイクなんて8キロとかそんなもんですし、そもそも排ガス出さないので環境破壊は関係ありません。
重量税も、人間+8キロ程度で道路破壊を著しく促進するわけもなく、そんなこと言うなら一定体重以上のデブは一律で道路税課税というのと理屈としては変わらんです。

 

体重60キロの人が8キロのロードバイクに乗るのと、体重120キロの人が普通に歩くのでどっちのほうが道路への負荷が大きいのか・・・という議論になるでしょうけど、体重120キロの人が歩いても道路は破壊されないわけで、そんな税金を導入すべきなんて話も聞いたことがありません。
一歩間違うと人権侵害にもなりますし。

 

なので税金払ってないから道路走るな!という理論は完全に間違い。

 

歴史的経緯から自転車は歩道だという概念が定着していることと、横暴なロード乗りが目立って見えてしまうことが叩かれる原因なのかなと。

 

そういうこともあって、少しでもよく見られるようにと注意するくらいじゃないと、たぶん世間の人からのロードバイクへの偏見は変わんないと思います。
例えば、法律上は複数車線がある道路で、一番左車線の、車線内で右に寄って走ることは違反ではありません。
でも一般論からしたら邪魔です。

 

信号が赤で停車しているときに、すり抜けて前に出るロードバイクがいますが、どうせ信号が青になれば車に追い越しされます。
追越するときに危険が伴うわけですから、そんなの最初から前に出ないほうが車のドライバー目線で言うとラクですよね。
信号待ちですり抜けて前に出ること自体は違反でもありませんが、マナーというのは法律を守った上で、さらに先にあるものですから。

 

別に車のドライバーから良く見られたいわけでもないですが、お互いに譲り合う気持ちが無い限り、永久にロードバイクは理解されない気がします。
同じ道路を使う者同士が、お互いに譲り合って走れば全て解決するんですけどね。

管理人
管理人
愛があれば解決します




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