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理想の試乗会ってどんなもの?サイクルモードの評価の低さ・・・

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先日、サイクルモードでの試乗についていろいろと書きましたが、

サイクルモード、出展しているブランド減っている?
ちょうどサイクルモードが行われていたわけですが、皆さんは行きましたか? 私はサイクルモードに全く興味がないので行こうとも思いませんが、読者様とメールしている中で、 という話がありました。 それは恐らくですが・・・ フレームメーカー、完成車メ...

実際にサイクルモードに行ったという方数名からメールいただいたのですが、どの方も、

読者様
読者様
イベント自体もイマイチだけど、試乗についてはかなり不満。
あのコースではなんだかよくわからないし。

 

このような声を頂いています。

 

実際、低速でしか走れないコースを走っただけなのに、スピードの乗りがどうだとか論評しているサイトもあるのですが、あれは妄想の世界だとしか思っていません。
よくぞそこまで感じ取れたなと。

 

さて、では理想の試乗会とはどんなものでしょうか?

理想の試乗会があるとしたら

これですが、それこそサイクルスポーツセンターのようなサーキットコースになるのではないかと思うわけです。
CSCだと一周5キロありますし、まあ平坦はほとんどなく上りか下りかみたいなコースになってしまいますが、ああいう場所で、しかも一度にサーキット場に入れる人数を制限して試乗するようなイベントであれば、価値のある試乗会になるのかなと思うわけです。
もちろん、ビンディングペダルの持ち込みアリで。

 

例えばクライミングバイク、軽量フレームについては、それこそどこかの峠を使って実際に登ってもらうような試乗会であれば、かなり意味がある試乗になると思うんですね。
でも、現実的にはほぼ無理なわけで。

サイクルモードが屋内である理由

サイクルモードは幕張メッセでやっていたわけですが、幕張メッセを使う理由としては、

 

・アクセスしやすい立地
・悪天候に左右されない場所
・大人数を収容できる場所

 

この3点でしょうね。
悪天候なら、屋外での試乗は中止にすればいいだけだし、やはりイベントとしては試乗がメインではなくあくまでも展示がメインなのでしょうから、アクセスしやすい立地でたくさんの集客が望めて、悪天候でも中止にならない場所というのがカギです。

 

1年前から、例えば静岡のCSCで大規模な試乗会やります!大手メーカーはほとんど参加します!などとアナウンスしても、当日雨降ってしまえば中止にさぜるを得ない。
そもそもアクセスが悪い立地なので、集客面でもペイできるのか不明。

 

どこかの峠で軽量フレームの試乗会をしたくても、恐らくは警察の道路使用許可が下りないでしょう。
なので一般公道を使った試乗会はまず間違いなく無理でしょうし。

 

でもどうですかね。
例えばピナレロ、TIME、LOOK、スペシャライズド、キャノンデール、トレック、ジャイアント、ビアンキ、メリダなど大手が参加してのCSCの試乗会なら、雨さえ降らなければ結構な集客は望めるのではないでしょうかね?

 

あとは、これは勝手な予想ですが、試乗車を雑に扱って欲しくないということもあるから、こういうイベントが少ないのかもしれません。
サイクルモードの試乗コースで転んでも、まあ、低速ですしたいした問題ではないでしょう。
CSCの下りで時速40キロ超えている場面での落車だと、怪我の問題もありますし、試乗車が大丈夫なのかという心配も出ます。

 

軽量フレームだと、試乗会用に軽量なカーボンホイールをセットして試乗させたがるメーカーもあるかもしれませんが、激しい下りで初心者にカーボンホイール(リムブレーキ)使わせると、まあ、嫌な予感しかしませんね笑。
当て効きさせまくってブレーキ熱で・・・という危険性もあるので、メーカーとしてはサイクルモードのような試乗会のほうがリスクも少ないということでしょうか?

 

まあ、どこかが頑張って、どこかの峠を道路使用許可を取って、軽量フレームの試乗会とかやったら面白いと思うのですが、ないでしょうね。
下りで転ぶ奴とか出そうな予感もするしw
そもそも、バイク自体が汗まみれになるという問題もあるのかもしれませんが・・・

 

それこそヤビツ峠とか道路使用許可取って、【普段乗っているロードと、うちの軽量フレーム乗り比べてタイムの違いを実感してください!】なんてイベントがあったら面白いのに。
そんなことで警察が道路使用許可出すとも思えないのと、かなりの数の警備員を配置しなくては出来ないなど、現実的には100%無理かもしれませんが。

 

メーカー的にはサイクルモードのようにロードバイクが壊れるリスクが少ない場所での試乗のほうが嬉しいのかもしれません。
TIMEとかが出展して、60万のフレームが落車で割れました!ではシャレにならないんでしょう。

 

なんだかんだ、大規模な試乗会をやろうと思うと、サイクルモードのようにメインは屋内会場でやっていて、悪天候の場合は試乗は出来なくなるけどメインの展示はやってますみたいな形じゃないと成立しないのかもしれません。
彩湖とかで最近は試乗会もやっているところがあるようですが、ああいうところは道路使用許可を取れば歩行者の進入を禁止できるのでしょうか??

初心者の方は特にですが

最近は大手ブランドについては、メーカー直営店が増えてきています。
一番頑張っているのはジャイアントだと思いますが、ジャイアントストアなら探せばそれほど遠くないところにあるでしょう。

 

そういうメーカー直営店の場合、試乗車が豊富なことも1つのメリットです。
サイクルモードの試乗よりも、そういうショップレベルの試乗のほうが得るものが大きいというか、まず乗っている時間が長いですよね。
あと公道を走るので、信号待ちでのブレーキングだとか、それこそ登りや下りなども試せる可能性があるので、ショップレベルでの試乗をオススメします。

 

それと同時に、【サイクルモードで試乗してきたというインプレ記事】はあまり鵜呑みにされないほうがいいかと。
サイクルモードのコースをちょっと走っただけで、走行性能がどうだとか、加速性がとか、よく書けるなとホント感心します。
感心するというのは、よくぞそこまで妄想を働かせることができるなという部分の関心です。

 

ちょっと乗ってみて、フィーリングとしていいなとか、なんかイマイチだなくらいはわかりますけど、たくさんの人が走っている中でスピード出せるわけでもないのに【加速性が凄い】とか、よく書けるなと。

 

管理人
管理人
どうせ時速20キロくらいしか出してないと思われるのに、加速性を語るほうがおかしいって。

 

酷いところになると、【まるでフレームがもっと速度を上げると要求するようだ】と書いちゃってますが、ホント少し黙ってろよお前、と突っ込み入れたくなります。
サイクルモードで低速で走れば、そりゃフレームも本来の姿として、もっとスピード出して試してもらいたいだろうよ、と。
そういう皮肉で書いたのではなく、単なる妄想なんでしょうけど。

いろんな人
いろんな人
管理人も性格悪いよね。

自転車業界の悪いところだと思うんですね。
こういう前時代的なインプレ。
今のネットユーザーさんって目が肥えているので、単に賞賛だけしている記事なんて鵜呑みにしませんって。

 

インプレ記事を読む際のコツ。
まず、どういう環境でどれくらいの時間乗ったのか、それが書かれてないものは評価に値しません。
300mくらいのコースしか走ってないのに、加速性がとか振動吸収性が凄いとか言われても、誰も信用しないでしょう。

 

次に、比較対象となるロードバイクが何なのか書かれてないものは、評価に値しません
普段乗っているロードバイクが当然比較対象となるでしょう。
正直なところ、2年前に30分くらい乗ったロードバイク細かい印象なんて、覚えてません。
なのであくまでも評価の比較対象は、普段乗っているロードバイクが何なのか?
それが一切記されずに【加速性が・・・】と言われても、何と比較しているのか不明なので読む価値すらありません。

 

ふだんママチャリにしか乗ってない人なら、どのロードに乗っても加速性の素晴らしさに感嘆ですよw

あとは、普段乗っている条件に近い試乗をしているかどうか。
普段シマノのビンディングペダルを使っている人が、試乗ではスニーカーにフラットペダルだと、それだけでもうおかしくなります。

 

そもそもですがこういうイベント系の試乗車って、ホイールとかタイヤがかなりいいものになっていることも多いです。
その評価が本当にフレーム由来なのか、ホイールの効果のほうが強く出ているのか、これは正直わかんないんですよね。
普段エントリーグレードのアルミフレーム&鉄下駄仕様で乗っている人がいたとして、その人が例えばドグマ&カーボンホイールに試乗したら、かなりの違いを感じると思います。
でもちょっと待って。
もしそのホイールをエントリーグレードのアルミフレームに付けたら、どれくらい変わるのか?もしくは、ドグマの鉄下駄付けたらどんな感じになるのか?これはやってみないとわかりません。

 

試乗会のホイール&タイヤはかなりいいものになっていることが多いので、それを差し引いて考えないと、何の評価なのかすらわかりません。

 

前にある試乗会に行ったという方と話をしていて、その方はいろんな車種に乗って、いろんなことを感じたようですが、その方が一番気になったのはフレームでもホイールでも無くて、ハンドルだったようです。
このハンドル、凄く合う!と思ったそうです。
そういう気付きも得ることができるのですが、なかなか面白い話だなと思って聞いていました。

 

サイクルモードって、自転車業界、ショップ関係者も最近はいかない人が増えている印象なんですが、得るものが少ないということが大きいのかもしれません。
個人的には、フレーム関係の試乗よりも、ホイールの試乗やったほうが絶対売れると思うのですが。
ロードバイクは持ち込み私物で、各社が試乗用ホイールを用意しておくというスタイル。

 

まあ、人によってカセットが8速だとか11速だとか、カンパニョーロだとか面倒なことが多いので、そういうのがないのかもしれませんが。
でもホイール試乗なら、普段使っているフレームを使っての評価ですので、わかりやすいですよね。

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