ウーバーイーツと信号無視問題。いろいろ話は聞きますが、恐らく最初から想定されていることではないかと。

先日アップした記事についてですが、

2019年にあった、ロードバイク界の残念な話を蒸し返して思い出すスレ。

ご意見を頂いてます。

読者様
読者様
残念ニュースまとめて頂きありがとうございます。自戒しないといけないことも含め、いろいろありました。

この1年、私の中では、やはり、(このランキングでは5位に関連します)、ウーバーイーツですね。東京や他の地方はどうか分かりませんが、
大阪では、普通に歩道を走る、歩道を飛ばして走る、車道を走る気が無い【本部でそう指導してるかと思うくらい】。信号無視もよく見る。
元々、大阪は、「自転車は歩道を走る」と思い込んでいる人が多い地域で、警察も、現行犯を見ても、注意すらしない土地柄ですが、それでも、ウーバーイーツのように業務でけっこうな速度で、歩道を走るのはいかがなものかと思います。そのうち事故でも起きそうな気もします。

実際のところ、私もウーバーイーツの荷物を背負った自転車が、歩道を爆走しているのを何度か見ています。
もちろん、交通法規を守っているウーバーイーツの配達員の方もいるのだろうと思いますが、やはり人間というもの、悪いほうに目が行くわけで

ウーバーイーツと信号無視など

私の脳内記憶だけだとただの言いがかりになりかねないので、ユーチューブで探してみました。

このように、信号無視、逆走、無灯火、まあいろんな違反は普通に動画上で見つかります。
これについてですが、本部がどのように指導しているのかわかりません。
自転車についての交通法規は、ロード乗りなら常識ですが、非サイクリストの中には逆走が違反だと知らない人すらいます。
前に逆走の人に注意したら、

いろんな人
いろんな人
自転車は車道だからここで合っていると思う。

このように真顔で言われてビックリしたこともあります。

なので自転車を業とするのであれば、交通法規は学ばないといけませんし、本部も講習などを開いてやっていいこととやってはいけないことを教えてあげる必要もあるのではないかと。

ただ、前に上げたソクハイの件もそうですが、この業態というのは、構造的に違反しやすい仕組みではないかと思うところはあります。

件数が多ければ報酬が増える仕組みなので

ソクハイもウーバーイーツもそうですが、どちらとも正規雇用ではなく、個人事業主扱いです。
個人事業主扱いで本部と業務委託契約を結んでいるわけですが、報酬というのは基本構造として

1件いくら

こういう構造です。
なのでたくさんこなせば報酬は増えますし、少ない報酬なら稼げません。

こういう構造なので、たくさんこなす=信号無視して先に行く、という安易な発想につながりやすいのではないかと・・・
また、自転車の違反程度で、警察がホンキで取り締まることもほぼありませんから、一つ間違うとやりたい放題の世界に突入しやすいのかなと。

本部的には、恐らくですがたくさんこなしてくれる人のほうが助かるわけで。
だからといって違反行為が許されるわけもないのですが、この辺は【稼ぎたいという気持ち】 VS 【マナー&ルール】、という構造になりやすいのかなと。

きちんと交通法規を守ればそれだけ遅れるともいえますし、こういう違反が起こりやすい業態なのかなと思うわけです。
もちろん、まともな人間であれば、世の中の秩序優先で、当たり前ですが信号無視なんてしないでしょうけど。
世の中のルールよりも稼ぎたい心が勝ってしまうと、こういう違反行為のオンパレードになりやすいですね。

本部がどう指導しているか知りませんが

この件について、本部がどのように指導しているかは知りません。
ソクハイについてですが、前にも書いたように、

信号無視を事実上容認する宅配業者、それはいかんです。

ソクハイ本部としては、違反行為がネット上に上がっていることを知りつつ、社員ではなく個人事業主扱いだから指導できないと言っているそうです。
これの理由は、前の記事でも書きましたが、いろいろ調べると過去にソクハイでは、実態としては社員扱いではないのか?ということで訴訟を起こされているようで、恐らくですが、指導や指揮など、社員と混同されるようなことを排除しているのではないかと予想します。
法律違反についてなので、普通の感覚で言うならば指導してしかるべきですが。

ある意味では最初から想定されうる問題かと

上でも書いたように、業態としては件数を多くこなしたほうが儲かるという方式であることや、【どうせ自転車の違反なんて取締りには遭いにくい】という現実からしても、この業態で交通違反多発になることはある意味では想定内なんじゃないかと思うところはあります。
さらに言えば、根本的に自転車の交通法規に詳しくない人が配達してしまうという問題もあるわけで。

なのでこういう業態、本来は本部が交通法規に関するセミナーなどを開催し、交通法規厳守の配達員のみで行うというのが理想なんでしょうけど、現実としては難しいところもあります。
結局は配達員の個人のモラルに問われるわけで。

ウーバーイーツではなくても、そのへんでママチャリに乗ってるオバサンとか、普通に逆走してくる人もいるし、歩道を爆走している人もいます。
なのでウーバーイーツだけの問題でもないわけですが、ウーバーイーツのバッグを持っていればそれだけで目立っているわけで、自転車を使った業を行うのであれば、こういうところをしっかりしてほしいところです。

法律上、自転車は車道が原則です。
ただ、法律もややあいまいな部分があり、

(1)歩道に「自転車通行可」の道路標識や、道路標示がある場合。
(2)歩道に「普通自転車通行指定部分」の道路標示がある場合。
(3)運転者が13歳未満又は70歳以上、または身体の障害を有する者である場合。
(4)歩道を通行することが「やむを得ない」と認められる場合。

やむを得ないというのが曖昧なので、拡大解釈してしまう人が多いというのが問題なわけで。
例えば、車道を工事中だったりすれば、【歩道を走ることもやむを得ない】に該当する可能性はありますし、車道の通行料が著しく多ければやむを得ないに該当する可能性はあります。
でもその場合であっても、原則として歩道では徐行しないといけないわけで。

歩道走行については警察官自身がやっていたりするので恐らくは通報しても無駄だと思いますが、信号無視などはむしろバンバン通報してしまったほうがいいのではないかと思ってます。