BIANCHI IMPULSO E-ROAD&E-ALLROAD。日本では未発売のアルミE-ROAD。そしてビアンキの今後など。

ビアンキはこの一年くらいで、アルミロードを減らしてカーボンを主軸にしている気がします。
ここ数年存在した、NIRONE、IMPULSO、FENICE(スカンジウム)のうち、現存するアルミバイクはニローネだけになりました。
IMPULSOはグラベルロードとして【IMPULSO ALLROAD】になってますし、研究を重ねてリリースした軽量スカンジウムフレームのFENICEは、今の時代には合わなかった感も正直あり、せっかくのいいフレームなのにさほど売れていたようにも見えません。

FENICEは探せば、いまだにフレームセットがありますよね。
マルコパンターニカラーもあるし、スカンジウム合金フレームでレースに最適なジオメトリだし、個人的にはアレを無くしてはダメだと思うのですが。

さて、ビアンキの場合、グローバルモデルの全てを日本の代理店が扱っているわけではありません。
ビアンキのEバイクというと、ARIA E-ROADがあるのですが、

ビアンキのARIA E-ROAD。海外ではE-BIKEにも力を入れているのですが、日本では・・・

日本では販売されていません。
恐らく、アシストユニットが日本の法令上問題があるとか、そもそも日本で売れないだろうと思っているのかわかりませんが。
アリアEロードって、パッと見てもE-ROAD感がないんですよね。

近づいてみたらアシストユニットの存在に気が付きますが、この角度から見てもサッパリわからない。
そしてこれまた日本では販売されていませんが、アルミのIMPULSOにもE-ROADがあります。

BIANCHI IMPULSO E-ROAD&E-ALLROAD

グローバルモデルでは、IMPULSOにEロードとEオールロード(グラベルロード)が実はあります。
こちらがIMPULSO E-ROAD

アルミロードだったIMPULSOと同じ技術、つまりトップチューブとヘッドチューブの溶接痕が無い特殊成形で作られているフレームです。
グローバルモデルでは、R8000系アルテグラ油圧ディスクで完成車になっている模様。

フレーム アルミ
フォーク フルカーボン
STI アルテ8020
クランク FSA 50-34
FD,RD アルテ
スプロケ 105 11-32T
ブレーキ アルテ油圧ディスク
ホイール FULCRUM RACING 700DB CX
タイヤ VITTORIA ZAFFIRO PRO G2.0 700X32
アシストユニット POLINI EP3, W/BATTERY PACK 500W – 36V – 13,6AH, EP3 DISPLAY, MAGNET AND WHEEL SENSOR

32cタイヤだからグラベルに近いのか・・・と思うところもありますが、IMPULSO E-ALLROADはまた別に存在してますw

こちらがIMPULSO E-ALLROAD

違いがわからんw
どうもフレーム自体は同じっぽいですね。
コンポとタイヤなどで車種名を変えているだけ??

こちらはバッテリー部でしょうか。
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スペックはこちら。

フレーム アルミ
フォーク フルカーボン
STI GRX600
クランク FSA 50-34
FD,RD GRX810
スプロケ 105 11-34T
ブレーキ GRX400油圧ディスク
ホイール FULCRUM RACING 700DB
タイヤ KENDA FLINTRIDGE 700X40
アシストユニット POLINI EP3, W/BATTERY PACK 500W – 36V – 13,6AH, EP3 DISPLAY, MAGNET AND WHEEL SENSOR

たぶん、両者でフレームとフォークは同じかと・・・

これらは日本では未発売。
たぶん、IMPULSO E-ROADとE-ALLROADって、フレーム&フォークが共通、コンポとタイヤなどが別、というだけなんじゃないかと思います。

グローバルモデルでは存在しても、日本では販売されないケースは多々あります。

ビアンキの方向性

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ここ数年、メーカーによってはリムブレーキ車自体をやめたとか、グラベルロードなどオフロードバイクメインにしたとか、様々なメーカーがあります。
海外だとロードバイクよりもオフロードバイクのほうが売れ行きがいいといいますし、Eバイク人気も高いですし。

ビアンキは今のところ、バランスよく、という感じでしょうか。
プロチームに供給しているのでロードバイクは当然作りますし、リムブレーキ車もディスクブレーキ車も作る。
グラベルロードとEバイクについては、凄く積極的ではないような印象ですが、ラインアップにはあります。
グラベルロードに積極的ではないという理由ですが、レーシングモデルに当たるカーボンフレームのグラベルが無く、アルミとクロモリフレームだからですね。

個人的に好きだった、ドイツのセンチュリオンなんて、ロードバイク自体やめてますし。
センチュリオンのギガドライブって名器、いや名車だと思うんですけどね。

結構残念なのは、先ほども書いたFENICEの廃止。
いまだに売れ残りがあるところを見ると、人気が出なかったのでしょうか?

スカンジウムフレームで剛性は高く、マルコパンターニ時代を彷彿させるカラーリング。
古いといえば古いでしょうし、今の時代からしたらむしろ新しく見える人もいるのかもしれないですが、高額なアルミフレーム(スカンジウムフレーム)という時点で、

いろんな人
いろんな人
普通にカーボンフレーム買えちゃうよね?

というところの差別化が難しかったのかもしれません。
あえてオールドスタイルというか、マルコパンターニ時代のカラーリングを持ってくるあたりで差別化したかったのかもしれませんが。


このFENICEですが、ビアンキが結構研究を重ねて作った渾身の一台だと聞いていたので、廃盤は残念です・・・
まあ、世界のスポーツサイクルの方向性(グラベル、Eバイク、ディスクブレーキ)とも違うし。

まあ、FENICE買うならもうちょっとお金出してオルトレXR3欲しい人のほうが実際多いでしょうし。

コルナゴなんて、日本向けだけにアルミロード作ってますが、これは二本限定モデルで、世界ではカーボンフレームしかありませんし。

いいアルミフレームが続々と減り、ロードといえばカーボンフレームばかりになっているのが今のビアンキですが、ほかのメーカーをみてもアルミフレームに力を入れているなと思うところはキャノンデールくらいでしょうか。
ジャイアントも名作のTCR SLRも2020モデルから廃盤になってますが、今はアルミロード事態が需要が少ないのでしょうか??

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