【2020モデル】FACTORのロードバイク。あまりメジャーではないブランドながら評価は高い。

FACTOR(ファクター)と聞いて、ブランド名を知ってはいるけどそれ以上は知らないという人が多いのではないかと思いますが、日本ではまだまだマイナーブランド扱いなのがFACTORです。

ファクターの創立はまだ新しく、2007年にレーシングカー、航空宇宙産業に関わるイギリスのエンジニアリング会社「bf1systems」から誕生。

20007年創立なのでかなり新しいブランドですが、着実にプロチームにも供給をしており、2020年シーズンは【イスラエル スタートアップ ネーション】がファクターを使うようです。
日本国内では、チームUKYOがファクターを使用するとアナウンスがありました。

FACTORの日本代理店はトライスポーツですが、日本ではあまりメジャーではないファクター。
その車種について見ていきましょう。

FACTORのロードバイク

ファクターのロードバイクですが、完成車販売がありません
フレームセットのみ。

4つの軸があり、軽量バイクのO2 VAM、オールラウンダーのO2、グラベルロードのVISTA、エアロフレームのONEがあります。
そのほか、タイムトライアルバイクのSLICKがあります。

O2 VAM

まずは軽量フレームのO2 VAM。
VAMは【Velocita Ascensionale Media】の略で、イタリア語で平均上昇速度という意味。

このフレームは軽量クライミングバイクなので、軽量性がウリです。
重量は、リムブレーキモデルで630g(サイズ54)、ディスクブレーキモデルで700g(サイズ54)とかなりの軽量ぶり。
フォークは336g(ディスクブレーキ用)となっています。
使われているカーボン素材も、TeXtreme®, Toray®, Nippon Graphite Pitch-Based Fiberとなっています。

タイヤクリアランスは30mmまで可能。

付属品がこんな感じ。

・CeramicSpeedヘッドセット
・Black inc ステム一体型ハンドルバーステム (ドロップ 125mm、リーチ 80mm)
・blackincシートポスト(φ27.2)
・CeramicSpeed BB
・専用GARMIN用コンピュータマウント
・FACTORバーテープ

セラミックスピードのBBが付属するようで、日本での定価は税別59万。


FACTOR(ファクター) O2 V.A.M DISC サイズ54(175-180cm) フレームセット

O2(オーツー)

O2は軽量エアロオールラウンダーという位置づけ。
リムブレーキモデルとディスクブレーキモデルがありますが、ディスクブレーキモデルは電動コンポ専用となっているようです。

フレーム重量は740gとまずまずの軽量ぶり。
AERO SVELTE(スヴェルト)フォークが特徴で、横剛性を確保しながら縦方向の快適性を維持しエアロも追求したフォーク。

付属品はこちら。

・ヘッドセット
・ステム一体型ハンドルバーステム
(ドロップ 125mm、リーチ 80mm)
・blackincシートポスト(φ27.2)
・セラミックスピードBB
・fi’zi:k Arione R1 carbon サドル
・専用GARMIN用コンピュータマウント
・FACTORバーテープ

ハンドル幅やステムの長さは選択可能。
ハンドル幅は380mm~440mmの4段階、ステム長は90-130mmの10mm刻みで選択可能。(ハンドルと一体型です)
シートポストもオフセットゼロとオフセット25mmを選択できるようです。

定価は税別54万5千円。


FACTOR(ファクター) O2 AG2R ブルー サイズ52(171-176cm) フレームセット

VISTA(ビスタ)

VISTAはグラベルロードとして開発された一台です。
このフレームはディスクブレーキモデルのみで、電動コンポ専用フレームになっているので要注意。

OTISヘッドセットシステムにより、ケーブル類は全てシフターからディレーラーに至るまで内装されています。

付属品はこちら。

・ヘッドセット
・OTIS-AR 一体型ハンドルバーステム
・VISTA-AR シートポスト オフセット15mm
・シートポストクランプ カーボンレール用 (7x9mm) / 金属レール用 (7x7mm)
・セラミックスピードBB
・FACTORバーテープ

こちらもハンドル幅の選択が可能で400~440まで3段階。
ステム長も90-130mmまで選択可能。

定価は税別54万5千円。
フレームセットのみです。


FACTOR(ファクター) VISTA Disc Chapter3 Devesa Black サイズ49(167-172cm) フレームセット

ONE(ワン)

ワンはエアロフレームで映像でも見れますが、二股に分かれたダウンチューブが特徴的な一台。
【Twin Vane Evo ダウンチューブ】と呼ばれており、2つの羽の間から空気を通過させ、足とフレームの間を通して空気を逃がすというほかには見ない構造を持っています。

こんな構造、ほかには無いですよね。

付属品はこちら。

・ヘッドセット
・OTIS Evo ステム一体型ハンドルバーステム
・Factor ONE専用シートポスト(クランプ7x9mm付き)
・サドルレールクランプ 7x7mm
・セラミックスピードBB
・Black Inc GARMIN用コンピュータマウント
・FACTORバーテープ(ブラック)

リムブレーキモデルとディスクブレーキモデルがあるのですが、どちらも電動コンポ専用です。
タイヤクリアランスは28mmまで。
ハンドル幅やステム長の選択可能です。
税別58万円。


FACTOR(ファクター) ONE クリムゾンレッド サイズ49(167.5-172.5cm) フレームセット

中級者から上級者向けのブランド

FACTORの場合、フレームセット販売しかないので、何もわからない初心者が買うにはちょっとハードルが高いかと。
ステム長やハンドル幅など、ある程度自分のポジションが固まってないと選びにくいともいえます。
ハンドルステム一体型ですし。

ただその一方、独創的なフレーム作りでも有名で、特にエアロフレームONEの【Twin Vane Evo ダウンチューブ】ですよね。
フレーム拭いたりなどは面倒な気もしますが、他社にはない独創的なフレームでエアロを追及しているところも面白い。

あと全てのモデルに共通ですが、セラミックスピードのBBが付属しているようです。
一部も出るには、付属のBB以外を使うと、BB周りのトラブル時の保証対象外と書かれてますが。

プロチームにも採用されるFACTOR、正直なところショップで見たことがありません。
フレームセット販売と言うこともあり、店頭在庫で見かけることも少ないとは思いますが、トライスポーツ取扱店なら取り寄せ可能だと思われます。
トライスポーツはヴェロフレックスやTNIなどの代理店なので、多くのショップで取り寄せ可能だと思うので、FACTORが欲しい人はショップに相談ですね。

まあ、完成車にするには100万近くかかると思いますが・・・
ハンドルやシートポストなどは付属しているので、ホイールとタイヤ、ペダル、コンポ、サドルなどがあれば完成します。