いろいろ問題視された御前山サイクリングフェスティバル、その後。バイクロア中止問題も。

いろいろと問題視されていた、御前山サイクリングフェスティバル。

御前山サイクリングフェスティバルがヤバイらしい・・・

当初、交通規制をせずにレース形式で開催しようとしていたようですが、途中でレース形式は断念し、ファンライド方式に変更されたイベントです。

御前山サイクリングフェスティバル、レース形式中止に!ファンライド方式へ変更。

これに伴い、返金の上でのキャンセル可能になっていたのですが、サイクリングフェス自体は開催されたそうです。

報道によると

御前山サイクリングフェスティバルで検索してもほとんど記事は出てきませんが、ヤフー(茨城新聞)に記事がありました。

常陸大宮市下伊勢畑の御前山ダムを周回する走行コースで7日、「第1回御前山サイクリングフェスティバル」が開かれ、約70人の自転車愛好者が参加した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000009-ibaraki-l08

参加者70人・・・

当初の計画では、

(1)5時間サイクルリレー 計100組
(2)3時間サイクルリレー 計50組
(3)5時間ソロ/3時間ソロ 各100名
(4)気軽にサイクリング 100名

となっていたわけで、サイクルリレーは2名~5名のグループ参加が可能だったわけです。
なのでマックスの想定参加者数は、100×5+50×5+100+100=950だったわけです。
(サイクルリレーが全て5人グループでの参加だった場合)

70人ということですが、それなりに辞退者が出たのか、そもそもの応募者が少なかったのかは不明です。

こちらのブログはスタッフとして参加された方のものですが、キャンセルが相次いで参加者は50名ほどだったとあります。

このコースには一時停止箇所が二箇所あるのですが、これを交通規制せずに行うこと自体に無理があったわけで。
しかも二箇所の一時停止箇所は、どちらも下り坂の先なんですよね。

交通規制無しでレースして順位を争った場合、何が起こるかは容易に想像がつくと思うので、レース中止は妥当な判断かと。
ただ、運営があまりにもズサンだったのではないでしょうか?

バイクロアも中止へ

バイクロアって知ってますか?
イメージとしては緩めなシクロクロスのレースという感じのお祭りのようですが。

元々は秋ヶ瀬公園で開催していたようなのですが、秋ヶ瀬公園は秋の台風被害が大きく、いまだに復旧していません。

そのため、バイクロアも秋ヶ瀬公園での開催を諦め、さいたま市の見沼自然公園で開催する方向で進めていたようなのですが、様々な声がさいたま市に寄せられた結果、中止になったようです。

正直なところ、バイクロア自体良くわかっていないのもあるのですが、これが中止になった理由としては、地元サイクリストが反対の声を挙げたから、だそうです。
秋ヶ瀬公園ならOKで、見沼自然公園ならNG、どちらも行ったことがない場所ですので詳しくはわからないのですが、見沼自然公園は

市民が園内の池でスイレンの花などの水生植物や水鳥など水辺の生き物をじっくり観察したり、広大な芝生広場でピクニックをしたり自然を楽しむ公園

だということで、シクロクロスのコースを作ることでの環境破壊が懸念され、自転車がゴロゴロ入ることで致命的なダメージを与える危険性なども含め、反対の声が上がったことが中止の理由のようです。
これについては、個人の方がフェイスブック上で書いているものがありますが、モロ個人名なのでここでリンクを張ることは控えたいと思います。
埼玉県サイクリング協会まで動いてさいたま市に陳情したようですが、秋ヶ瀬公園は河川敷だからOKで、見沼自然公園は目的からしてふさわしくない、という声だったようです。

※どちらの公園も行った事がないので、該当するフェイスブックを読んでもその違いがよくわからないのですが、どっちも公園であることには変わりないような気もしますし・・・なぜ河川敷(秋ヶ瀬公園)なら環境破壊が起こってもOKで、自然公園(見沼自然公園)ならNGなのかは私にはイマイチ理屈がわかりません。
どっちも自然であることにはなんら変わりないと思うのですが。

ただ、そのフェイスブックには、

先ほど役所・担当部署と公園を管理している団体に電話しました。
twitterでは決定のように書かれていますが、まだバイクロア側と役所と協議中ですが、許可が降りる方向で話しが進んでいるようです。
ただ役所や管理している団体には中止・許可を下すなとの意見が入っているようで、役所と管理している団体と協議をしているようです。
管理している団体はバイクロアにやってはいけない事(土を盛ったり、池を作ったりetc)を伝えてるようです。

このように記載があり、その禁止事項が遵守されるならいいんじゃないかとも思うのですが、どうやってもこのイベントでは見沼自然公園の自然環境が破壊されるという意見が勝ったようですね。
河川敷なら好きにやってくれ、自然公園では許さんということなんでしょうけど、確かにその設立の目的などに違いはあるでしょうが、管理者も一度は許可する方向で動いていて、許可する方向だったということは自然公園での開催が問題ないという認識だったわけで。

今回、さいたま市都市局都市計画部都市公園課、さいたま市公園緑地協会、都市局南部都市・公園管理事務所管理課 公園管理係、さいたま市スポーツ文化局スポーツ部スポーツ政策室、一般社団法人さいたまスポーツコミッションと、協議させて頂き、代替開催地として一旦は見沼自然公園をお借りする許可をいただきました。

実際の公園管理係の方ともコースや会場レイアウトについて話し合いを持ち、地元に愛される公園をより適切に利用できるよう協議を行ってまいりましたが、2日で1万人を越える来場者となるバイクロアの開催は、地元のサイクリスト方々からすると不安が大きく、なかなか理解を得る事ができませんでした。

秋ヶ瀬公園も普段から憩いの場として利用している方々が多数おられ、手厳しいご意見を頂戴する事もありましたし、トラブルが無かったわけでもありません。しかし、そういった様々な問題に真剣に取組み、対話を続けて解決しながら、少しずつ発展してきました。

秋ヶ瀬公園の清掃活動や、自転車の魅力を発信する様々な活動を通じて地元埼玉をはじめ色々な地域とのつながりを作ってきましたが、やはりそういった信頼関係の醸成は時間がかかります。

今回も防災の体験会や、公園内を通る緑のヘルシーロードでのマナーアップイベントなどの併催も提案しましたが受け入れられませんでした。

バイクロアはそのイベントの性質からお祭り騒ぎに見えますが、実際にはご参加ご来場される皆様のおかげで、非常にピースフルで調和の取れたイベントになっています。秋ヶ瀬に限らず、どの会場でもそうですが、開催後の清掃でほとんどゴミの無い会場を見渡す時に特にそれを感じます。

そんな参加者に大きな誇りと感謝を持って開催していますが、バイクロア実行委員会の力不足から、そういった事を伝え切れず、不安を払拭できなかった事で、今回は開催許可の取消しとなってしまいました。

https://bikelore.jp/2019/

正直なところ、バイクロア自体知らなかったのですが、過去に何度も開催しているようですし、もしそこで環境破壊などのクレームが多かったのならここまで何度も開催できなかったはずですから、恐らくきちんとしている団体なんでしょうし。
ただ、地元サイクリストの賛同が得られないと、この手のイベントは難しいことは確かです。

オフロード系イベントやレースの場合、舗装された道路でのイベント・レースと決定的に違うのは、舗装路で行うイベントやレースで道路が壊れる可能性はほとんどありません。
普通に自転車は知っただけで壊れる道路なんてないですから。
なのでゴミ問題などがしっかりしていれば、環境破壊の懸念は低いでしょう。

オフロード系イベントやレースの場合、どうしても地形が変わってしまう(レースなどの一環で地形を変えることも含め)、下手すると芝生などがボロボロになるなどが起こりえます。
2日で1万人を超える来場者があるとのことで、それだけ集まれば何かある、と懸念してしまう人がいることは当然と言えば当然ですし、来場者の全てがマナーがいいわけでもないですし。

実際に運営者と反対者の間で意見交換があったのか、よくわからないのですが、埼玉県サイクリング協会の理事長という方も反対の陳情をしたようですので、行政に近い立場の人まで反対するとさすがに無理なんでしょう。

MTBでも登山道を走り回って迷惑掛けて、車両進入禁止になった事例もあるくらいですので、オフロード系自転車の場合、マナーやモラルはそうですが、周囲に理解されないと難しいのかもしれません。

ロードバイクでも好き勝手走っている連中が信号無視したり、右折レーンに入っていくことで問題視されてますが、そういうところから

いろんな人
いろんな人
ロードバイク、マナー悪過ぎ

という勝手なレッテルを貼られることもあります。
今回の中止ではそもそもこの公園にふさわしくないとの声があったようですが、私の勝手な意見としては、

バイクロアのイベント、マナーも良くて終わった後も綺麗だよね

みたいな評価が多くなれば、こういう公園での開催も反対を抑えることが出来たのかもしれません。
もしくは先に地元の有力者に根回し?
ただ、どんなイベントでもそうですが、今の時代、開催後の清掃だったり、万が一自然環境を破壊してしまったあとの処理だったリガうまく出来ていない団体は自然と淘汰されていくもので、〇×のやつらがイベントしたら公園がメチャクチャ!みたいなイメージがついた団体は、それ以降は開催許可が降りづらいはず。
なのでむしろしっかり運営している団体なんだろうなと推測します

上で書いた御前山の件は、明らかに運営側に大きな問題があったわけですが、バイクロアについては何回も開催をしている団体ですし、それを地元の有力者が潰すという構図もどうなのかなとは思います。

でも、結局は地元民の賛同がないと、どんなイベントでもうまくは行きません。
私もサイクルイベントではないにしろ、かなり大掛かりなイベントを仕切ったことが過去にあるのですが、騒音問題だったり、地域住民に理解されないとできないですしね。

まあ、サイクリング協会というところはどこの県でも比較的年配の方がやっているわけですが、神奈川県のサイクリング協会も、県主催の自転車保険に関する会議の中で【駅に輪行の組立てをする専用スペースが欲しい】などと謎の要望してました。

駅などに、税金を使って輪行の分解・組立スペースを作るという意味(アンケート結果)

こんな意見が採用されるわけもないのですが(場違い感が・・・)、有力者が県内のサイクリストのコンセンサスを得ていないことまで陳情するのはやめて欲しいと思ってます。
私がいくらここで書いても、県の重要な会議なんぞ呼ばれもしませんが、サイクリング協会のトップだとそういうところで意見を求められることもあるわけで、自分の意見ではなく、県内のサイクリストの要望を伝える団体であって欲しいと思うのですが。

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