今まで使ってきたロードバイクのチェーンオイルを比較する。

ロードバイクには必須のものと言えばチェーンオイルですが、私自身、それほど多くのチェーンオイルを使ってきたというわけでもありません。
いくつか使ってきて、今はAZのロードレースSPにたどり着いていますが、使ってみるとどれも長所と短所はあります。

そんなチェーンオイルの比較を。

ワコーズ チェーンルブ

まずは定番のワコーズのチェーンルブから。
個人的にはこのチェーンオイルはかなり好きというか、回転性能と耐久性はピカイチかなと思ってます。
なんだかんだ300キロくらいはそのまま走れますし。

汚れやすさについては、まあまあ汚れやすいほうではあります。
何と比較するか次第でもありますが。

ただワコーズのチェーンルブを今は使っていません。
スプレー式しかないので、チェーンの一コマずつ垂らすことが出来ないからです。

フィニッシュライン セラミックワックスルーブ

このオイルはほかのチェーンオイルとはちょっと違う点がありまして、ワックス皮膜をチェーンの表面に作るというもの。
これのいいところは、とにかく汚れないという点です。
汚れにくさ重視ならピカイチ・・・なんですが、耐久性はちょっと弱いのが難点。
120キロ走れるかどうか、あと季節にもよります。

このオイル、施工前にきちんとチェーンの脱脂をしていないと意味がないので、相当念入りに洗ってから使うのですが、寒い時期はセラミックの成分が固まってしまいます。
ボトルをかなり振って攪拌してから使いますが、寒い時期はチェーンの表面にロウみたいな塊が浮いてくるので、寒い時期は使わないほうがいいかなと。

夏場は潤滑性能が結構高く感じますが、冬場はかなり落ちます。

フィニッシュライン セラミックウェットルーブ

このオイルですが、セラミックワックスルーブを使いまくっていたときに、間違って買ったオイル。
わかりづらいんですよね。
セラミックワックスルーブと、セラミックウェットルーブ。

ただこのオイルですが、なんか普通過ぎるオイルという印象しかありません。
適度に潤滑しているし、適度に汚れやすいし、適度に持つし。
なので可もなく、不可もなく、という印象しかなく、一本買ったきりでそれ以降はリピート無し。

AZ ロードレースSP

このオイルですが、潤滑性能がかなりよく、それでいて耐久性も結構あります。
250キロとか普通に乗れますし。

ただし、汚れやすいほうではあります。

なんだなんだ、ここ数年はAZのロードレースSPを使ってますが、個人的には回転性と耐久性重視ならこれがベストかなと。

RESPO チタンオイル

これはチェーンオイルではなく多目的オイルなんですが、チェーンに使うとどうなるか、何度か試したことがあります。
やや汚れにくく、ややネットリ気味なので、チェーンオイルとしては向きませんw

RESPOにはチェーンオイルもあります。

これ、それなりに評判がいいらしいのですが、スプレー式しかないので使ったことがありません。
ボトルタイプなら試したいところですが。

ちなみに、RESPOのチタンオイルはマヴィックのFTS-Lのフリーボディに使うといいです。
https://roadbike-navi.xyz/archives/1215/

チェーンオイルまとめ

以上を踏まえて、評価してみます。

潤滑性能耐久性汚れづらさボトル式その他
ワコーズ チェーンルブ★★★★★★★★★★★★×
セラミックワックスルーブ★★(※)★★★★★※冬場はNG、夏場なら潤滑性能は星4つ
セラミックウェットルーブ★★★★★★★★★
AZロードレースSP★★★★★★★★★★★★
RESPO チタンオイル★★★★★★★★★×チェーンオイルではないw

まず、スプレー式の場合はチェーン全体にかけることになるので、無駄が生じます。
ボトル式のほうが絶対にいいですが、スプレー式をボトルで使う方法はあります(後述)。

ずいぶん昔は、汚れにくさ重視でセラミックワックスルーブをずっと使い続けた時期がありますが、冬場はかなり回転性が落ちます。
これは寒いと固まる性質によるもので、夏場は気になりませんし、夏場なら潤滑性能もかなりいいです。
ただし、完璧レベルで脱脂しないと意味がないオイルです。

汚れにくさ重視で選んでいた頃はセラミックワックスルーブばかり使ってましたが、潤滑性能がいいオイルのほうが走っていて楽しいと感じたので、それ以降はセラミックワックスルーブは買ってません。

で、スプレー式でも、このようなオイラーに移し変えて使えば、チェーンの1コマずつ垂らせます。

ただし注意点がありまして、スプレー式からオイラーに移し変えてすぐは、オイルにガスが含まれているので、オイラーを逆さにすると勢いよく噴射されます。
なので20分くらい放置。

放置したあとは、このように垂らせるようになります。

まあ、面倒なので普通にAZのロードレースSPのボトルタイプしか最近は買ってませんが。

このようにかなり高いチェーンオイルもあるわけですが、

チームスカイとの共同開発で誕生したオイルですが、さすがにチェーンオイルにここまでお金掛ける気にはなりません・・・

汚れにくさ重視なら、例えばイノテック105とかもあります。

これも、かなり念入りにチェーンを脱脂してからじゃないと意味がないので、やや面倒ではあります。
前に読者様に聞いた話では、チェーンを二本用意し、一本は洗浄と注油施工しておいて待機。
もう一本も同じようにしておいて使うという方法で運用しているとか。

まあどのオイルでもそうですが、ちゃんと洗浄してからじゃないと意味がありません。
一応、洗浄とか注油とか面倒だという人用に、洗浄と注油をこれ一本で完了というものもあります。

ロードバイク用というよりは、クロスバイクなど普段使いの自転車にはいいかもしれません。