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WILIERのMonte4。モンテグラッパからフルモデルチェンジした第4世代アルミロード。

2020モデル
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WILIER(ウィリエール)というと、アルミロードは定番のモンテグラッパがあるわけですが、日本では取扱量がそれほど多くないのか、さほどメジャーではないという印象があります。
しかしイタリアンブランドとして人気もあり、個人的には好きなほうのブランドの一つなのがウィリエール。

 

定番アルミロードのモンテグラッパがモデルチェンジして4世代目に突入だそうですが、個人的にはある部分に注目してまして。

2020 WILIER Monte4

こちらがMONTE4(モンテクアトロ)になります。
ちなみに、前作のモンテグラッパチームはこちら。

モンテグラッパチームでは、シートステーがやや下がった形状だったりしたのが、変更されています。
ヘッドの規格も、下ワンが1-1/4から1-1/2と大口径化することで、コーナーリングでの安定性を確保。

 

で、ウィリエールはあまり情報が入ってこないので詳しく知らなかったのですが、このMONTE4。
フレーム重量が1270g、フォーク重量が360gなので、軽量アルミとまではいかないものの、まあまあ軽いほうなんですね。
正直なところ、勝手な先入観でモンテグラッパってエントリーグレードのアルミフレームなんだと思っていたので、ここが以外でした(単なる知識不足かと)。

 

で、ある意味では時代に逆行すると言いますか、まずワイヤーは外装になってます。
内装のほうが空力がとか見た目がなどありますが、メンテナンス性でいうならば、間違いなく外装のほうが上です。
空力と言っても、体感できるような驚きがあるほど違うわけではないですし。

 

なんでこうなったんだろう・・・と考えたとき、まずこのMONTE4は、日本限定モデルのようです。
正直なところ、世界的に見るとアルミロードは今落ち目です。
ロード自体が落ち目というか、世界はグラベルロードやMTBなどオフロード系バイクだったり、E-BIKEに目が向いているわけで。
キャノンデールのCAAD12も、一番売れたのは日本だったという話も聞きますし、だからこそ日本でPV撮影されたという話もありますし(そして炎上したわけですが)。

 

日本ではグラベルロードよりもロードのほうが人気は高いですし、あえてメンテナンス性がいい外装フレームで、しかもまあまあ軽量なアルミフレームを出してくるということが、ちょっと面白いところかと。

 

お値段は

定価(税別)
フレームセット 10万
105完成車 17万
アルテグラ完成車 21万

アルミフレームでフレームセット販売があること自体が珍しいですね。
前作のモンテグラッパチームのフレームセットが8万円(税別)でしたので、進化して値上げということになります。

 

アルミフレームでアルテ完成車があることもやや珍しくなったかなと。
私がロードバイクを始めたころは、アルミフレームでもアルテ完成車が用意されている車種はそれなりにありましたが、最近はメッキリ減ってます。

コルナゴ A2-rも・・・

コルナゴのアルミロード、A2-rも日本限定モデルです。
グローバルモデルにはありません。

 

コルナゴもウィリエールも、買いやすい価格帯のアルミロードを、日本向けとして残しているところがちょっと面白い。
逆に世界では需要がないのか・・・

 

2020年モデルのアルミロードを見たときに、欲しいなと思わせる魅力あるフレームは減ってます。
長年、軽量アルミとしてアンダー1000gの名車だったジャイアントのTCR SLRも廃盤ですし、昨年まで私の一押しだった、コーダーブルームのFARNA SL(2)も廃盤です。

 

そうなってくると、魅力あるアルミロードというと、定番どころのCAAD13、トレックのエモンダALR、BMCのチームマシーンALRという軽量アルミ勢、見た目で定評があるスペシャのアレースプリント、コルナゴのA2-rなどかなり限られてきます。
そんな中に、まあまあ軽量なウィリエールのMONTE4も入り込んできそうな実力はありそうですね。

 

まあ、日本で売れるには、ワイヤーは内装だったほうがポイントは高かったかもしれません。
どうせメンテナンスはショップに任せるから、ワイヤー交換は自分でしない、だから手間は関係ないユーザーも多いでしょうし。





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