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なぜかシマノRS21が49%引きに

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シマノのエントリーグレードのホイール、RS21が49%オフまで下がっています。
しかもなぜか、2013年モデル。



そんなRS21について見ていきます。

RS21のスペック

定価 20,545円⇒10,292円(49%オフ)


Shimano – RS21 クリンチャーリアホイール 2013

 

重量 F820g、R1030g

前後で1850g

ハブ カップ&コーン
スポーク F16本、R20本
対応 シマノ8-11s
リム

ハイト

F21㎜、R24㎜

 

オフセットリムで11sにしっかり対応しながらも、低価格に抑えられたホイールです。

RS21の性能

一部のサイトや動画では、RS21について称賛の声ばかりが書かれています。
これについては以前も書きましたが性能自体は値段なりという印象です。

このホイールが絶賛されていた理由ですが、まず11s対応ホイールというのはオフセットリムを使ったり手間暇かかるわけですが、それを低価格で実現しながらも、とりあえず重量に目をつむればそこそこ走るホイールという意味です。
RS21にしたら劇的に速くなるとか、そんなことは全くありません。
そもそも、定価2万程度のホイールにそんな性能を求めること自体無理があるような気がします。

例えばフルクラムのレーシング3とかマヴィックのキリシウムエリートなどに比べると、漕ぎ出しは重く感じ、シフトアップして加速するときには重さを感じ、登りでは相応の重さを感じます。
しかし平坦道である程度速度に乗ってしまえば、レーシング3などと比べても違いはほとんどありません。

ハブの回転も普通くらいです。
しかしながら、定価2万程度のホイールってハブの回転がノッソリしていて重いものが多い中、普通クラスの回転を見せること自体がある意味すごいとも言えます。
ネット上では「RS21のハブを調整して、どれだけ回転力が上がるか」という競争みたいなのをしている人もいます。
そういうのを否定するわけではありませんが、もっと回転のいいハブはたくさんありますし、走りにそこまで影響する部分でもないので、どちらかというと自己満足に近い気がします。

個人的な意見としては、完成車付属のホイールよりはマシではあるものの、積極的にレベルアップを狙って買うようなホイールとは思いません。
ですが定価から考えると、性能自体は定価以上の価値はあると思います。
せいぜい+1万円程度のことですが。

しかしながら、このホイールを買っていろいろ実験することができるというのは大きいです
例えばですが、ハブのメンテナンスをするときに、高いホイールだと壊したらどうしようなどと考えて躊躇する人もいます。
1万円で買えたホイールですから、いろいろ実験しながらカップ&コーンの構造を理解し、メンテ技術を覚え、高級なホイールにその技術を生かすということも可能。

フレ取りの練習用ホイールとして使うこともできます。
RS21についてはリムが重くて頑丈なので、フレ取りのミスでリムが壊れたりする可能性も低いです。
ちなみに某所でバラシていましたが、リアリムで534gと言ってましたね。
フロントリムは一般的にはリアリムよりも30g程度軽いので、500gちょいくらいかと推測されます。

2013年モデルとちょっと古めのモデルですが、シ〇ノは初期段階のほうがなぜか品質が良くて、年度を重ねるごとになぜか品質が落ちていく傾向があるので、逆にお買い得かもしれません。
ホイールの品質というのは、ズバリ組手の技術です。
初期段階ではそれなりの精度でホイールが組まれているのに、どんどんとフレが目立つホイールになっていくことがあるので・・・

まあ1万円で買えるので、ロードバイクの練習用に、メンテナンスの練習用に一本持っておくのもアリかもしれませんね。

Shimano – RS21 クリンチャーリアホイール 2013




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