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言葉って便利ですよね(皮肉)。

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私は自転車屋ではないもののお店を経営しているのですが、ここ数年、おかしな営業電話が本当に多いなと思ってまして。
言葉って便利だな、と皮肉を込めて思うことが本当に多いのですが。

営業ではないのですが

ここ数年本当に多いタイプの電話ですが、【営業の電話ではない】と断りを入れて電話してくるケースが非常に多くなっています。

 

先日あった実例。

 

読者様
読者様
株式会社〇×のAと申します。
営業の電話ではないのですが、代表者様はいらっしゃいますでしょうか?

 

このタイプ、本当に多いです。

 

管理人
管理人
代表は私ですが、どのようなご用件でしょうか?

 

読者様
読者様
そちらの地域が政府が行っているキャッシュレス決済のポイント還元事業の対象地域に選ばれまして、タイムズペイというキャッシュレス決済の端末費用を無料で提供しております。
その件で是非お伺いして詳しくご説明させていただければと思うのですが・・・

 

まず、キャッシュレス決済のポイント還元事業は、日本全国が対象地域です。
この時点で胡散臭い感じが出てます。
まあ、竹島が・・・とか北方領土が・・・とかそういう話なら、日本的には日本の領土だけど実効支配しているのは外国だよね、などとなるでしょうけど、ここは日本ですから。

 

で、話を聞けば、それは営業でしょ?と思うわけです。

 

管理人
管理人
・・・えーと、営業の電話ということですよね?

 

読者様
読者様
違います。
ご案内です。

 

管理人
管理人
・・・

 

読者様
読者様
お客様には無料で提供するので、費用の負担がありませんので営業ではありません。

 

管理人
管理人
自社などのサービスを他社に紹介する活動、ニッポンゴで営業というのでは?

 

読者様
読者様
営業の場合もありますが、今回はご案内となります!

 

もう、ガチャギリです。
とにかくもう、【営業の電話ではない】ことのアピールが凄いのですが、日本語でいうところの営業です。
過去には、【営業ではなくご挨拶となっております!】と言ってきたバカもいますが・・・

ある意味ではステマに通じる部分が

先日も取り上げた、ロードバイク界のステマ問題。
https://roadbike-navi.xyz/archives/12681/

 

正直、この業界は凄く多いですよ。
商品の提供を受けながらも、その事実を隠しているサイト、ブログ、ユーチューバー。
全部暴露してもいいんですけどね。

 

昨年、京都市と契約している芸人が発信したツイートがステマではないかと問題になってました。
詳しくはこちら。

 

京都市ステマ騒動で考える、芸能界と一般人の常識の乖離(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
吉本興業の人気漫才コンビ「ミキ」によるツイッターへの投稿が、京都市からお金が支払われたステマツイートだったのではないかと京都新聞にすっぱ抜かれ、大きな騒動になっています。・吉本漫才コンビ、ツイートは「

 

京都市は京都市のPRのために吉本興業と契約し、契約に基づいて芸人がふるさと納税に関するツイートを発信したわけですが、この件について京都市はこのように述べています。

ステルスマーケティングが一番問題とされるのは、誤認させることだと思うので、そこで無いものをあると誤認させたり、品質をねじまげたりするものではなかった
https://news.yahoo.co.jp/byline/tokurikimotohiko/20191029-00148723/

行政ですらこんな感覚ですよ。
京都市と芸人が契約関係にあり報酬が支払われている以上、この時点でPRなどの表記をしないと、消費者に対して誤認させうるものとしてステマになるわけですが、京都市はステマではないと述べる始末。

 

こんな屁理屈をされると、ロードバイク業界だって何でもアリの状態になります。
例えばですが、詳しい話はまた明日の記事でアップされますが、あるメーカーが定価30万の商品を、あるブロガーに特別に10万で売った。
つまりブロガーは実質的に20万の利益を得ていると見なせます。

 

こういうのだって、

いろんな人
いろんな人
ステマではありません!
だってブロガーさんからはきちんと代金を受け取って売買契約があったわけですから。

 

こういう屁理屈はいくらでも成り立ちます。

 

もし、誰に対してでも30万の商品を10万に割引している実態があるなら問題ないでしょうけど、そのブロガーのために特別に用意された割引なら、その事実を伏せればステマです。

 

もしかしたら、

 

いろんな人
いろんな人
提供したわけではありません!貸しただけですがまだ返却されていません!

 

とか意味不明なことを言う奴も出てくるかも。
貸したという時点で利益の提供なんですが。

 

なんでもアリ感がホント嫌。
死ねばいいのに。

 

【営業の電話ではありません!】と言うのでも、一般的な日本語で言うと、営業活動です。
営業活動の中にご挨拶やご案内があるわけであって、【営業ではなりません。ご案内です】とか、言葉遊び、トンチ合戦みたいな無駄なやり取りを強いられるだけですよ。

 

私も性格は悪いので、暇なときは聞いてあげます。
忙しいときはガチャギリですが、暇なときは【ということはあなたは営業マンではなく、案内係ということですか?所属部署名教えていただけますか?】などと言ってみることもあります。

 

いろんな人
いろんな人
営業第2課です・・・

 

日本語って便利ですよね。
似たような違う表現なんていくらでもありますから。
一応、【営業の電話はお断りします】と謳ってますが、そのうち、

 

いろんな人
いろんな人
電話ではありません!テレフォンです!

 

とか、意味不明な奴も現れるのかもしれませんw

 

どの業界でもクソみたいな奴はいるのかもしれませんが、情報を見極める能力は消費者に求められるというおかしな時代です。

 

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