知らぬ間にサイクルハンターが倒産していた話。

数年前だと、ロードバイク関係の中古買取屋というと、サイクリーとサイクルハンターというイメージがあったのですが、ちょっと調べモノをしている段階で、1年位前にサイクルハンターが倒産していたことに気が付きました。

でもそれはおかしいんじゃね?と思うところがありまして。

サイクルワンダー

横浜にもサイクルハンターがあるのですが、国道15号沿いにあります。
時々15号をロードで通過しているわけで、しかも先日も通過したときに普通にサイクルハンターがあった気がしていたので、倒産??あるじゃん??と疑問に思うわけですよ。

で、調べたら、横浜店は【サイクルワンダー】と名称を変更して営業しているようですw
サイクルハンターとサイクルワンダー。
ロードで通過するだけなので、そりゃ気が付かないわ。

中古買取ショップって以前より増えていると思うのですが、バイチャリとか、ビチアモーレとか・・・
今って、中古市場の動きと言うか景気ってどうなんでしょうかね?

ロードバイクブーム、というよりも弱虫ペダルブームが去ったわけですが、大手ショップでもやはり苦戦しているのかなと。
中古ショップも、求める人がいなければ利益にはならないでしょうし、ブームに乗って買ったけどもう乗ってない人の買取ばかりでは赤字に進むでしょうから。

今はヤフオクとかメルカリとかで個人売買する人も多いので、中古屋というのはなかなか厳しい業態ではないかと思ってみてます。

大手ショップも閉店する時代へ

これは何度か書いていることですが、

今後、プロショップの廃業は加速すると思う。

やはり、ロードバイクのショップの閉店が相次いでいるのかと。

実際のところ、個人店でも閉店したところの話は聞きますし、ワイズロードも大宮、二子玉川、赤坂、御茶ノ水、有楽町、環八、新宿ビギナー館などごっそり閉店しています。
関西で名前を聞くシルベストサイクルも、確か4店舗くらいあったと思うのですが、今は1店舗だけのようですね。
老舗のなるしまフレンドも、立川店が閉店。
ビアンキストアも表参道ヒルズが閉店。
まあビアンキストアについては、なぜこんな至近距離に続々と店を出すのか、かなり不思議に思ってみていたのですが・・・

【ロードバイク 閉店】などで検索すると、結構な数の閉店情報がヒットしてきます。

前にも書きましたが、中小企業白書によると、個人事業の10年生存率はたったの11.6%です。
10年後には、10店中9店近くは無くなっているということです。

もちろんこれには一般的に経営が苦しいとされる飲食業も入ってますし、純粋にロードバイク関係のショップだとどれくらいの数字になるのかはわかりません。
大手のほうが仕入れなどでは有利ですが(大量仕入れで安く出来る)、むしろ大手でも続々と閉店しているようです。

ただ私が思うにですが、最近はロードバイクのショップが増え過ぎだろと思ってみてました。
本来は、そんな至近距離にある必要もないですから。
ユーザー数に対してショップが増え過ぎて、パイの奪い合い状態になり、パイ自体が減ってきて困った困った、というのが現状ではないでしょうか?

数年前、弱虫ペダルブームの頃は、ショップに行くと高校生らしき子達が、普通に15万くらいのロードバイクを買っていくのに驚いてみてました。
これは自転車競技部の子ではなくて、単に通学目的とか、友達と連れ立ってツーリングとか。
少なくとも私の高校時代よりははるかにカネがあるなぁと・・・
でも最近はそういう高校生らしき子をショップで見かけません。

ブームに乗っかって店舗を拡大していったところは、経営的には苦しいでしょう。
地道に今までどおりやってきたショップが、一番強いと言うか安定しているのかもしれません。

業界はどこへ向かうのか?

いろいろ話は出ていますが、例えば海外ではグラベルロードとE-BIKEのブームですよね。
それもあって、ロードバイク自体を作るのやめた、もしくは縮小しているメーカーもあります。

日本はやや特殊で、まだロードバイクが優勢のようです。

実は私の周りにも、ロードバイクを【持っている】という人はそこそこいます。
何年も乗ってないという人も実は多いです。

子供が生まれて時間が取れなくなったとか、そもそも安全に走れる道路がないとか(一般道が怖い)、思っていた世界とは違ったとか、それほど楽しいと思えなかったとか。
理由は様々。

結構多いなと思うのは、【思っていた世界とは違った】という声なのかなと思ってます。
どういう想像をしてロードバイクを買ったのか知りませんが、なんか思っていたよりも楽しくないとか、一緒に走る人もいなくてつまらないとか・・・

どちらかというよりはストイックにやるスポーツで、決してみんなでワイワイという感じではありませんから、そう感じるのかもしれません。
球技、例えばバスケットボールとかバレーボールとか草野球とかフットサルとか、そのへんはワイワイやる感じでしょうけど、自転車はワイワイ走れませんし。
ワイワイ走るとなると並走になってしまったりですから。

そういう意味ではちょっと孤独なところもあるスポーツです。

実は私、ずいぶん昔にある自転車サークルみたいなのに入っていたことがあります。
正確にどれくらいの人数が所属しているのか不明ですが、話によると結構人数は入るけど、幽霊会員状態になっている人もいるようでした。

そこのサークル、実はほぼ参加してなくて、それには理由があります。
内紛が酷くて、楽しめそうになかったからです。

例えばどこかにサークルで走りに行こうというときも、いわゆる【ポタリング派】と、【ガッツリ走る派】が対立しているようで、私からすれば

管理人
管理人
それは同じイベントにせずに、二つに分ければいいのでは?

と思ってみていたのですが、どうも主催者的にはみんなでまとまることが大切だ!とお考えだったようで、まとまりそうにないので参加するのをやめました。

自転車の楽しみ方って、人それぞれです。
まったり走りたい人もいるし、スピード上げることに楽しみを持つ人もいる。
ヒルクライムみたいにつらいことに挑戦したい人もいれば、平坦オンリーでしか走りたくない人もいる。
レースに出たい人もいえれば、キャンプツーリングしたい人もいる。
ほろうろを走りたい人もいれば、オフロードを走りたい人もいる。

共通点は【自転車】だけですが、どれもそれぞれの楽しみ方です。
多様性を認めていかないと、まとまることはないなと思って見てました。

知人でも、ロードバイクに飽きてきたと言う人がいまして、その人はマウンテンバイクやってみたいようです。
ただネックになるのは、ロードバイクだと舗装路を走るので、変な話ですが家から出ればすぐに走りにいけます。
MTBで走れるコースって、正直なところあまりないわけで、やらなくなるのがオチかと思っているようで、最近は自転車自体乗ってないようです。
ロードバイクも3ヶ月に一度くらいしか乗らないようで。

無理して乗るもんではないですが、走るコースがないというのは、やはり致命的な気がします。
これはロードバイクでもそうでして、私自身は慣れているので普通に車道走れますが(←当たり前)、初心者さんはそもそも車道が怖いと言う人もいます。
そしてそれが嫌で、結局は乗らなくなるとか・・・

高い金出したのに、なんかもったいないところではありますが。

一般道だと怖くて走れないという声も、前にも何度か紹介した、タイのスカイレーンみたいなところがあればいいのに、という声は結構いただいてます。
気持ちはわからんでもないですが・・・

一周23.5キロの空港周回コース、国が動けば作れるでしょうけど、まあ現実的ではないでしょう。
タイでこれが出来たのは、タイは王政を敷いており、タイ国王が自転車好きだからだそうですよw
安部総理が独断でこんなもんを造るわけには行きません。
読者様情報では、タイの国軍が経営する自転車屋もあるそうです。
このあたりは世界が違いますね。

現状で、私自身はそれほどロードバイクが走りづらい道路だと感じてないというか、走りにくい道も確かにあります。
そこに行かなければ済む話だと思っているので、私自身は気にしていないのですが、こういう自転車専用コースがあればもっと乗りたいと言う人もいるようですし、誰か頑張ってくださいw

日本で自転車行政の専門家的な人たちって、どうも好きになれない人が多く、例えば某氏が大手自転車サイトサイクリストに掲載した記事。

京都市の自転車ナビラインと自転車事故数の減少について。数字を見て考えること。

根拠が不明な記事で、しかもサイクリストのサイト上に批判的なコメントが付いたら、コメント欄閉鎖してますし。

国道20号(甲州街道)府中の自転車ナビラインを見て思ったこと。

こういう人たちが専門家会議などで発言して、さほど役に立たない自転車ナビラインをせっせと描いて・・・

神奈川県の自転車保険に関する会議でも、神奈川県サイクリング協会理事長が会議に呼ばれ、【駅に輪行の分解・組み立てのスペースを作って欲しい】とか、意味不明な提案していたり。
そんなもん、無くても自分で場所探して迷惑が無い範囲でやれよと思いますし、そもそも県内のサイクリストの総意として、そんなもん欲しがっているのかという問題もありますし。

駅などに、税金を使って輪行の分解・組立スペースを作るという意味(アンケート結果)

一般サイクリストが本当に求めていることとは、まるで違う方向に持っていこうとしている方々もいる気がします。
バイクロアを潰したのも、埼玉県のサイクリング協会の理事長でしたし。

いろいろ問題視された御前山サイクリングフェスティバル、その後。バイクロア中止問題も。

ちょっと力がある人間が、何か大きな勘違いをして、民意とは異なる方向に持っていこうとしている気がします。
バイクロアについても、聞いている範囲では過去にトラブルを起こしているわけでもなく、むしろ自然環境を重視して後片付けもしっかりやっているようですし、偏見で中止に追い込んでいる気がします。

自転車インフラは整わない、むしろ税金の無駄遣いでナビラインを描きまくる暇があるなら、もうちょっとサイクリストフレンドリーな製作であって欲しいなと思うこのごろです。

おっと話が盛大に逸れましたw
プロショップでも中古屋でも、どんどん潰れる時代です。
サイクリストの中には、

いろんな人
いろんな人
ロードバイクは認めない。潰すべきだ

とブログで書いていらっしゃる暇な方もいます。
自転車の楽しみ方は、法律の範囲であれば人それぞれ。
多様性を認めていかないと、どんどん衰退していくのかもしれません。

ここ2年くらいは、ロードバイクからグラベルロードに買い換えたいという話が結構多かったように感じます。
グラベルのほうがノンビリ走れるとか、いろいろ理由はあるようですが、自転車は乗ってなんぼ。

ショップが淘汰されて困る人もいるのでしょうけど、過剰過ぎるショップはある程度整理したほうがいい。
しかし本当に淘汰されて欲しいのは、謎の権力を握って行政を動かそうとする人たちかもしれません。

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