木曜日に記者会見するそうですが。

前に書いた、バスがウーバーイーツの自転車を至近距離で追い抜きした件。

ロードバイクに乗っていて、バスなど大型車に幅寄せされないために。

バスの至近距離追い越し事件について告訴を検討するそうですが、その前に法的な問題を。

今のところ、警察からは被害届の受理を拒否されているようです。
そして木曜日に記者会見するそうです。

危なかったことは事実ですが

自転車乗りとしては、確かにこんな至近距離でバスに追い抜きされると、やっぱ怖いです。
バスの運転手からも学校側からも謝罪が無いことで記者会見するらしいです。

こちらの記事でも少し書きましたが、

ロードバイクにドラレコを付けるのは賛成。ですが・・・

この動画の件だけで言うならば、未然に防ぐことは可能です。
信号待ちしている段階で後ろから来ているバスの存在に気づくことは可能ですので、このように路肩が狭い道路では、信号が青になると同時に先に行かせれば済む話。

もちろん、法的にそんなことをする義務もないですが、このように大型車を先に行かせる行動については、サイクリストの中でもやっている人はいるのではないでしょうか?

死にたくないですし。

で、確かにこの動画、至近距離で追い越ししてきたり危ないです。
公道を走るからには、一定のリスクは付き物。

このバスの追い抜きは、本当に違反なのか?違法性があるのかと聞かれると、かなり微妙なケースだと思ってみています。

違反?違法?

まず道路交通法上の追い越しの違反ではないかとネット上では書かれています。
追い越しするときは、同一車線内からではなく右車線に行かないとダメだよね?という話のようですが、そもそもこれは追い越しではないと思われます。

道路交通法 第二条

二十一 追越し 車両が他の車両等に追い付いた場合において、その進路を変えてその追い付いた車両等の側方を通過し、かつ、当該車両等の前方に出ることをいう。

追い越しの定義は【進路を変えて】とあるので、

これって進路を変えてないので、そもそも追い越しではないんですよね・・・

これは追い越しです。

進路を変えているので追い越しになります。
進路を変えずに前に出る行為は、法律には定めは無いですが、追い越しと分ける意味で追い抜きと言われます。

安全運転義務に違反したのか?という問題もありますが、

第七十条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

恐らくバスの運転手がこれに問われる可能性も低いかと。
横の距離って、別に法律には定めは無いですし。

そうするとバスが至近距離で【追い抜き】したことが暴行罪に当たるのか?という問題にしかならないと思うんです。

で、自転車側から見れば、至近距離で追い抜きされて危なかったと感じるでしょうけど、バスの運転手側からすれば、

歩道側からいきなり車道に乱入されて困った、という見方も出来ます。
歩道側から自転車が車道に乱入してきて、危ないと思ったが右車線には車が通行しているので車線変更できないので、仕方なくそのまま【追い抜き】せざるを得なかった。
そして自転車がバスに対して暴行を加えてきたので、怒った。

これだって全然筋が通ってます。

バスの運転手が自転車のほうのカバンを掴んで暴行したと動画ではなってますが、それは映像としては写っていないので無意味。
むしろ、【ストレス発散】と字幕まで付けて2発目のバスへの殴打がある分、マイナスだと思うんですが。

そうすると、この件、どっちが加害者でどっちが被害者なのかわからないと思うんですが。
だからこそ、警察も被害届を受理しなかったのではないでしょうか?

あと凄く不思議なんですが、自転車のほうは弁護士に相談しているとしています。
弁護士が付いていながら、このようにどんどんネット上で騒いだり(←だいたいはよく思われません)、記者会見するとか、ちょっとあり得ないような言動が目立つのですが。

なぜ記者会見するのかはわかりませんが

この件でなぜ記者会見するのかわかりませんが、社会の目が必ずしも自転車に対する同情でもない気がします。
同じウーバーイーツの方と思わしきツイッターアカウントでも、

うちの記事引用、ありがとうございますw
この件、どっちが被害者なのか第三者的に、法的に示すことは困難だからこそ警察は不受理なんじゃないでしょうか?

しかも地上波の取材を受けて、バスの危険運転よりもウーバーイーツの危険性について取り上げられてしまったようです。

テレビの取材、うまく使われてしまうことがあるので出ないほうがいいと思うんですけどね・・・

最初この件を読者様からいただいたとき、この方を応援したいと思ってましたが、一連の動きを見ているとどうも同情できない点があるので、なんだかなぁと思うところです。