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ビアンキのロードバイク、イントレピダとインプルーソは似たような価格帯だが、どっちがお買い得なのか?

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ビアンキの10万円台のロードバイクに、イントレピダ(INTREPIDA)とインプルーソ(IMPULSO)があります。
どちらも105完成車で10万円台後半と似たような価格帯ですが、どっちのほうがお買い得なのか、性能の違いはどうなのかについて書いていきます。



イントレピダとインプルーソの違い

イントレピダ105とインプルーソ105を比較します。

まず一番の違いですが、イントレピダはカーボンフレーム、インプルーソはアルミフレームです。
そのうえで細かいスペックを見ていきましょう。

イントレピダ インプルーソ
フレーム カーボン アルミ
フォーク フルカーボン カーボン

(アルミコラム)

STI 105 105
クランク RS500

50-34T

105

50-34T

フロントディレーラー 105 105
リアディレーラー 105 105
スプロケ 105

11-28T

105

11-28T

ブレーキ 105 105
ホイール 105ハブの手組 シマノRS010
タイヤ ザフィーロ

25c

ザフィーロ

25c

重量 不明 8.97キロ
値段

(税抜)

187,000円 173,000円

 

細かいところを言えば、シートポストが違うとかサドルが違うなどありますが、この辺は大きな差がないグレードなので割愛。
イントレピダ105はなぜか重量が書いてありませんが、イントレピダのティアグラモデルは9.01キロです。
なので105モデルは8キロ台後半と考えていいでしょう。

ちなみにですが、私はインプルーソ105の2012年モデルを持っています
私のころは完成車重量がメーカー値で8.5キロでした。
2012年のスペックでは、シートポストがカーボンでしたし、ホイールがマヴィックのアクシウム(現行モデルだとアクシウムエリート)でした。
私のインプルーソは実測値で8.3キロ、その後にホイールの交換などをした結果、実測値で7.9キロになっています。
当時は為替の影響で、アクシウムがついていても定価は15万ちょいとお買い得でした。

スペックを見る限り、フレームとフォーク以外はほぼ同じと考えてよいです。
クランクが、イントレピダではRS500になっていますが、RS500は105とティアグラの中間のような存在で、ぶっちゃけ言えばほぼ差はありません。
ホイールについてですが、恐らくはイントレピダに付属するホイールの【105ハブの手組】については2000g程度はあるでしょう。
それに比べたらインプルーソに付属するRS010のほうがやや軽いですが、リムはどちらも重いホイールなので、乗ってみて違いを感じるほどの差ではありません。

したがって、単純にフレームとフォークの差と考えていいでしょう。

イントレピダとインプルーソの乗り味の違い

まず、どちらもビアンキのカテゴリの中では【エンデュランスレーシング】、つまりはロングライド向けです。
この二つのバイクですが、乗り味は全く違うと考えていいでしょう。

まずはイントレピダから。

2017年モデル Bianchi(ビアンキ) Intrepida105 (イントレピダ105)[カーボンフレーム]純正ボトル&ケージ付[ロードバイク・ロードレーサー]

いわゆる【低価格のカーボン】ですが、振動吸収性は抜群です。
剛性が低めのカーボンなので、乗り心地自体はかなりよい。

加速性についてですが、剛性が低い分、それほど高くない印象です。
加速性についてはインプルーソには勝てないでしょう。

次にインプルーソ。

《在庫あり》2017年モデル Bianchi(ビアンキ) IMPULSO105 (インプルーソ105)[アルミフレーム]純正ボトル&ケージ付[ロードバイク・ロードレーサー]

こちらは軽量なアルミフレームを使い、フォークはケプラーを配合したカーボンフォーク(コラムはアルミ)です。
振動吸収性はアルミフレームの中ではいいほうです
しかしイントレピダよりは劣ります。

加速性については、アルミの剛性感を活かした鋭い加速を見せてくれるフレームなので、イントレピダより上です。

インプルーソですが、2011年ころはプロチームがレースに使っていたことがあります
パリルーベという、石畳のガタガタ道のレースがあります。
このレースはプロレースの中でも過酷なことで知られ、まるでオフロードを走っているかのような道で、毎年ものすごい数の落車が起こることでも知られています。
この石畳レースには、例えばトレックでいえばドマーネのような振動吸収性を高めたカーボンフレームが投入されることがほとんどですが、ヴァカンソレイユというチームがアルミのインプルーソで出場しました。
快適性と加速性のバランスがいいということでしょう。

なので個人的な意見としては、【カーボンという素材に強いこだわりがないのなら】、インプルーソのほうが乗っていて楽しいと思います。
イントレピダを接触的に選んだほうがいい人は、加速性よりも乗り心地優先の人です。

イントレピダもこの価格帯でカーボン+105なのでお買い得ではありますが、カーボンであるということにこだわりすぎると、性能がないがしろになりかねません。

また、これのワンランク上のグレードにインテンソという車種があります。

《在庫あり》2017年モデル Bianchi(ビアンキ) INTENSO105 (インテンソ105)[カーボンフレーム]純正ボトル&ケージ付[ロードバイク・ロードレーサー]

インテンソはカーボンフレームですが、低価格ながらも加速性もしっかりあり、それでいて振動吸収性もバランスがいいので、本当はこっちのほうをオススメしたいところです。

もしイントレピダかインプルーソで悩んでいるなら、個人的にはインプルーソを推します
もう少し予算を足せるなら、インテンソをオススメします。

カーボンのほうがアルミよりも上と考える方が非常に多いのですが、製造原価はカーボンのほうが高くなるため、値段だけ見たらわずかですがイントレピダのほうが上です。
しかし、それと性能はあまり関係なく、フレームの質という面で見るとインプルーソのほうがちょっと上だと思います。
インプルーソはアルミらしい剛性感がある加速力を見せながらも、振動吸収性もそこそこあるアルミフレームなので、オススメです。

《在庫あり》2017年モデル Bianchi(ビアンキ) IMPULSO105 (インプルーソ105)[アルミフレーム]純正ボトル&ケージ付[ロードバイク・ロードレーサー]




コメント

  1. 佐藤 より:

    コメント失礼します。既出だったらすみません。
    フェニーチェ(pro.elite.sport)それぞれの差と、フェニーチェエリートと同価格帯であるインプルーソ、イントレピダとの違いを書いていただきたいです。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。
      フェニーチェSPORTについては乗ったことがないのでわからないのが正直なところです。
      スペック的な比較はできますが・・・

      機会があれば書かせていただきます。

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