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【SPDペダルの選択肢としてクランクブラザーズのキャンディ】とか、【LOOKのSPD-SL】って、日本語としてはおかしいと思う件。

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初めてのビンディングペダル選びについて時折質問を頂いたりするのですが、まず悩むポイントとしては

 

いろんな人
いろんな人
SPDとSPD-SL、どっちがいい?

 

これですよね。
この言葉、便利なので私もついつい使ってしまいますが、例えば

 

いろんな人
いろんな人
SPD-SLのビンディングにしたいけど、LOOKとTIMEどう違うのかわからない。

 

などと聞かれると、言いたい事の意味は分かるんですが、用語としては完全におかしいわけで。

SPDって何の略?

SPDって、そもそも何の略語なんでしょうか?
答えはこちら。

・SPD = シマノ ペダリング ダイナミクス

 

・SPD-SL = シマノ ペダリング ダイナミクスSL

ということで、これはシマノの商標です。

 

いろんな人
いろんな人
SPD-SLのビンディングにしたいけど、LOOKとTIMEどう違うのかわからない。

 

言いたい意味はよく分かるんですが、そのまんま読むと【シマノのビンディングにしたいけど、LOOKとTIMEどう違う?】という話ですよ。
いいんですよ。
言いたい意味はよく分かるので。

 

いろんな人
いろんな人
SPDとSPD-SL、どっちがいい?

 

管理人
管理人
シマノ限定??

 

いいんですよ、言いたい意味はちゃんと伝わるので。
それにしても、ビンディングシステムの代名詞みたいになっているSPDとSPD-SLって、ある意味ではシマノの影響力の強さを現しているのかなと・・・

 

これって昔はロードペダルとかMTBペダルとかで分類していたように思うのですが、SPD系でもオンロードでの使用を前提としたモデルも多くなってますし、実際、ロードバイクでSPD使っている人なんていくらでもいるわけで。
2つ穴系とか3つ穴系、という分類のほうがまだ正しい気もしますが、そうすると4つ穴のスピードプレイはどうするのか?となってきたりするので、面倒なのでSPDとSPD-SLで分類なんでしょうね。

なぜ格下げ??

私も昔、シマノのSPDペダルを使っていたことがあります。
PD-A600という、当時のオンロード系SPDペダルの最高峰です。

 

で、私が使っていた頃はアルテグラグレードだとされてましたが、数年前になぜかティアグラグレードに格下げになり、今は既に廃盤です。
後継ペダルはPD-ES600。

 

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PD-A600がカタログ重量で286gだったのに対し、PD-ES600は279g。
シマノのHPではアルテグラR8000シリーズにもこれがあるし、105のR7000シリーズにも同じペダルがある。
シマノってHPでの表記は結構テキトーなんで、まあ、アルテグラグレードだと思っておけば気分的にはいいでしょうw

 

SPDって、金属のクリートで、金属のペダルに嵌めるので、どうしてもペダルが傷だらけになっていきます。
これはある程度しょうがないんですが、PD-A600をある中古買取屋に2個持っていったところ、一個100円での買い取りw

 

しかも、査定書には【品番不明ペダル】と書いてあって、いやいや、見りゃわかるでしょ?と言ってはみたのですが、傷が多くこういう扱いでしか買取できないと言われて、面倒なのでその1個100円で売ったきた思い出があります。
今考えれば、欲しい人がいたらタダで譲ったのですが。

SPD系のオススメ

SPD系のオススメというと、やはりシマノのPD-ES600とかになってきます。
これだと片面キャッチなんですが、両面キャッチならPD-ED500とかでしょうか。

 

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両面キャッチだと、PD-ED500で442gですので、ちょっと重過ぎる気がしますが・・・
個人的には品番が男性には受け入れ難いと思うのですが、そこを気にするのは日本では私くらいでしょうか。

 

で、SPDを選ぶ人って、歩きやすさもそうですし、ステップイン、ステップアウトのしやすさも重視しているのかなと思います。
クリートが大きいSPD-SL系に比べると、

SPDはクリートが小さいので、外すときもラクチン。

その上でですが、あえて【クランクブラザーズ】の【キャンディ】をオススメしたりもしてます。

 

クランクブラザーズのペダルは、シクロクロスなどオフロード系が多く、例えばこちらのエッグビーター。

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これ、4面キャッチなんです。
その4面キャッチに、踏み面というかケージを付けたのがキャンディ。

 

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4面キャッチなのは変わらないので、ペダルの踏み面に足を置くようにすればカチッと嵌ります。
なので雑に踏んでもステップインしやすいというか、ペダルを見ないでもステップイン出来るはず。

 

あと、無駄にカラーが豊富ということもあります。
重量はキャンディ1で294g。

 

たぶん、耐久性というかトラブルの少なさでいうとシマノのほうが上に来るとは思いますが、人と違うことをしたいとか、そういう人にもオススメ。
クリートは二つ穴タイプです、当然ですが。

SPD-SL系のオススメ

当サイトはTIMEのXPRESSO推しです。
膝に優しく、軽量なペダルというとやはりTIMEですよ。
使っている人、シマノに比べると相当少ないはずですよ。
ややマイナー感が出ているのがTIMEペダルですけど、これに嵌ったらほかは使えません。

タイムペダルのいいところは、こちらで説明。
https://roadbike-navi.xyz/archives/1381

 

ただ、TIMEペダルは裏面踏んで壊す人もいるので、なんだかんだ最初に入門編として入っていきやすいのはシマノでしょうか。

 

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末尾に【LA】と入っているモデルは、ロスアンジュルスではなくて、もちろん【ライトアクション】、つまりは軽い力でアクション可能なペダルです。
ここでいうアクションは、もちろんペダルの脱着のほうで、間違ってもペダリングのほうの話ではないです。

 

一般論ですが、高価なペダルほど脱着がやや硬めだったりするので、最初は105とかそれ以下のグレードから入ってもいいのかも。
デュラエースだからとんでもなく違うのかと聞かれると、ペダルについては驚くほど差が出るわけではないので。

 

スピードプレイについては、最初のうちは脱着が恐ろしく硬いので、初心者には向きづらいかもしれません。
脱着を軽くする方法は一応あって、クリートを強く締めすぎないとか(クリートがビミョーに歪むので嵌りづらくなる)、フィニッシュラインのペダル用潤滑剤を使うとか

 

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スピードプレイ専用シューズを使ったほうが、クリートが歪まないので脱着はしやすいとも聞きますが。

 

初心者さんは脱着が軽いほうが安心だと思うので、最初はスピードプレイではないほうがいいと思います。
カッコイイし、膝への負担も少ないのがスピードプレイなんですけどね。

 

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スピードプレイはちょっと高いという問題もあるので、最初はシマノとか使って、もしどう調整しても膝が痛むとかあるら、TIMEかスピードプレイを検討するのでもいいかもしれません。
というより、TIMEについては脱着がかなり軽いので、初心者向きでもあるのですが。

 

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意味としては通じるのでいいのですが

意味としては通じるので、別に

 

いろんな人
いろんな人
TIMEのSPD-SL

 

いろんな人
いろんな人
三ヶ島のSPD

 

いろんな人
いろんな人
SPDの選択肢として、クランクブラザーズのキャンディ

 

厳密には全部おかしいですが、意味としては通じてます。
そういえば、三ヶ島のビンディングペダルのうち、EZYシリーズとEZYスーペリアシリーズについては、ロードバイクの答案対策としても有効ではないかと思ってます。

最強の盗難対策!?三ヶ島のEZYペダルならロードバイクも盗まれにくくならないだろうか?
せっかく買ったロードバイク、盗まれたくないですよね。 近年、特に盗難対策のモノって増えている気がします。 オルターロックとかもそうでしょうし、 切断されにくい鍵もそうですよね。 軽量性と切断されにくさなら、オットーロックが良さそうな気がしま...

何と言ってもこのペダル、工具なしでワンタッチでペダルが外せますからね。
ロードバイクにはきちんと鍵を掛けて、ペダルを外しておけば、鍵を切断して乗って逃げようとしてもペダルがないですからw

 

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本来は輪行で外すためにあるんでしょうけど、盗難対策としても興味深いペダルです。

 

あと、中華スピードプレイというキワモノもあるらしいですが、なんか走行中に勝手に外れたりするという話も聞くので、違う意味で危険ですw

SPD-SLは本当に歩きにくいのか?

ここでいうSPD-SLというのは、ロード系ペダル全般を指します。
三つ穴タイプのもの(スピードプレイ含む)ですね。

 

よく言われることで、

 

いろんな人
いろんな人
歩きやすいのがSPDで、歩きにくいけど走り重視なのがSPD-SL

 

これはある意味定説なんですが、これの理由としては、SPDはクリートが靴底から出っ張らないで、

SPD-SL系はクリートが出っ張っているから、ですよね。

SPD-SL系だと、ペンギン歩きになるから歩きにくいんだよ、というのは定説なんですが、SPD-SLでも歩きやすいようにすることは可能です。
これはSIDIのシューズ限定ですが、

アップヒールという、社外性のヒールがありますから。

SIDIシューズ専用のアップヒールを4ヶ月使ってみた感想。
SIDIのシューズは、磨り減りやすいヒール部だけを交換できるようになっています。 純正のヒールは、このように薄っぺらいものですが、交換可能なのですが難点もあり、磨り減るのが早いです。 時々ヒール部の磨り減りを確認しないと、ヒールを取り付けて...

これを使い始めてもう一年くらい経ちますが、普通に歩けます。
SIDIのシューズ以外でも、ヒール交換可能なシューズなら何かしらパーツを自作して歩きやすくしている人もいるようです。

もちろん、これで何キロも歩けと言われたら嫌ですが、歩きやすいかどうかという観点で選ぶのは間違いだったのではないかとすら思うときもあります。
SPDのメリットですが、クリートがすり減ることがほとんどないので、SPD-SLのように高頻度でクリートを交換する必要はありません。
あとはスニーカー的なデザインのシューズが多いのがSPDのほうでしょうか。

 

クリートが小さい分、SPD-SLよりも脱着も軽くできるというメリットもあるんですが、どっちがいいかは好みかなと・・・
個人的にはどっちも試してみたほうがいいと思いますが、SPD-SL系のほうがロードバイクとしての走りは全然上なので、SPD-SL系のほうがお勧めです。

 

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ビンディングペダルと言っても、このように実はいろいろあります。
人と違うSPD系ペダルなら、クランクブラザーズのキャンディなんて4面キャッチなので使い勝手がよかったりしますし、盗難対策で三ヶ島のビンディングペダルを選ぶのもアリでしょう。

 

走り重視なら、やっぱSPD-SL系のほうが断然楽しいです。
歩きやすいかどうかという観点だけで選ぶのではなくて、歩きやすいかどうかは一つの選択肢であって、走り重視なら是非SPD-SL系をどうぞ。
アップヒールを使わなくても、歩きにくいのは最初だけです。
すぐ慣れます。




コメント

  1. 高はし より:

    高はしです。
    正直、ビンディングペダル全般を指して、「SPDペダル」って言っちゃいがちですね。これって、シマノさんにとってはホントはヤバいことですよね。商標が普通名称化してしまうのですから。権利行使が最悪できなくなるかもしれません。
    多くの企業は、普通名称化しないように、一定の広告を打ったりします。
    普通名称化の危機があった例は、たとえば宅配サービスの「宅急便」、レンズ付フィルムの「写ルンです」、インスタント写真の「ポラロイドカメラ」とか、古くはコピーを「ゼロックス」と読んだ例もありました。
    「ホッチキス」「エスカレーター」は商標ではなくなってしまいました。
    「SPD」は、どうするでしょうね?

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      もはやビンディング全般を指してますよね。
      しかし、ほかにいい用語がないというのも事実なのかなと・・・

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