スタンディングスティルを身につけろ!バイクコントロールを身につけることで、立ちゴケを減らすテクニック。

ロードバイクの初心者さんにとって、立ちゴケというのは多くの人が通る道だと思います。
私は立ちゴケの経験が3回ほどあるのですが、全て同じミスでして、信号待ちで停止中、片足をビンディングから外して立っていますよね。
そのときにドリンクを飲んでいて、手からボトルが滑って落ちそうになったのを追いかけてしまい、立ちゴケ。
こういうのは両足外している、もしくは追いかけなければ防げます。

ロードバイクに乗っていると、例えば不意に車がおかしな動きをしたとか、歩行者が歩道から飛び出てきたとか、逆走の自転車が現れたなど、急停止を求められる場面もゼロではありません。
そういうときに、落車転倒しないようにするには、停止した状態でも体勢を保てるテクニックだったり、すぐにビンディングを外せる技術は絶対に必要です。

自転車の基本、低速時が一番不安定

これは二輪車全般に言えることですが、低速のほうが不安定です。
スピードが上がっている状態ではまっすぐ走れても、低速だとふらつく人はそれなりにいるでしょう。

スピードが出ていれば路面の小さな継ぎ目なんて引っかかりませんが、低速だと引っかかりやすくなったりします。
スピードが出ている状態では、小石なんてタイヤが跳ね飛ばしますが、低速だと引っかかったりします。

ということで、一番注意しないといけないのは、赤信号などで減速しているときです。

こちらは08:10あたりから、赤信号に備えて減速し、手信号を出しています。
手信号を出した上に、フロントブレーキを握ったので盛大に落車してます。

こういうのも、低速時ほど危ないので、片手できちんと操作できないなら、手信号なんて出さないほうがマシです。
道路交通法上も、両手できちんとハンドル操作しろとあるので、手信号を出さなくても必ずしも違反ではありませんし、グループライドでは声で知らせることも出来ますし。

スタンディングスティル

つまりはダンシングのようにサドルからケツを上げた状態で、停止できるテクニックですね。
左右のペダルを水平位置に置き(3時と9時)、前側になっているペダル側にややハンドルを切るといいらしいです。
(逆にすると、前輪とシューズが接触する恐れ)

つまり、左足が前に来ているようなら(3時)、ハンドルは少し左に切る状態です。
いきなりビンディングでやると転ぶ可能性があるので、最初はフラットペダル&スニーカーでやったほうがいいでしょう。

自転車の重心がどこかを探ると安定する場所があります。
前過重すぎても、後ろ過重過ぎても、ロードバイクは安定せずふらつきます。
BBの少し前あたりが重心だったりするので、探るしかないですね。

こちらの動画ですが、さすがにここまでやれとはいいませんが・・・
プロのバイクコントロールは凄いですよね。

MTB経験者のほうがバイクコントロールは上手いです。
ロードバイクの重心にきちんと乗ることが第一のポイントです。
重心が一致すると、スタンディングで左右にブレにくく安定します。

それとシッティングスティル。
普通に走っていて前方の信号が赤のとき、初心者さんは特にですが、だいぶ手前で片方のビンディングを解除する人が多いと思います。
それ自体は正しいことなんですが、ある程度慣れてきたら、停止するまでビンディングを解除せず、完全停止してから外すように練習してみます。
当たり前ですが、そもそもシッティングのまま数秒でもふらつかずにそのままの姿勢を維持できることが先決ですし、ビンディングを外すこと自体にまだ難がある人はしないでください。

最初は、フラットペダルでいいので、停止状態で3秒でも5秒でもいいので、倒れないように出来るかの練習から。
これ、タネ明かしをすると、停止状態のままペダルを逆回転させていると、そのままの体勢で長い時間耐えることができます。
左右に力を入れることでバランスを安定させているわけですね。
しかし、そもそも調整が上手くできていないと、ペダル逆回転でチェーン落ちする人とかいるので、あまりしないほうがいいかも。

こういう技術は緊急時に役立つ

座ったままでも立ったままでもそうですが、転ばずにその姿勢を維持できるというのは、緊急時には役に立ちます。
何らかの理由で急停止しないといけない場合に、ブレーキングに気をとられてしまい、しかも焦ってビンディングを上手く外せない。
そのときにバイクコントロールする技術が無いと、あとは転ぶだけです。

落車転倒を避けるためのテクニックとして、こういうバイクコントロールも役に立つわけです。

初心者さんの多くは、例えば50m先の信号が赤なら、だいぶ手前で片足のビンディングを解除して、停止に備えるでしょう。
それ自体は正しいことなんですが、そのクセがついている人の中には、緊急停止するような事態では、ブレーキングが精一杯でビンディングを外せない人もいます。

なのである程度ビンディングに慣れてきたら、目の前の信号が赤でも、停止してから初めて外す、という流れも練習の一つになります。(そもそもビンディングペダルに不安が強い人は、公道では練習しないでください)

ロードバイクの練習というと、速く走るほうがメインになりがちですが、バイクコントロールの技術も落車転倒を防ぐ重要な技術です。

練習法としては、まずは一本橋ですね。

これの練習のときは、なるべく低速で真っ直ぐ走れるか?を練習します。
下を見ると安定しないので、視線は前が基本。
いかに低速でふらつかないか?がポイントなのですが、最初は単に真っ直ぐ書かれたラインを、低速でブレずに走りきることからでいいでしょう。
いかに遅く出来るかもポイントで、スピード上げて真っ直ぐ走ることは誰でも出来ます。
時速4キロ以下とかでまっすぐ進むのはバランス感覚が必要です。

次に、スラローム。

室内でたくさんのローディーが自転車に跨っていると、なんかおかしな集団みたいに見えますが、こういう練習は事故防止、怪我の予防に役立つ技術です。

あと、こういう練習をどこでやるのか?が一番の問題かもしれません。
間違っても一般道で練習するわけにはいかないので、大きな公園などで自転車進入禁止ではない場所とか、ほとんど車がいないような駐車場とかですかね。
大きな公園だと、そもそも自転車進入禁止になっているところも多いのですが、仲間内何人かでスラロームとか一本橋とかやる場合、施設管理者に予め申請して許可を取れば、問題なく出来る場合もあります。
本当は初心者さんほど、こういう練習をしっかりやってから公道を走ったほうがいいのでしょうけど、こういうバイクコントロールの講座をやっているショップもほとんどないでしょうし・・・

時々見る残念な事例

ロードバイクの走り方で残念な事例を時々射掛けるのですが、例えば峠の下りの左コーナーで、対向車線にまで膨らんでいる人。
信号待ちで左からすり抜けようとして、思ったよりも狭かったからかバランス崩して転倒する人、もしくは車に接触する人。
なんか動きがおかしいなと思っていたら、停止するや否やバランス崩して立ちゴケする人。

バイクコントロールの技術を身につければ、防げることもあります。
まあ、すり抜けで落車しているのを見たときは、そもそもすり抜けするなよ・・・と思いましたが。

あとそもそもですが、危険予測も大切です。
歩道にいる人の様子がなんかおかしい・・・と思うことってありません??
片側2車線の道路とかでも、横断歩道ではないところで横断しようとする歩行者もいます。
歩道に歩行者が溢れているからという理由で、いきなり車道に下りて逆走するママチャリもいます。

そういうのって、歩道の状況も見ていると、なんとなく

管理人
管理人
あいつ、やりそうだな

わかるので、減速して注意します。
ノーウインカーで左折する車も、よーく見ていると結構いますし。
危険予測するのも安全性確保の手段ですし、バイクコントロールの技術を磨くのも安全性確保の手段です。

危険予測って結構大切で、ある程度予測していれば、精神的にも落ち着いて処理できますが、予測していないと単にパニックになるだけ。
ビンディングだって、普通にやれば簡単に外れるものですが、焦ると意味不明な方向に力を入れて外せない人がいます。
ビンディングを解除するのって、言い方を変えれば【いかに足の力を抜くか】なんですよね。
全身に力が入った状態だとどうやっても外れなかったりしますが、落ち着いて力を抜いて軽く捻れば、カコッとすぐに外れますし。

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コメント

  1. 高はし より:

    高はしです
    スタンディングは、ごく、ゆるやかな登り坂で練習すると楽に習得できると思います。勾配によって自転車がバックするのに対抗してペダルに荷重する感じ。平坦な道路でも、よ~く観察すると高低差があるのでそれを利用すればよいです。どうしてもなければ、小石にタイヤ当てても、かなり違うはずです。
    ポジションは、仰るとおり、ペダル水平で前足側にハンドル切るわけですが、前輪の延長線と後輪の延長線との交点と、前後輪それぞれの接地点との三角形の中に重心を落とす感じだとうまくいくはずです。
    私は、左足前が安定しやすかったのですが、路肩は右上がりなことが多いので、右足前ができたほうか「使え」ます。(バンクではカントの小さなホームとバックでしかできなかったです。)
    ビンディングしてのスタンディングは、ちょっとした恐怖心が見えると、バランスを崩しやすいように思います。
    私は、20年も離れていたので、ちょっとしたことで「怖さ」が芽生えて…。去年、ビンディング外した足とは逆側にバランスを崩して、自転車を飛び越えるようなカタチではずした側の足をついた(イメージ伝わらないですよね)ら、ふくらはぎの肉離れをやってしまいました。

    公道でフラフラ練習してると、車からは反感買うと思うので、人知れずの練習が必要かもしれません。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      公道では確かに危ないですね。
      こういう練習、スタンディングだけでなくスラロームとか一本橋とか、ホントはやったほうが事故防止にいいと思うのですが、正直なところあまりそういう練習している人の話って聞かないですよね。
      やり方はいくらでも書けますが、コツだけは自分で掴むしかないですし・・・