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あえてタイムのペダル、XPRESSOを勧める理由。シマノやLOOKとの大きな違い。

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私はロードバイクのペダルとして、TIMEのXPRESSOシリーズを使っています。
ビンディングペダルとしては3つ目です。
いろいろ使った結果、TIMEのペダルは最高という自分なりのポリシーがあります。



今まで使ったペダルを

私はクロスバイク時代からビンディングペダルを使いだし、ロードでも当然ビンディングペダルです。
クロスバイク時代は、シマノのSPDを使っていました
SPDの中でも最高級グレードのツーリングペダル、PD-A600(アルテグラグレード)です。

Shimano – PD-A600 SPD ツーリングペダル

当時は歩きやすさも重視していたので、SPD-SLではなくSPDを選択。
違和感なく歩けますし、ペダル自体も軽量なので使っていました。
というより、ほかのビンディングペダルを使ったことがなかったので、比較対象がなかったというのが正解です。

ロードバイクになってからも、しばらくはSPDのままでしたが、どういうわけかPD-A600からの異音が収まらず、ベアリングのグリスアップをすると一時的には異音が収まるのですが、またすぐに異音が出始めるという状態になり、もう一個PD-A600を購入しました。
こちらもなぜか、半年ほど使うと同じように異音が収まらなくなるため、今度はLOOKのロード用ペダルを購入(KEOシリーズ)。
SPDからロード用ペダルに変えたら、走りが一変しました
踏んだ感触やパワー伝達性がSPDとはまるで違うことに気が付きました。

LOOK自体に大きな不満はなかったのですが、知り合いからTIMEのXPRESSOをいただき、試しに使ってみることにしました。
最初はTIMEのペダルに対して、違和感のほうが強かったのですが、何度か乗ってみるとTIMEのペダルだと膝への負担が明らかに少ないことに気が付きました。

それ以降、TIMEしか使ってない状態で今に至ります。

TIMEと、それ以外

ロード用ビンディングペダルのシステムは、【TIMEと、それ以外】という分類をされることがあります。
スピードプレイも独特のシステムですが、TIMEはシマノやLOOKとは明らかに違う機構を持っています。

TIMEのペダルが他社と決定的に違うのは、クリートが嵌るスペースが最初から開いている状態で、クリートを置くとパチンと閉まる機能であることです。
他社の場合、シューズでペダルを踏みつけると、クリートが嵌るスペースが開く、つまりは最初は閉じている状態です。

この違いにより、TIMEのペダルはステップインがものすごく軽いです。(かといってステップアウトが重いわけではない)

また独特のフローティング機構がついているのもTIMEの特徴。
シマノやLOOKでは、可動域に合わせて3種類のクリートが用意されていて、ペダルに遊びがあります。
TIMEではクリートは一種類しかありません。
このクリートは左右への遊びがそれなりにあるのですが、TIMEのペダルでは例えば左につま先が動けば、それをバネの力でセンターに戻そうと動きます。
これが独特の動き、フローティング機構と呼ばれるものです。

TIMEのペダルは、そもそもはビンディングペダルの元祖であるLOOKの元社員が開発しています。
LOOKに在籍時に、【遊びを持たせたペダル】を提案したが社内では聞き入れられず、TIMEに移籍してリリースしたのがTIMEのペダルです。

なお、マヴィックのペダルとTIMEのペダルは、全く同じものです。
これは両社での販売戦略の問題で、TIMEのペダルのロゴやカラーリングだけを変えたものをマヴィックが販売しているため、実質的には同じものです。
クリート自体は全く同じです。
見た目は個人的にはマヴィックのほうがカッコよく見えますね。

TIMEにしてわかったメリット

TIMEのペダルに変えた当初、ものすごい違和感でした
というのも、ペダル上でシューズがウニウニ動くような感覚で、ダンシングしているとすごくウニウニするからです。

ですが発想を変えると、ウニウニ動くということはペダルに対して真っすぐに力が入っていない証拠だと考えました。
ペダルを真っすぐ踏めば、パワー伝達は一番効率がいいです。
ペダルに対して斜め方向に力を入れれば、ロスが生じます。
シマノやLOOKで遊びがないクリートにすれば、斜めに踏み込んでもペダル上でシューズが動きませんが、パワーロスしているのは明白です。

なので私は、なるべくまっすぐ踏めるようにペダリングを研究しました。

その結果、以前よりも速くなりましたし、同じ距離を乗っても疲労度が少ないし、なにより膝周りの張りが出にくいことに気が付きました。

つまりはTIMEのペダルは、ペダリング矯正にも効果があるのではないかということです。

TIMEのペダルは、ベアリングが弱いと言われることがあります。
これについてですが、私は明確に否定します。
シマノのアルテグラ(PD-A600)では短期間に2つのペダルのベアリングがおかしくなりましたが、TIMEは3年くらい運用しても全く異音など出ませんし、回転性が悪くなったという感覚もありません。

あと、TIMEのカフェクリートは、他社のロード用クリートに比べると明らかに歩きやすいです。
ですが唯一の問題点として、やたらとクリートがすり減るのが早いという問題があります

TIMEはクリートカバーを販売していないのですが、TIME以外の会社から【TIME用クリートカバー】が販売されています。

クリートスキンズ クリートグリップス(タイム用) ブラック
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しかし入手性が悪いのと、ちょっと高めなので、個人的にはシマノ用のクリートカバーを買ってきて、ナイフで切り取って使っています。

ちょっとわかりづらいのですが、シマノのクリートカバーの後ろ側の出っ張りをカッターで切り取ります。
ゴムが硬いですが、カッターで切れます。

こうすればTIMEのカフェクリートにも問題なく嵌ります。

TIMEのクリートをクリートカバーなしで使った場合、半年もすればクリートはボロボロになり、最終的にはちょっと力を入れるとすぐにステップアウトされてしまうようになります。
クリートカバーを使い始めて1年弱ですが、ほぼすり減っていない形で使えています。

これはTIMEユーザー(MAVICユーザー)には必須のアイテムと考えましょう。

TIMEのミドルグレード、XPRESSO4が現在35%オフと安くなっているので、この機会にいかがでしょうか?

Time – Xpresso 4 ペダル




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