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佐渡ロングライド中止へ。そんな中、ショップ独自で佐渡ロングライドを開催しようとしているところがありまして。

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スポニチ佐渡ロングライド、5月中旬開催予定でしたが、中止となりました。
このようなご時世ですので、仕方ないです。
参加予定だった方は残念でしょうけど・・・
必要経費を除いて、一部返金されるそうです。

 

これを書くかどうか迷ったのですが、あるショップが、3月下旬時点で【もし佐渡ロングライドが中止になっても、ショップ独自で佐渡で走行会を開催する】とブログで告知していました。
あるフレーム情報を調べているときにたまたま見つけたショップです。
私はこの【独自の佐渡走行会】について、だいぶ前に見つけて知っていましたが、さすがにこれは・・・と思って見ていました。
というより緊急事態宣言が発令されたあたりで考え直すのかな?と思って見てましたが、緊急事態宣言では特に記載内容などに変化もないようだったのと、10名以上に参加を促すかのように書かれていて、おいおい、ホントに大丈夫なのか??と不安視してまして。

どこのショップかは書きません

どこのショップなのかは書きませんが、内容としてはこんな感じです。

・佐渡ロングライド、中止になってもツアーとしてショップが開催する
・自己責任での参加
・補給できるポイントがないので、サポートカーを走らせる
・佐渡ロングライドと同じ日程、同じ時間で開催する
・【大人の遠足】、【プライベート佐渡ロングライド】と書いてある

佐渡ロングライドは、政府が発表している緊急事態宣言の期限後です。
緊急事態宣言として外出自粛要請は、暫定的ですが5月6日までですので。

 

緊急事態宣言が出ているのは、東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県です。
佐渡は新潟ですので、緊急事態宣言の対象地域外と言えます。

 

開催予定日も、緊急事態宣言の期間後になるのですが(5月17日)、緊急事態宣言は延長されうる可能性はありますし、緊急事態宣言後、5月7日になったら今までのように普通に生活できるようになるわけでもありません。
もし今の日本を見て、5月7日以降に普通の生活に戻れると思っている人がいたら、考え直したほうがいいレベルです。

 

執筆時では、佐渡でコロナ感染者はまだ出ていないようです。
佐渡島はいわゆる離島ですが、ウィキペディアによると、人口が約58000人の島です。
もし参加者の中に、無症状感染者がいて、島にウイルスを持ち込んで感染者が出た場合、離島という性質上からも危機的な状況が発生する可能性があることを理解しているのか?と疑問に思うわけです。

 

既に離島の石垣島でも、感染者が出ています。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6357003

 

佐渡では、5月6日まで、島外の人に対して来島を自粛するように要請が出されてます。
理屈の上では、その来島自粛期間後になるわけですが、その期間の約10日後に行くことが本当に正しいことなのでしょうか?

こういう時代なので、外を走ることを完全にやめて、ローラー台専門になっているサイクリストも結構います。
ソロライドで3密厳守で走る人もいます。

 

どっちが正しいのかについては、答えが出る話ではないと思っているのですが、集団で離島に行くということのリスクについて、今一度考えてもらいたいのです。
絶対に現地の人と会話しないし、接しないということはどうやっても不可能ですし。

いろんな考え方はあると思いますが

観光関係の人にとっては、今の経済状況は苦しいことは間違いありません。
もしかしたら、そういう人を少しでも助けたい思いなのかもしれませんし、単に素晴らしいコースを走りたいだけなのかもしれませんし。

 

理由はともかくとして、5月17日に決行するのは、あまりにも危険だと感じます。
佐渡の人口分布を見ても、高齢者が多いわけです。
島民に万が一があったら、自己責任で参加してくださいなんて言えるのでしょうか?
参加者の中に無症状感染者がいた場合、とんでもないことが起こる可能性を否定できませんし、移動の道中で感染して島に持ち込む可能性もゼロと言えるものはありません。
佐渡出身の人でも、島に戻ることは危険と判断している人もいます。

 

このご時世で大切なのは、感染しないようにリスクを避けることも大切ですが、既に無症状感染者であるという前提の下、感染を拡大しないように行動することも大切。
ロードバイクの場合は、事故リスクも考えないといけません。
事故で病院に搬送されるような事態が起きた場合、医療崩壊を加速させかねませんし。

 

ソロライドすることについては、十分な注意の下であれば、完全に否定されるとは思いません。
しかし、輪行するとか、集団で走るとかは、今は本当に自粛すべきことではないかと思うわけです。

 

佐渡ロングライドは、元々は3000人近い参加者のイベントですが、中止になった理由は、やはり感染拡大防止という面です。
万が一参加者に無症状感染者がいた場合、参加者が移動中に感染して島にウイルスを持ち込んだ場合、島ではとんでもないことが起こりえるからです。
医療体制もそこまで整っているわけではありませんし。

 

この発信をしていたショップさんは、だいぶ早い時点から【イベントが中止になってもショップ独自で行う】と宣言されてましたが、イベントが中止になるということの意味、もう少し考えたほうがいいのではないでしょうか?
報道でも出てましたが、佐渡の島民の中には、外から人が来ることに不安を持っている人もいます。
数千人単位で集結するよりは、10人くらいとかのほうがリスクとしては少ないでしょうけど、その中にもし無症状感染者がいた場合、離島では島崩壊の危機すら起こりえます。

 

行きたいなら、コロナが完全に落ち着いてからでも遅くはないです。
それが一年後なのかも知れませんし、今は先が全く読めない状況です。

緊急事態宣言を受けて、サイクリストがすべき行動について。【追記アリ:パリではジョギングが禁止に】
昨日、緊急事態宣言が発令されました。 現状では7都府県で緊急事態宣言が発令されています。 外を走るロードバイクというスポーツの関係上、外を走ってもいいのか?というのは気になるところだと思います。 緊急事態宣言が出ている地域に対しての話として...




コメント

  1. Iso より:

    先ほどのコメントは名前も表示されますか? 申し訳ありませんが名前は匿名でお願いします。

    • roadbikenavi より:

      すみません、こちらで名前の部分は弄れない仕様になってますので、コメント非公開以外の対応が出来ません。
      何卒宜しくお願い申し上げます。

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