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SPD-SL系ペダルとシューズの適合性。合わせる必要がある?グレードによる踏み面の違い。

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先日のクランクブラザーズのペダルに関連してですが、

クランクブラザーズのエッグビーター、使い方間違っている人が結構いる件。
当サイトでは度々、SPD系でペダルを選ぶならクランクブラザーズもあるよ!と書いてます。 SPD系と濁しましたが、SPDってシマノペダリングダイナミクス?とかそんな感じの略語なので、本来はシマノ製品のみを指す用語です。 どうでもいいですが、L...
読者様
読者様
SPD-SLでも同じように高さ調整する必要があるのでしょうか?
今SPD使っていて、管理人さんオススメのTIMEも候補にしているところですが、TIMEってグレードによって踏み面の大きさは違いますか?

 

という話です。

SPD-SL系の場合

あえてシマノ以外も含めて【SPD-SL系】と書きます。
ちょっと今、手元にあるのがTIMEだけなんで、シマノSPD-SLとかLOOKとかスピードプレイの事情はわからないですが、恐らく高さ調整が必要かどうかについては、TIMEと同じです。

 

で、TIMEのXPRESSOですが、今使っているのは最下層のXPRESSO1です。
その前は4使ってましたが、いろんな事情により1になってます。
https://roadbike-navi.xyz/archives/5476/

 

クリートはこちら。

それなりにボロボロになってきてます。
TIMEの説明だと、摩耗しにくいとか書いてますが、思いっきりウソなので信じてはいけません。
クリートカバー使わないと、マジで半年持ちませんから・・・

 

ペダルがこちら。

これを合体させると、こうなります。

SPD-SL系って、SPDとの大きな違いは、クリートの大きさ。
SPDのクリートってこんな小さいわけで。

(もう5年以上使ってないシューズです)

 

TIMEでシューズとペダルが合体すると、ペダルの踏み面はクリートとしか接地してません。

しかも、クリートのすり減りとはあまり関係ない場所がペダルの踏み面と接しているので、クランクブラザーズのようにシューズとペダルの適合性を高めるオプションは必要ありません。

 

クリートのすり減りが大きくなると、異常に外れやすくなるので、そうなったらもうダメです。
そもそもTIMEって脱着はかなり軽いですが、この前もまとめたように、リリース角度自体は大きめですので。

メーカー種別クリートフロート角度リリース角度
シマノSPD-SL17°
1°(片側)17°
黄色3°(片側)17°
SPDシングルリリース13°
クリッカー8.5°
LOOK三つ穴ブラック13.25°
グレー4.5°(片側2.25°)13.25°
レッド9°(片側4.5°)13.25°
TIME三つ穴ノーマル※17°(片側)17°
FIXED
二つ穴ATAC※13~17°(片側)13~17°(片側)
ATAC EASY※10°(片側)10°(片側)
クランクブラザーズ二つ穴プレミアムクリート6°(片側3°)15°/20°
ゼロクリート15°/20°
イージークリート6°(片側3°)10°
イージーゼロ10°
スピードプレイ三つ穴(四つ穴)ゼロ0~15°(調整可)微調整可能
ウルトラライトアクション任意の位置で調整可7.5°(調整不可)

※タイムは外れる直前まで動かそうと思えば動くので、フロート角度の限界値を記載。
※メーカーにより、フロート角度は左右の合計値の場合と片側表記の場合あり。リリース角度は全て片側。

グレードによる踏み面の違い

前に使っていたXPRESSO4との比較ですが、

 

XPRESSO4

XPRESSO1

なんとなく4のほうが踏み面が広いようにも見えますが、測ってないのでわかりません。
たぶん踏み面の大きさの違いはないんじゃないかなと思うのですが。

 

4以上は、踏み面にプレート(シルバーの部分)がついてます。
なんとなく踏み面が4のほうが拾うように見えるけど、単に色合いが違うからそう見えるのかなと思ってみたり。

 

ちなみに、プレート素材はこうなってます。

重量ボディシャフトプレート定価
114コンポジットスチールなし4900
115コンポジットスチールなし8500
115コンポジットスチールステンレス12000
108コンポジット中空スチールステンレス16000
1099カーボン中空スチールアルミ23000
1277カーボン中空チタンアルミ37000
1566.5ライトカーボン中空チタンアルミ59000

4以上は踏み面にプレートが付きます。
ぶっちゃけ、私の感覚では1でも4でも使った印象はほぼ変わらないのですが(見た目は1がショボ過ぎる)、踏み面にプレートがある分、4以上は踏み面の剛性が高いはず。
なので踏み面の広さではなくて、踏んだ感触として違うように感じる人はいるかもしれません。

フローティング機構

TIMEのフローティング機構はちょっと独特です。
ウニウニ動くというのも特徴ですが、動いてもセンターに戻そうとする力がかかるところでしょうか。

 

ちなみに、無荷重で動く範囲はこんな感じ。

実際にはペダルに体重が掛かるので、あくまでも無荷重状態での動き。
タイムが膝にやさしいというのは、独特のフローティング機構というところと、脱着がかなり軽いというところですかね。

クリートのネジ、気を付けて

もうたぶん3回くらいやらかしているのですが、クリートが自然に緩んでいることに気が付かないで、走っているときにネジが一本飛んだことがありまして。
どうもここをメンテナンスするのを忘れてしまうので、ついでなので増し締めしておきました。

 

なぜか後列2本のネジが驚くほど緩んでました。
先頭のネジは全く緩んでいない。

 

ここホント忘れがちなメンテなんで、要注意です。

 

XPRESSOには2もあるんですが、イマイチ1との違いが不明な上に、どうせなら踏み面プレートがついているほうがいいと思うので、安くしたいなら1、もうちょいいいグレードがいいなら4以上がオススメ。
ただし、TIMEって裏にあるバネを折ってしまうと、並行輸入品だと修理不可能に陥るので、

裏を間違えて踏まないようにエアロカバーがついているXPROのほうが安心かも。

まあ安全策は、ショップ買うほうがいいかも。
修理不能とか悲しいんで。

 

あと、タイムXPRESSO用に、踏み面だけも売ってますが、

1については、これを取り付ける穴が無いので無理でした。




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