ZWIFTと実走の違いは、バッティングセンターと投手の違いに似ている。

ここ最近と言うか、前から言われていることですが、ズイフトと実走は違うんだよ、という話をよく聞きます。
これに関しては、自転車を使うという共通点はあっても、それ以外のことでは空気抵抗だとか路面状況だとかが関係しないズイフトと、実走が完全一致するわけもありません。

ローラー台は有効なトレーニングになりえますが、ローラー台だけ乗っていても、実走で速くなるとは限らない。

こんなことを書いている方がいました。

排他的な方なんだなぁと思うのですが。

ローラー台と実走の違いって、野球で言うところのバッティングセンター(マシン打撃)と投手の球を打つのの違いと似ているなと思ってまして。

マシンの140キロ

私もずっと野球をしてましたが、マシンが出す140キロは、普通に打てます。
だけど、元中日の山本昌投手の全盛期の137キロのストレートを打てる自信はありません。

たぶん一定レベルにいる高校生だと、マシンが出す140キロは打てると思いますし、バッティングセンターに行けば、一般人で140キロを打ち返している人もいます。
でも、山本昌投手の137キロストレートを打てるのかと聞かれると、また別問題。

こういうのがなんで起こるかというと、いろいろ理由はあります。
・マシンは単調なタイミングで繰り出されるから
・投手は球の出所を見づらくしていたりして、タイミングが合わせづらい
・球の回転数が違うので、同じ140キロでもボールの伸びが全く違う
・そもそも投手だと、何の球種が来るか不明だが、マシンならとりあえずストレートに決めているならそれしか来ない
・マシンは、良くも悪くもコントロールが安定しているので、アウトローと決めたらそこしか来ないが、投手が投げる球は、投げないとインコースなのかアウトコースなのか分からない

いろいろ理由はあります。
私の高校時代も、マシン打撃が主でしたが、マシンの140キロは普通に打てます。
山本昌投手の137キロとか、それこそ星野伸之投手の130キロストレートとか、打てる自信は全くありません。
星野投手といえば80キロ台のスローカーブが武器でしたが、ストレートの回転数がハンパなく、体感ではかなり速く感じるそうです。

いくらバッティングセンターでパコパコ打っていても、同じ速度のプロのストレートが打てるのかというと、それはまた別問題です。

ローラーも似たようなもん

ローラー台でガシガシ乗るのと、外をガシガシ走るのでは、やっぱり全然違います。
外を走るとのローラー台の違いで言うと、

・外を走れば、空気抵抗が大きいが、ローラー台では皆無に等しい
・外を走れば、路面状況で体が受ける負担も違うが、ローラー台では路面状況なんて無い
・ローラー台では雑にペダリングしても固定されている分、走れるが、外を走ると感覚は違う
・外走行ではスリップなどによる落車リスクも考えて走るが、ローラー台では落車リスクはゼロ(3本ローラーを除く)

まあ、いろいろありますよね。
野球でも、バットとボールを使っているという点では、マシン打撃も投手の球も同じです。
でも全然違う。
ローラー台と外走行も、自転車を使う点で共通点はあるけど、全然違う。

似ているけど非なるもの、ここは間違いないところです。

ほかにも、実走って無茶すれば落車しかねないから【気持ちのブレーキ】も掛かると思うんですが、ZWIFTって落車ってないですよね?
実走だと無理なことが、ZWIFTだと可能になっちゃう可能性もあるわけで。

そういうことで

このような違いが何をもたらすのかと言うと、いわゆる【ローラー番長】が出現するということです。
ローラー台では速いしパワーも出るけど、外走るとそんなに速くない。
これは逆もあり得ます。

野球でも、マシン打撃を嫌がった選手っていますよね。
生きた球を打たないと意味がないと考える人たち。

ローラーでは速いのに、外では遅いよねと陰口叩かれる人もいるらしく、その方はいろいろ反論したりしているようで。
思うんですが、それが現実なんだから、そういうもんでしょと。
何かを偽っているわけじゃないなら、ローラー界最速を目指せばそれでいいのでは?と思ったりします。
外でも速くなりたいなら外でも走ればいいし、外で速くなりたいと思わないならそれはそれだし。

外走らせたらそうでもないけど、ローラー台だけは知り尽くしていて最強。
そんな人がいても何ら害はないですし。

そういうローラー界最強の人がいて、外走行派からディスられたとしても、反論する必要もない。
だって【ローラー界】最強なんですから。
ロードバイク界で最強ではないので、違う世界の話、関係ない話だと割り切ればいい。

パワプロで勝っても、草野球で勝てるかどうかは別問題。
これはさすがに全く違うレベルですが、ローラー台と外走行は、根本的に違うモンです。

逆に言えば、外でも速くなりたいなら、そういうローラー台の使い方を考えないといけない。
そういうことなんじゃないですかね。

冒頭で挙げたツイッターの方、こちらのブログ記事では、実走とローラー台の差・違いを自ら認めているのに、

これはあまりにも排他的というか。

なんか残念だなぁと思いまして。

本来自転車は外を走るために開発された事実があって、それがいろいろ進化して、オンラインサイクリングという手法も誕生した。
オンラインサイクリングがメインになる人はいても別に構いませんが、外を走るために開発されて外を走ることが前提の乗り物なのは明らかだし(←そうじゃないと空力なんて考えてフレーム設計する必要もない)、自ら外走行とローラー台は違うことを書いているわけだし、コロナ時代にローラー台・オンラインサイクリングに来た人に対して、こんなこと言うのはいかがなものかと・・・

ローラー台と外走行は当たり前ですがイコールではありません。
ただし、全く違うわけでもない。
同じ自転車を使うという共通点もある。

そういうことは誰しも認めていると話ですし、こういう時代に【コンクリートの上に早く戻ってくれ】は酷過ぎる話だなと思うわけです。
戻りたくても戻れない人もいる中で、あまりにも配慮が無さ過ぎると思うのですが。
ローラー台と実走は違うわけで、元々自転車は外を走るもんだし、実走ありきなのが普通の感覚だと思うんですが・・・

この方はズイフトやめると言ってすぐに戻ったようですが、その経緯はどうでもいいとして、外を走るのとローラー台は基本違うものです。
環境が違うんだから、同じになるわけもない。
プロ選手はこのように、ズイフトとロードレースの違いについて語ってます。

It‘s a different sports

https://www.cyclingweekly.com/news/racing/its-a-different-sport-some-pros-arent-convinced-by-virtual-racing-454949

同じ自転車を使うとは言え、スポーツとしては違うものとしてます。
まあそもそも、自転車は外を走るために開発されているし、そのトレーニング過程でローラー台とかオンラインサイクリングが誕生してきたわけで。

でも今の時代は、コロナ騒動で外を走れない人も大勢いるわけで、仕方なくズイフトやっている人もいます。
外を走りたくても、出来ない人もいる。

避難受け入れ先と書いてますが、

この人ってズイフトの代表なんですかね?
別にこの方が受け入れるわけでもないと思いますし。
先にいただけでこういう書き込みって、どうなんですかね?

近年、アマチュアのロードレース等で斜行したり無茶なプレイをして落車事故が増えているとか言われますが、実走しないでZWIFT感覚で出走する人がいるからだ、という話を聞いたことがあります。
これの真贋は不明なんで、そこは評価しません。
大変不適切な例えを使うならば、童〇が実戦を知らずにビデオで見たまんまのプレイをしようとするから、ハンドプレイを激しくして痛いとか、顔〇するとか、そういうレベルの話に近いのかなと考えてます。

うん、例えとしては大変不適切ですねw




コメント

  1. HIRO より:

    >うん、例えとしては大変不適切ですねw
    でも例えとしては非常に「的確」だと思いますw

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      喜んでいいのかどうなのかはわかりませんがw

  2. 前田 より:

    今年の1月にキッカーコアを購入してズイフト始めました。
    やっぱりズイフトはズイフトで楽しいし外を走るのは外走るので楽しいです!笑
    ズイフトは他のオンラインのプレイヤーがいるのと出してる出力が表示されるのでかなり強度が高いライドになりますが確実に実力は上がります。
    やっぱり追いつきたいしパワーが可視化されると無意識に頑張っちゃいますね笑
    1番良かったのは平日仕事終わりに乗りたいけど準備するのも面倒な時1時間のワークアウトとかでサクッと極限まで追い込めるのが満足感高いですね!
    月間の走行距離も外から走るのと通勤とズイフト合わせて1500キロ超えるようになり1月で6.7キロ痩せました!

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      本来、ローラー台とかズイフトは、外走行を補うというか、外走行での実力を高めるためにあるのだろうと思いますが、やり方を間違うと、ローラー台だけで速い人が誕生するらしいです。
      なので両方をいいところ取りして、上手く使えば最強ですね。

      それにしても、ずいぶんハマッてますね。
      時間が無いときでも出来るという点では、ローラー台はメリットがあります。