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国道134、浜須賀交差点で直進したい場合。

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先日のダブル左折レーンやY字路などの話に関連してなんですが、

 

ダブル左折レーンは、ロード殺しの構造。
超危険な事故未遂の映像がありました。 よくこれで死ななかったですね・・・ さて、このようにダブル左折レーンの構造の場合、正直なところ【ロード殺し】といっていい構造です。 ロード殺しのダブル左折レーン 事故未遂現場はこちらのようです。 第一車...

 

絶対に直進不可能な交差点。Y字路?勘違い?
T字路での二段階右折に関連して、質問をいただきました。 左折レーンの記事を読んでご意見伺いたくご連絡させて頂きました。 東京都江東区の話になり恐縮ですが、ららぽーと豊洲近くの 豊洲一丁目交差点から江東区豊洲二丁目交差点で 晴海に抜けるところ...

 

サイクリストがかなり多い、国道134号浜須賀交差点について質問を頂きました。

 

読者様
読者様
掲題の記事ですが、私も同じようなことがありました。
第一通行帯から直進しようとして第二通行帯を左折しようとしたRX8に幅寄せ&クラクションで強制急停止をさせらましたね。
※RX8は左折を止めて直進してきました。
こちらはRX8に気づいたので先に行かせたつもりですが、気に入らなかったようで…。

 

強制停止後に文句を言われたのですが、揉めるのも面倒だったので謝罪し、揉め事を回避しましたが
「法律を勉強してください」くらいは言ったほうがよかったのですかね…。

 

浜須賀交差点も第一通行帯が左折専用レーンで江の島方面に行きたいロードで
信号に引っかかった人は第二通行帯で待っていますから、そのほうがいいのですかね?
法律違反になってしまいますが、命を守ることを考えると、それが正しいように思えます。

 

管理人様は浜須賀交差点で信号に引っかかってどうしますか?
小田原方面から江の島方面へ行きたい場合の話で考えていただければと思います。

ここは比較的通ることが多い道なので、浜須賀と見ただけであれだ!と頭に出てきますw

浜須賀交差点

今回は浜須賀交差点を平塚⇒江ノ島方向へ進行していると考えます。
ここはT字路扱いですね。

 

まず、片側二車線の道路を進行していると、左折レーンが左に飛び出てくるので、実質三車線になります。

で、この浜須賀交差点、その直前にも左折可能な交差点があります。

浜須賀交差点は、奥に見えている交差点で、第一通行帯は左折専用です。

図にするとこんな感じ。

浜須賀交差点内にあるオレンジの四角は、道路鋲です。

で、この交差点を直進するのに、法律上は第一通行帯、左折レーンから直進しないといけません。

実態として

道交法通りに行くのであれば、第一通行帯のまま直進しないと違反です。
しかしこの交差点、直進するロードバイクのほとんどは、これか、


(ずっと第二通行帯のままなので、違反)

これか。


(第二通行帯から直進なので違反)

 

直進したくて信号待ちしている人も、この位置にいる人しか見た事がない。

(第二通行帯にいるので違反)

 

もちろん正式には、ここで信号待ちですよね。

ここで待っている人、正直見たことないです。

 

直進したい場合、法律上で言うと、第一通行帯から直進しないと違反なので、

この交差点で第一通行帯からの直進が難しい理由はいくつかあります。

 

1、直前の交差点との距離が短く、第一通行帯の中で右寄りに移動するための距離が短い

後ろ見ながらじゃないと右に寄れませんので、そこそこ距離がないと無理。
交差点と思ったらすぐに交差点なので・・・

 

2、ほぼ常に、左折マークは出ている

 

【←】が出ていることが多いので、左折レーン内で直進待ちは不可能です。
左折巻き込み喰らうかと。
しかも歩道側には柵があるので上がれないと思います。

 

3、左折した先が二車線道路で、しかも大型トレーラーなどの実質的な休憩所になっている

 

左折した先、どういうわけか大型とレーラーなどの休憩場所みたいになってますw
違反なんでしょうけど、その影響なのか、1号線に出る近道だからなのかは知りませんが、大型車がバンバン左折してくるので、左折レーン内に直進待ちは不可能です。

 

4、左折と直進の間に道路鋲

交差点内に道路鋲があるので、あんまり左折レーンから直進方向に行きたくないんだと思うんですね。
別に避けながら行くのはそれほど難しい話でもないんですが。
ロードで思いっきり踏めば、落車しかねませんし。

 

こういう事情もあり、直進の信号待ちのロードバイクは、私が見る限りほぼ100%ここ。

一瞬で道路構造を理解すると、法律うんぬんを無視すれば、第二通行帯から直進するのが安全だろうと判断する人が多いのではないでしょうか。

 

こっちが道路交通法上で正解ですが、

こんなところで直進待ちは、怖いので無理だと思うのですが。
左折はバンバン来ますから、クラクションとか鳴らされそう。

どうするか?

この交差点、前はこんな感じで直進してました。

どうせ平日しか走らないのですが、土日の状況よりは交通量が少ないんですかね。
大型車は多いですが。

 

これだと法律上はギリギリセーフとアウトの境目みたいな感じですが。

 

交差点内で右寄りに進路変更さぜるを得ない場合もあれば、その前の交差点の前から、右寄りに移動できる場合もあります。

で、後ろをしっかり見ていれば、直進するのが激ムズみたいな構造ではないんですが、なんかここ数年でいろんな事故を見過ぎたせいなのか、安全志向が高まってまして。

 

もうここは、左折オンリーにしてるんで。

どうしても横須賀方向に行きたいときに、直進することもゼロではないんですが、そのまま左折しちゃうことが多いですね。
134号の江ノ島から横須賀方向って、そもそもあんまり好きでもないんですね。
道狭いし。
車多いし。

そこまで難しい交差点ではないですが

この交差点、法律通りに直進待ちするなら、当然ここでしょうけど、

ほぼ100%、ロードバイクはここにいます。

この交差点、たぶんですが警察にどうしたらいいかを聞くと、

たぶん、歩道橋をご案内されるはずですw

 

ずいぶん前は、法律を熟知してなくて、ここで待っていたこともあるんですが、

今は良くないなと思って、やめました。
まあ、実際のところ、ここでロードバイクが信号待ちしていて、後ろにパトカーがいるケースとかもみます。
特に注意する気配でもないのですが、恐らく警察も、車道を走れといいながらもここで第一通行帯で待てとは言えないんじゃないですかね。
第一通行帯で直進信号待ちしていれば、ほぼ確実に爆死しそうな構造なので。

かといって、法を破れと書けるわけもなく、ここは一発左折するのが法律上も問題なく、安全面もクリアします。
一つだけ注意なのはこの交差点を左折すると、

第二通行帯にピットインしますw
そんでもって大型車が駐車しているのが写ってますが、このあたりで休憩している違法駐車がものすごく多い。
(たぶん平日だからなんだと思うんですが・・・)

 

なので曲がった直後も実は要注意です。
警察もここの違法駐車を知っているはずですが、あんまり積極的に何かをしているようには思えませんし。

 

前回の記事で、実はここも書こうか迷ったのですが、

 

絶対に直進不可能な交差点。Y字路?勘違い?
T字路での二段階右折に関連して、質問をいただきました。 左折レーンの記事を読んでご意見伺いたくご連絡させて頂きました。 東京都江東区の話になり恐縮ですが、ららぽーと豊洲近くの 豊洲一丁目交差点から江東区豊洲二丁目交差点で 晴海に抜けるところ...

 

比較的マイナーすぎるなと思ったので割愛して、その直後にメールが来まして。
まあ、ロード乗りなら、疑問に思う人が多い交差点かもしれません。

 

第二通行帯のまま直進しているロードバイクの方々、法律を知らずにやっているのか、わざとやっているのかわかりませんが、ここの交差点については、ぶっちゃけ直進したくて信号待ちなら、第二通行帯にいるしかないので、気持ちはよくわかります。
気持ちはわかるんですが・・・法律上はダメなので。

 

ただまあ、法律上はダメなのは承知で言いますと、ここで信号待ちしているロードバイク、

【直進】を前提に信号待ちするなら、事実上ここしか無理なんですよね。
違反だぞ!と、責める気にもなれない。

 

そういう意味での折衷案として、左折をオススメしてますが、左折直後も要注意なんで。
まあ左折直後の左レーンから車が来るのを見たことがないですが。




コメント

  1. O'Reilly より:

    そちらの交差点、太平洋岸自転車道としてナショナルサイクリングロード指定を受けようとしているところですね。
    各自治体いろいろやってるようですが、これでは安心して通行できませんね・・。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      すみません、間違っていたらご指摘いただきたいのですが、太平洋岸自転車道って、134から海沿いに行った砂浜にあるところではなかったでしたっけ??

  2. O'Reilly より:

    134と砂浜の側道も含めて、千葉から和歌山までを整備しているようです。
    下記のグーグルマップを拡大していくと、砂浜と並行してこの交差点も該当することにはなってますね・・。
    https://www.kkr.mlit.go.jp/road/pcr/route-map.html
    よろしければご確認ください。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      なるほど・・・
      一応、記事でも書いたように、ここは歩道橋があって自転車も通れるはずなので、歩道を通れという意味なんですかね。
      歩道は確か、自転車通行可の標識があったような。

      まあ、行政のやることなので、サイクリストの目線とは違うところを向いていることが多いですが、雑ですよねw

  3. ふくまる より:

    広島在住ですが同様のケースは多くのサイクリストと同じようにしています。
    (法律を守れば)直進不可の交差点でも怖い思いをしたので、現在は手前で左折して回避するようにしています。
    話は違いますが、広島市役所前の国道2号は自転車の車道通行を禁止する標識があります。一定区間ではありますがガタガタで狭い歩道を走ることになっています。何かのモデル地区なのかと思っていますが、前後の区間は当然のように通行可能なので、今度行政に問い合わせしてみようかと思っています。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      グーグルマップで確認しました。
      確かに自転車通行不可ですね。

      どういう理由があるのか興味があるので、何かわかりましたら是非教えてください。
      宜しくお願いいたします。

  4. この現場は知らないので図を見ただけですが より:

    二重左折になっていないこのケースのような交差点は、第一通行帯の右端を走っています。(発進直後などではなく、自分の速度が通行の流れを妨げまくらない程度には出ている前提ですが)
    道路幅がじゅうぶん広ければですが、1秒でも早く左折したい車は、左から勝手に抜いていってくれます(毒)

    図中の青矢印のように第一通行帯左直レーンの左端に寄ってから左折専用レーンの右端に戻ってくるからややこしいのであって、手前の交差点の第一通行帯の左直レーン「右端」からそのまま真っすぐ、道路鋲の左側付近を走っていけば良いように見える…のですが、現実的には不可能な交通量・速度なんでしょうか?
    図だけの話で見れば、交差点手前、2車線道路の左端から区分線1本分だけ進路変更して、左直レーンの右端をそのまま真っすぐ進んで、道路鋲が切れたところから本線左端に戻ってくるイメージです。
    (第二通行帯がある道路は、第一通行帯を走れとしか指定されて無くて、左端に寄る義務は無かったように思います)

    停止位置も、左折レーンの右端で止まっていれば、よほどの大型車でなければ左から抜いていくでしょうし、文中にあるような「微妙なグレー」までは許容するスタンスであれば、停止線を超えて道路鋲の左横あたりで待ってれば誰の邪魔にもならない…ように見えます。(図では、の話ですけど)

    この図タイプの交差点は、通勤時に毎日いくつも通りますが、個人的には、後ろの車に「おれはここを直進したいねん」という意思をはっきり見せていれば、まぁ、そんなに揉めることも危険なこともなく、だいたい大丈夫です。アイコンタクトまで取れていれば、ほぼ確実に意図はわかってくれます。
    逆に「ぜったい殺しに来るわこいつ…」みたいな運転の雰囲気もわかるので、その場合は先に行かせてその車の後ろに入り直したり…まぁ、慣れと道交法の範囲内でいろいろやりつつの中の、一つの解ですけど。

    ※ Googleで現場の写真を見てみました。
    直進側のキャッツアイは踏んだら確実にヤバイやつですが、左折レーン側のキャッツアイは背が低く万が一避け損ねて踏んでも大丈夫なように見えますので、左折レーンから本線に沿って三角のゼブラ(導流帯)に入って、対向右折車線のあたりで本線に合流するのはさほど難しくなさそうに見えます。
    信号待ち時の停車位置も、グレー判定許容なら導流帯の中がベストな気がします。
    万が一導流帯内で事故があった場合は過失割合を増やされてしまう可能性が高いので、堂々とオススメするようなものでもないのですが(どうしろというのか…苦笑)

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      おっしゃる通り、最初に左折レーンが出てくるところで、第一通行帯の右寄り通行をするという手法もあります。
      しかしこの交差点、左折レーンが登場して最初のT字路まで50m弱あることと交通量が多いことから、最初から右寄り通行するのはかなり危険です。
      最初のT字路で左折する車も多く、かといって次のT字路までは20m程度しかないというちょっとややこしい構造です。

      で、実態として、最初から左折レーン側によらず、第二通行帯のまま直進するロードバイクはかなり多いです。
      この道路、これよりだいぶ手前ですが自動車専用道(高速道路)になっていることもあって、交通量もかなりありますし、大型車が結構通ります。
      実態として、下手に第一通行帯に入るよりも、第二通行帯のままずっと進んだほうが安全なこともあります。
      ちなみに道路幅は広くないので、第一通行帯の中で右寄り通行して、左を車が追い抜きするのは不可能です。

      ゼブラで直進待ちするのもかなり危険でして、ここは大型トレーラーもバンバン左折します。
      大型車はやや大回りに左折しますので、ゼブラで待機はたぶん死にます。
      そうなると、安全待機できるのは、第二通行帯の前になってしまうのが現状です。

      ここで信号待ちしているロードバイクのほぼ100%は、第二通行帯のところで信号待ちしています。
      直感的に、走ってみるとここ以外の待機場所はあり得ないとわかるのだろうと思いますが、これはこれで厳密に法を適用すると違反なので、こちらとしてもオススメとして書くわけにもいかないといいますか・・・

      で、ここのT字路は、左折後は斜め方向に行く道路なので、左折しても直進する方向に戻れる道が普通にあります。
      下手にリスクを犯したり、法を犯すよりは素直に左折してしまったほうがいいよというのが私の考えです。

      後続車の動きさえしっかり見ていれば、直進自体が難しいという構造ではないので、慣れている人なら特に問題はないと思いますが。
      初心者さんは、一瞬の判断を間違うと爆死しかねませんw

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