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BISYA(毘沙)というロードバイク。

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ちょっと前になんですが、読者様から

 

読者様
読者様
BISYAというロードバイクが目に止まりました。
調べてみたところ、国内企業でフレームこそ中国製ですが信頼できるメーカーのものを使っており、コンポが105でお値段18万ほどです。

 

アフターサービスでは大手に間違いなく敵わないとは思いますが、ロードバイク単体で考えるとこのスペックで18万円はお買い得なのでしょうか。

 

こういう質問がありました。

BISYA(毘沙)というロードバイク

引用:https://bisya.jp/

 

これ、何かで前に見た気がしていたのですが、何で見たのかは全く思い出せませんw
メーカーサイトでは、

フレーム製造は、ツールドフランス出場チームのフレームも生産している中国の工場で、UCI(国際自転車競技連合)の規格を常に意識している信頼と実績のあるメーカーです。

とのこと。
フレーム重量が1200g、フォークが450gだそうですが、塗装後重量なのか未塗装重量なのかはわかりません。
未塗装重量なら、ちょっと重めかなという印象です。
越後繊維株式会社という会社さんの商品です。

<追記>
製造元さんよりご連絡を頂きまして、未塗装重量だそうです。
詳しくはこのページ下部のコメント欄をご覧ください。

 

こちらはフレーム製造の動画。

スペックはこうなっているようです。

フレーム 東レT700カーボン 1200g
フォーク 東レT700カーボン 450g
コンポ 105(5800系)
クランク 50-34T
スプロケ 11-28T
タイヤ KENDA700×23C クリンチャー
ホイール VUELTA 1800g
付属品 アルミフラットペダル、携帯マルチツール
重量 8.5キロ

1つ気になるとしたら、この表現でしょうか。

カーボンの生産には長けており、超有名ブランドのカーボンフレームはかなり生産されています。その工場で設計されたフレームを当店も使わせてもらいました。

なぜ中国生産 日本の工場
かつては日本国内にカーボンの製造工場は沢山あったようですが、現在は台湾から中国にシフトしています。いわゆるママチャリは中国の人件費がアップしてきたために、インドネシアなどに徐々にシフトしてきているようです。しかし、中国国…

ジオメトリを見る限りでは、レーシングバイクだと思います。

製造元さんよりご連絡を頂きまして、

 

読者様
読者様
毘沙バイクが一定の品質を保って安く販売できるのは、ロードレースや雑誌媒体に広告をしないこと、そして工場から直接仕入れることです。フレームは海外のグランツールに参戦しているメーカーがオーダーを入れるOEM工場ですので、過去のジャイアント同様、ロードバイクづくりに長けている工場です。フレーム売りで60万くらいのフレームも生産しているのを自分が視察したときに確認しました。

 

UCIのシールも貼りたいのですが、スイスのUCIにブランド登録し、フレームを現地で試験しないとステッカーが発行されません。まだまだ小規模な自社ではその費用は無駄だと判断しました。しかし、全く同じフレームでUCIのステッカーを貼られているブランドもございます。フランスやドイツをはじめとする各国でローカルブランドが存在し、同じフレームで、全く違うデザインとコンポのバイクを販売しています。

 

また毘沙バイクで実業団E3グレードで、この度、小林選手が3位入賞をしていただきました。ゴール前スプリントでは60キロ近いスピードで、しっかり踏めたと評価いただきました。レーシングバイクを目指しているわけではありませんが、レースでも一応、通用することが分かり安堵しました。

 

とのことです。
安心して乗れる一台と考えていいでしょう。

注意点

これを買うかどうかについては、デザインが気に入っていることは当然でしょうけど、メリットとデメリットを考えて買ったほうがいいかと思ってます。
メリットと言うのは、カーボン&105コンポという構成で言うなら、安いことですね。
まだ販売店は少ないようですが、それなりに名が知れたショップでも取り扱っているようなので、モノ自体はしっかりしているのだろうと思います。

 

で、あえてデメリットを挙げるとすると、まず一つ目。
このバイク、完成車販売ではブレーキが左右逆です。
ワイヤーの流れ重視で、左がフロントブレーキ、右がリアブレーキとなっているので、一般的に日本で販売されているロードバイクとは逆。

 

まあ、これについてですが、ショップにお願いすれば直してもらうことは可能ですので(工賃は掛かりますが)、大きなデメリットと言えるものではないでしょうけど、既にスポーツサイクルに乗っている人にとっては、違和感はあると思います。

 

<追記>
アマゾン購入でも事前に連絡すれば、右前ブレーキに変更可能だそうです。
ショップ購入の場合も、左前、右前の指定が可能。
詳しくはこの記事下部のコメント欄をご覧ください。

 

次にデメリットと言えるかは難しいですが、コンポが105ですが、前モデルの5800系だということ。
今の105はR7000系なので、その前の105です。

 

どちらも11速ですし、5800系も評判がいいコンポだったので、これ自体はデメリットと呼べるものではないですが、最新のコンポだと期待していると間違いを起こします。

 

一応アマゾンでも買えるようなんですが、こちらは組み立て済み。

こちらは7部組。

こちらはフレーム単体。

こういうのはショップで買ったほうがいいと思いますが。
特に初心者さんの一台目なら、ショップ購入を強く推奨します

 

こういうのがどれくらいのレベルのカーボンフレームなのかは、ちょっとわかりません。
しかし、例えばピナレロのドグマとか、ビアンキのオルトレXR4とか、そういうものと比べては当然ダメ。
安価で買えるカーボンフレームという意味では、デザインが気に入っているならアリかなと思いますが、どちらにせよ初心者さんがいきなり通販で買うのはやめたほうがいいかと。




コメント

  1. 大嶋哲 より:

    記事にして頂きありがとうございます。
    毘沙バイクを販売している大嶋と申します。

    ご指摘のブレーキですが、amazonでご購入いただくときでも、右前にできます。できるだけ、各サイズ1台は組み上げてストックしているのですが、右前の場合は4日ほどお待ちいただき、組み上げます。ケーブル類は通してありませんので、ショップで購入の場合は、ご購入時に希望を伝えればどちらにでもしてくれます。
    フレームは未塗装の重量になります。

    お取り扱いのお店には試乗いただいてお取り扱いを決めていただいておりますので、ご安心してください。現在、関東、関西では試乗会にできるだけ参加するようにしております。ぜひ、みなさまにお試しいただきたいです。

    そして、amazonで販売するよりもお近くの販売店にご相談ください。お近くのプロショップの方が安心してバイクライフを送っていただけると思います。

    毘沙バイクが一定の品質を保って安く販売できるのは、ロードレースや雑誌媒体に広告をしないこと、そして工場から直接仕入れることです。フレームは海外のグランツールに参戦しているメーカーがオーダーを入れるOEM工場ですので、過去のジャイアント同様、ロードバイクづくりに長けている工場です。フレーム売りで60万くらいのフレームも生産しているのを自分が視察したときに確認しました。

    UCIのシールも貼りたいのですが、スイスのUCIにブランド登録し、フレームを現地で試験しないとステッカーが発行されません。まだまだ小規模な自社ではその費用は無駄だと判断しました。しかし、全く同じフレームでUCIのステッカーを貼られているブランドもございます。フランスやドイツをはじめとする各国でローカルブランドが存在し、同じフレームで、全く違うデザインとコンポのバイクを販売しています。

    また毘沙バイクで実業団E3グレードで、この度、小林選手が3位入賞をしていただきました。ゴール前スプリントでは60キロ近いスピードで、しっかり踏めたと評価いただきました。レーシングバイクを目指しているわけではありませんが、レースでも一応、通用することが分かり安堵しました。

    長くなりましたが、毘沙バイクはより多くの人にカーボンバイクに乗っていただき、ロードバイクの楽しさを知っていただき、健康になっていただくことを使命だと考えています。これからもより一層精進し、皆様のご期待に応えたいと思っています。

    来春発売モデルはフルカーボンの機械ディスクで十万円台前半で発売するために準備しております。アルミしか買えないと思っていた予算でフルカーボンを手に入れ、それをご自身でバージョンアップすることを楽しんでいただきたいと思います。

    何かご不明な点があればお気軽に聞いてください。

    • roadbikenavi より:

      コメントいただきありがとうございます。

      この件は別記事で改めて読者様に紹介させていただきます。
      わざわざご連絡いただきまして、ありがとうございました。

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