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平坦のためにスプロケを11-34Tにしているという方も。

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ちょっと面白いなと思う意見がありましたのでご紹介を。

自称、長期間放置されたスプロケを洗ってみた結果。
前にリムが割れたので中古でキシリウムを買ったときに、スプロケが付属してまして。 ホイールのほうは、自称走行距離が1000キロ。 長期間倉庫で保管されていたそうで、まあフリーボディを開けた限りではかなりキレイなものでした。 だいたい、中古で自...

 

読者様
読者様
11-34T愛用者ですが,私の場合登りよりも平坦道での利便性から11-34Tを使っています.

 

ケイデンス90/分程度,25~35km/hで走ることが多いのですが,
11-12-13-14-【15-17-19-21-23-25】-28Tだとアウター・インナーどちらでもチェーンがクロス気味になり,ちょっとしたアップダウンでフロント変速を余儀なくされるのですが,
11-13-【15-17-19-21-23-25】-27-30-34Tだと【15-25】の部分がギア2枚分トップ側に寄った分だけ,アウター時のチェーンラインが直線化する上,短い登りなら27・30の部分でしのげるためフロント変速の頻度を減らすことができ,ロングライドでの疲労の減少を感じます.

 

登りにばかり注目されがちな11-34Tですが,常用する速度域によっては平坦道でもメリットがあるかと思いコメントさせて頂きました.

 

というご意見です。

チェーンライン

フロントとリアで、チェーンが真っ直ぐになるような選択をすると、最も駆動効率がいいですし、チェーンに斜めの力が掛からない分、チェーン自体の【持ち】も良くなると思われます。

 

なのでチェーンラインを真っ直ぐにすることを意識すれば、確かに速度域との兼ね合いで、こういう選び方もアリだなぁとおもいまして。

 

正直なところ、乗っているときのチェーンラインについてはあんまり気にしていなかったというか、ついつい面倒なときとか、アウター×ローとかに入れてしまうこともあります。
さすがにインナー×トップは使いませんが、チェーンの寿命と駆動効率でいうなら、チェーンラインをまっすぐにするほうがよい。

アウター×ローだと、メッチャ斜めですしね。
さすがにインナー×トップは使ったことがないですが。

シマノDi2だと、そもそもインナー×トップには入らないようになっていたはず。
ちゃんとフロントを動かせよ!ということですね。

駆動効率を取るか、利便性を取るか

11-28Tと11-34Tの比較ですが、こうなります。(105グレードの場合)

11s 歯数構成 重量
11-28 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28T 284g
11-34 11-13-15-17-19-21-23-25-27-30-34T 379g

15T~25Tに目を向ければ、ここはどちらも2T差で全く同じ。
あとは重量増加を許容できるかどうかですかね。
95g差あるので。

 

まあ、スプロケの重量差なんて、ほぼ走りには関係ないところですが、気にする人は気にするかも。

 

ただこれ、11速だからこその話になります。
これがクラリスとかになってくると、また話は変わる。

8s 歯数構成 重量
11-28 11-13-15-17-19-21-24-28T 不明
11-34  11-13-15-18-21-24-28-34T

15T~24Tまでの間が5枚なのか4枚なのか変わってくるので。

9s 歯数構成 重量
11-28 11-12-13-14-16-18-21-24-28T 不明
11-34 11-13-15-17-20-23-26-30-34T

9sは根本的に真ん中の歯数が変わるので、ちょっと比較しづらい。

10s 歯数構成 重量
12-28 12-13-14-15-17-19-21-23-25-28T 不明
11-34 11-13-15-17-19-21-23-26-30-34T

ティアグラグレードのCS-HG500には11-28Tがないようです。
旧105(5700)などには11-28Tスプロケがありますが。

 

自分が常用するギアがどの位置に来るのかで見ても面白いかもしれません。
私の場合、前に乗っていたビアンキは、今の時代からだと考えにくいスプロケでして、12-25Tが標準装備でした。
エントリーグレードのアルミフレーム車なのにw
スプロケ交換時も、特に不満もなくずっと12-25Tでした。

 

11sで見ると、常用域の15T~25Tだけに目を向けると、確かに11-28Tでも11-34Tでも同じです。
トップ側のギアは使わないという人にも悪くない選択肢かもしれません。

 

11sには、ジュニアカセットの14-28Tがありますが、歯数構成はこんな感じ。

 

14-15-16-17-18-19-20-21-23-25-28T

 

トップ側はさほど使わないけど全体的にクロスレシオで使いたいという人にも実はオススメです。

ただこのジュニアカセット、リアディレーラーがSSじゃないと対応してません。
GSはトップ対応歯数が11、12Tなので。

 

ただこれ、本当は14-32Tみたいなスプロケを求めている人もいるんじゃないですかね。
12s時には、14-30Tか14-32Tあたりを出してきそうな予感もしますが、リアディレーラーの限界もあるのでなかなか難しいのかもしれません。
どっちにしてもジュニアカセットって変速調整がシビアなので、本来はジュニアカセット専用RDがあればベストなんでしょうけど。

 

ということで、平坦メインでも11-34Tを愛用されているという方のお話でした。




コメント

  1. くまもとこ より:

    自分もちょっとした坂をアウターのまま突破するために、ギア比2.0(50×25)が実用域にある11-32tを使用していたことがありました。

    アウターのまま使えるギア比の領域が広い、というメリットが全然語られないのが不思議だったので、この意見はもっと理解されるといいなと思いました。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      結局のところ、使えるギア比のほうが優先されて、チェーンラインについては軽視される傾向なのかなと思います。

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