PVアクセスランキング にほんブログ村 当サイトはAmazonアソシエイト等各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
スポンサーリンク

全面的無能感。

blog
スポンサーリンク

ちょっとアホらしい内容の記事がありました。

自転車をあしらった道路表示にあちこちで出合う。調べてみると、自転車の左側通行を促す京都市独自の取り組みと分かったが、当初のガイドラインにない狭い路地に整備したり、道路表示を施して1カ月余り後に工事で掘り返されたり

 

税金もったいない?自転車マーク設置したのにすぐ道路を掘り返し 原則にない路地にも整備、京都市への疑問|まいどなニュース
「京都市内の路上で最近見かける自転車マークは何?」。京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」のLINEに、そんな疑問が寄せられた。確かに京都の街中を歩くと、自転車をあしらった道路表示にあちこちで出合う。調べてみると、自転車の左側通行を促す…

いくらなんでも、行政も無能過ぎないでしょうか・・・

自転車ナビライン

自転車ナビライン、ナビマークは、車道での左寄り通行を促すためのマークで、近年急激に増えてきてます。

これ自体、正直無能なマークだと思っているので、こんなもんに多額の税金を投入するのはホントやめてほしいところなんですが。

京都市の自転車ナビラインと自転車事故数の減少について。数字を見て考えること。
ちょっと前に、大手自転車サイトのサイクリストに、京都市の自転車行政、特に【自転車ナビライン】がうまく効果を発揮しているという記事がありました。 この記事ですが、京都市は自転車ナビラインを推進していて、それにより自転車の逆走が減り、車のスピー...

 

前にこれ、大手サイクル系サイトに掲載されてましたが、ナビマーク・ナビラインが事故を減らす効果があったと結論付けるだけの根拠もなく、よくこんなもんを掲載するよなと驚いてました。
実際、その大手サイトでは、記事の下部にコメント欄がありましたが、京都在住の方から【実態と違う】みたいなコメントが付いて、コメント欄ごと削除してましたし。

 

行政側と住民側での認識が乖離している事例なんで、興味深い話です。

 

これ、都内だと毎年のように億単位で税金を投入してます。

国道20号(甲州街道)府中の自転車ナビラインを見て思ったこと。
年末にですが、ちょっと用事がありまして東京の府中に行く機会がありました。 府中駅から甲州街道(国道20号)を新宿方向へ15分くらい歩いたのですが、こんなところにも自転車ナビラインがありまして。 国道20号 実は学生のころに府中に住んでまして...

 

この画像、東京都府中駅近くの国道20号ですが、

こんな狭くて危険な道路、前から車道を逆走する自転車なんていたんですかね・・・
順走方向でも、正直怖くて走りたくない道路なんですが。

描いて掘って

今回の記事内容だと、自転車ナビライン・ナビマークを描いて1ヵ月後には掘り起こしているケースもあるようです。

左京区の二条通周辺では、道路表示を整備してから1カ月余りで工事で掘り返された箇所があった。

 

税金もったいない?自転車マーク設置したのにすぐ道路を掘り返し 原則にない路地にも整備、京都市への疑問|まいどなニュース
「京都市内の路上で最近見かける自転車マークは何?」。京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」のLINEに、そんな疑問が寄せられた。確かに京都の街中を歩くと、自転車をあしらった道路表示にあちこちで出合う。調べてみると、自転車の左側通行を促す…

確かに、緊急工事の必要性に駆られて、そうなるケースをゼロにすることは不可能でしょう。
ただこれ、一つのマークを描くにも、そこそこお金は掛かってます。
お金掛けて描いて、掘って台無しにして・・・というのは、全面的無能感としか思えない。

 

というよりも、たいして役に立っているとは思えない、自転車ナビラインとかナビマークは、これ以上は要らないと思うのですが。

 

自転車ナビラインがさほど役に立ってない理由。
先日書いた記事で、元々は国道16号の自転車道に関係してですが、 自転車道、自転車専用通行帯、自転車ナビラインとは一体何なのか、説明させて頂きました。 自転車道と自転車専用通行帯は、道路交通法で定められている正規の自転車の通行帯になります。 ...

 

もちろん、無いよりはあったほうが、逆走防止には繋がると思います。
しかし費用対効果が悪過ぎる。
今回の話だと、描いて、一ヵ月後には掘って、無くして・・・これは全面的に無能。

 

前に、

いろんな人
いろんな人
自転車ナビラインを法制化すべき

 

と書いていたサイトがあるのですが、内容がホントメチャクチャで、ある意味では衝撃的というか。
自転車レーンだと、路上駐車の車があっても、レーンから外れて走ることが出来ないなど、完全間違いの理論を元に、自転車ナビラインを法制化すれば解決する!という主張のようでしたが・・・
いやいや、道交法では、路上駐車などがいたら、普通に自転車レーンから外れてもいいって書いているじゃん!と。。。

 

自転車ナビラインとか、苦肉の策だということはよーくわかります。
自転車専用道を整備したくても、そこまで金も無ければ、車道を減らす勇気もない。
いろんなしがらみの中での苦肉の策だということはわかるんですが、その効果の検証は、第三者機関がやるようにしたほうがいいと思う。

 

警視庁とかも、自転車ナビラインは有効だ!みたいな発表をしてますが、費用対効果としてどうなんですかね。

コメント

  1. かんな より:

    残念ながら普通に車道を逆走してくる自転車がいます。
    実際、この府中の甲州街道でも定期的に逆走車に遭遇します。

    そういう実数があるので、このナビマークってバカに出来ないんです。
    またこのマークを基に、パイロンポールなどで自転車走行帯を分離する方向で国道事務所などが動いているというのもあります。
    実際、亀戸駅前の産業道路は分離しましたし、都道・県道36号線(Ys志木店の前を通っている道路)の慶応義塾志木高校前部分は歩車車分離されていたりと、これからの施策ですから、冷静に見て行かないといけません。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      府中については、以前この地域に住んでいたことがあるのですが、そもそも車道を走る自転車(ママチャリ)を見たことが無いレベルだったので、逆走車がいるという話に驚きました。
      逆走車がいるとして、ナビマークでどれほど減ったのかの検証についても警視庁は出していると思いますが、掛けた費用と見合っているのかについては、誰か検証して欲しいところです。

タイトルとURLをコピーしました