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ツールド東北2017のエントリーが5月22日から開始!

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東日本大震災後に始まった、ツールド東北のエントリーが5月22日12時から開始です。

2年前にツールド東北に参加しましたが、初心者から上級者まで楽しめるいいイベントだと思います。
そんなツールド東北の魅力を解説します。



ツールド東北とは

ツールド東北の歴史ですが、1952年まで遡ります。
その昔は【三笠宮杯東北一周自転車競走大会】というレースでした。

1993年に【三笠宮杯ツール・ド・とうほく】と名前を変え、2007年まで継続したレースです。

ツールド東北は2007年に終了していたのですが、東日本大震災後、被災地支援の目的からヤフーがファンライド形式で復活させた大会で、津波被害が大きかった石巻、南三陸、気仙沼を走るというイベントです。

2017年大会では、以下のコースが設定されています。
<9月16日(土)>
・牡鹿半島グループチャレンジライド  100キロ
・奥松島グループライド&ハイキング  70キロ&ハイキング

この二つに関しては、走行レベルごとにグループ分けされてまとまって走る形式です。

<9月17日(日)>
・気仙沼フォンド   210キロ
・南三陸フォンド   170キロ
・北上フォンド    100キロ
・女川、雄勝フォンド  60キロ
・気仙沼ワンウェイフォンド  100キロ

気仙沼ワンウェイフォンド以外は、石巻専修大学をスタート&ゴールにしています。
気仙沼ワンウェイフォンドは、気仙沼スタートの石巻専修大学がゴールです。

これらに関しては、15名程度でまとまってスタートするものの、スタート後はまとまって走る必要はありません。
自分のペースで走れます(ただし、自動車の走行に規制がかかっていないので、無理な追い抜きは危険ですが)。

2年前は北上フォンド100キロを走破

2年前の状況を説明します。

まず、距離が長いコースから順にスタートしていきますが、おおよそ15名程度を1グループとして一斉スタートします。
それが1分おきくらいでスタートしていきます。

予め、北上フォンドは何時集合などと指定されているので、その時間に行けばいいです。
なおスタート順は先着順でした。

2年前のときは、スタートするグループごとに写真撮影がありました。
さらに、その写真はゴールすると新聞になって配布されます。

私が参加した100キロコースですが、私の印象では初心者7割、中級者以上が3割程度という印象でした。
クロスバイクもいれば、MTBもいました。
あと、序盤に7%程度の坂があるのですが、早くもバイクから降りて押して歩いている人がいました。
これには正直驚きました。まだ10キロも走っていないような地点です。
この人たちは本当に走破できるのかなと思いながら追い抜きします。

先頭集団に劇的に遅い人たちがいて、しかも何十人と列になっているので追い抜きが難しいです。
タイミングを見て一気に数十人を追い抜きしないと危ないので、序盤は様子を見ながら遅い列に入って走りました。

ちょっと広い道になったときに、自動車が全くいなかったので一気に数十人を追い抜きしていきました。
私が飛び出したら、同じように速度に不満を持っていたと思われる人数名が飛び出してきて、ちょっと速めの人、数人のグループで走れました。

あくまでもレースではなくファンライドなので、無理な追い抜きは厳禁です。

エイドステーションは4か所。



こんな感じで、エイドステーションでは地元の方々が料理をふるまっています。
最初のエイドステーションの女川では、さんまのつみれ汁
これ、最強のうまさです。
朝早くて少し肌寒い感じもあったので、これがジャストミートでした。
さんまの出汁と塩加減が絶妙すぎます。

次のエイドステーションでは、ホタテの丸焼きです。
これも最強のうまさ。
なんでも、地元の方がこの日のために、朝水揚げしてきたものらしいです。

次の南三陸ではタコが入った海鮮カレー
その次のエイドステーションでは、茶碗蒸しでした。
この茶碗蒸し、どちらかというとプリンのような味です。

ちなみにですが、どのエイドステーションでもミネラルウォーター、サントリーのドリンク各種、バナナなど食べ放題です。
ボトルに水を入れてくれと頼めば、入れてくれます。

コースについてですが、私が見ていた限りは一番きつい場所で勾配が13%とかそんな感じでした。
キツイ坂もあるのと、海岸線なので基本的に平坦部分が少ないです。
私はそこまできついとは思いませんでしたが、思いのほか苦戦している方も多数いました。

無理な追い抜きで思いだしましたが、途中で大落車している人と、救急車がいました。
下りもスピードに乗る個所が多数あるので、自分のスキル以上のことはしないのが鉄則です。
私が走っていた速いグループは、みなさんマナーも良く楽しく走れましたが、初心者が固まっている場所で変な人に後ろに付かれたりするとちょっと怖いですね。

ちなみに去年は、フミが参加していたようです。
プロですから、とんでもない速さで突っ走るそうですが・・・

ちょっと参加費は高め

ツールド東北ですが、参加費はほかのイベントに比べると高めです。
スタッフは無償のボランティアですが、これの参加費の多くは地元の方に還元されているのではないかと思っています。
つまりは、地元の方々がふるまう料理のためのお金だと推測しています。

なので被災地に募金しているような形になるので、私は高くてもあまり気にしていませんが、そういうのが好きではない方の歯向かないかもしれません。

コース自体は走り応えがあるコースですし、おいしいものをたくさん食べれますし、何より地元の方々が応援してくれます。
コースのいろんなところで、お年寄りなどが椅子を出して座り、旗を振って応援してくれます。

イベントとしては非常に面白く、個人的には大満足のコースなので、是非とも参加してもらいたいイベントです。
去年までは抽選形式でしたが、今年からは先着順の申し込みになります。
第一回のときも先着順でしたが、一瞬で受け付け終了になるほど人気があるので、気になる人は頑張って挑戦しましょう。

ツール・ド・東北 2023 公式サイト
「ツール・ド・東北 2023」の公式サイト。「ツール・ド・東北」は、ヤフー株式会社と株式会社河北新報社が東日本大震災の復興支援、および震災の記憶を未来に残していくことを目的に、2013年より開催している自転車イベントです。

あと、ツールド東北に参加する人は、自転車は輪行ではなくて配送にしたほうがいいです。
理由ですが、仙台から石巻までの電車は1時間に2,3本しかなく、しかも都会の電車と違って4,5両編成なので、輪行袋ばかりになってまともに乗れません。
あと、輪行だと劇的に疲れます。




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