PVアクセスランキング にほんブログ村 当サイトはAmazonアソシエイト等各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
スポンサーリンク

保冷ボトル(魔法瓶)にスポーツドリンクはNG!?

blog
スポンサーリンク

先日書いた記事に関連して、

アクエリアスの飲み過ぎは下痢になるかもしれない話。
先日、ポカリとアクエリの違いを書きました。 私は基本アクエリ派なのですが、読者様からメールを頂き、思い出したことがありまして。 保冷ボトル初日の話 保冷ボトルを買って、初めて使った日の夜。 実はこの日の夜、強烈な腹痛で死に掛けまして。 今ま...

 

ご意見を頂きました。

今回の記事で気になったことがありましたのでコメントします。

 

アクアエリアスを保冷ボトルに入れているとのことですが、金属製ボトルにスポーツドリンクやオレンジジュースのような酸性飲料を入れると金属が溶け出す可能性があることは数年前から言われているようです。可能性としてはかなり低いようですが、管理人さんはどのようにお考えでしょうか?

 

ポカリの大塚製薬では「できるだけ避けて」との回答があったようです。
https://www.j-cast.com/2018/08/03335178.html?p=all

 

サーモスでは「ステンレス製水筒・ジャグはすべてスポーツドリンクOK」との表示がありましたので下痢の件とは関係がないと思いますが、ボトルの中が傷ついていたりした場合はどうなんでしょうか?(UNICOの商品では不明)

 

もし金属中毒が発生した場合、PL法などが絡んでくるのでしょうか?

実はこれ、前の記事を書くときにも気になっていたことでした。
もうちょっと調べてから別記事にしようと思っていたのですが、なかなか鋭いところを突いてくるといいますか。

ステンレスの腐食

ステンレスは耐食性が高い(腐食しづらい)金属と言えますが、全く腐食しないというわけではありません。
ステンレスの特性として、空気に触れることでバリアを形成する性質があります。
錆びの原因になるのは鉄ですが、クロムが空気中の酸素と結合して全体を包み込むような形になり、鉄が酸素と結合するのを防ぐバリアを形成するわけです。
これを不動態皮膜と言います。

 

ステンレスに起こる腐食は、以下のような原因があります。

 

1、塩化物による腐食

ステンレスに塩化物が付くと、その部分に孔食という、小さな穴状の腐食が発生する可能性があります。

 

2、ゴミや水分による腐食

微細なゴミが付着することで、ゴミとステンレスの間に酸素が供給されないことで起こる腐食。
水分があることで酸素の結合を妨げるため、不動態皮膜を形成できないという弱点も。

 

3、酸やアルカリによる腐食

ステンレスは酸やアルカリにはまあまあ強い金属ですが、強酸や強アルカリ性の物質により腐食する可能性はあります。
まあ、飲み物の話をしているので、あんまり関係ないかなと。
塩酸をボトルに入れて飲む人はいませんし。

 

4、傷による腐食

ステンレス表面に傷があることで、傷から錆の発生が起こる可能性もあります。

 

そのほかにも他の金属との電位差が・・・などもありますが、ボトルではあんまり関係ないので割愛。

スポーツドリンクはOKなのか?

で、こちらの記事でもあるように、

「金属製の水筒にスポドリ、絶対NG」って本当? 研究機関、メーカーに聞くと...
金属製の水筒にスポーツドリンクは「絶対NG」――。歴史的猛暑で熱中症対策の必要性が盛んに叫ばれるなか、インターネット上には、こんな注意喚起をするネットユーザーが相次いで現れている。スポーツドリンクは酸性の液体のため、金属が溶け出して中毒を起...

 

今は少ないが、銅製のボトルでは中毒の恐れがある。
実際の中毒事例は2008年に報告されているそうですが、今はステンレスが主流ですし、ステンレス&内部にコーティング加工されているものであれば、金属が溶け出す可能性はほぼないとしています。

 

で、自転車用保冷ボトルの最大手(?)、サーモスさんの説明書です。

 

こちらのストローではないほうのボトルの説明書。

 

メーカーサイトでは、【スポーツ飲料OK】となっています。

サーモス 魔法びんのパイオニア
サーモスの優れた断熱技術があらゆる分野で活躍します。企業情報、製品紹介、活用情報などをご紹介いたします。

 

ちょっと気になるところがあるとすると、ストローボトルのほうには、【スポーツ飲料OK】の表示がありません。
ただしストローボトルの説明書には【スポーツ飲料不可】とも書かれていない。

 

サーモスのHPでは、

スポーツドリンクを入れてお使いいただいても構いませんが、ご使用後は十分にお手入れをお願いいたします。

 

スポーツドリンクには微量ですが塩分が含まれております。
スポーツドリンクに限らず、飲みものの成分が残ったままですと、ステンレス鋼が腐食(さび発生)し、保温(保冷)性能不良の原因となることがあります。
ご使用後は、飲みものの成分が残らないよう、食器用中性洗剤を含ませたスポンジやボトルブラシできれいに洗い、流水でよくすすぎ、十分に乾燥させてください。

 

スポーツドリンクを入れてもいいですか?
サーモス製品のよくあるご質問やお問い合わせ方法をご案内しています。

このように書いてあるので問題ないかと。

 

で、ストローではないほうの保冷ボトルの説明書はこちら。

 

https://www.thermos.jp/product/detail/product_file/file/fjf.pdf

 

絶対に入れるな!という項目では、以下の二つがあります。
・ドライアイス、炭酸飲料
・お茶の葉、果肉

 

後は、飲み物を入れた状態で長く放置しないようにともありますね。
味噌汁みたいな塩分濃度が高いものを入れるなとか・・・

 

この記事のアップ直前に、このような意見を頂きました。

https://gsakai.livedoor.blog/archives/3404962.html
ジー・サカイっていう岐阜の刃物屋さんの実験記事です。
ステンレスと塩分というとこの記事がすぐに思い浮かびました。
なにかの参考になりましたら。

塩分濃度3%の中にステンレスを入れた結果、とんでもないレベルで錆が発生してますね。
で、スポーツドリンクの塩分濃度は、0.1~0.2%程度ですので、塩分濃度3%というと、スポドリの15~30倍の濃度です。
味噌汁の塩分濃度が0.6~0.8%程度らしいので、とんでもなく塩分濃度が高い環境での実験と思われます。

 

サーモスの説明書では、味噌汁のような塩分濃度が高いものはNGになっていますので、それ以上の濃度は当然NG。
スポドリ程度であれば、メーカーは問題ないとしているのですが、使い終わったら速やかに洗い、塩分を残しておかないことが大切ともいえそうです。

 

メンテナンス方法も詳しく注意書きがあります。
重要なところをピックアップすると、
・煮沸とか、食洗機を使わない
・水を入れて放置しない
・塩素系漂白剤を使わない
・金属たわしやクレンザーを使わない
・しっかり洗って、しっかり乾燥させる

 

こんなところでしょうか。
私、いつも走り終わってから家に帰ってきたら、ボトルには食器用洗剤を少量投入して、水を張ってました。
その後数時間してから洗ってましたが、金属ボトルではNGですね。
とっとと洗って、しっかり乾燥させるのが錆防止のポイント。

 

ちなみに私が使っているUNICO Be.Freeのボトルについては、【ドライアイスや炭酸飲料は入れないで下さい。】とあるだけで、スポーツドリンクが禁止されているわけではありません。

http://www.unico-jp.com/new_item/drink/7613/

 

メーカーサイトでも、スポーツドリンクを入れて飲むことが書かれているので、問題ないでしょう。

http://www.unico-jp.com/intro/3344/

PL法についてはわかりませんが

説明書に書いてあることを守らずに問題が発生したなら、それは自己責任としかいいようがなく。
説明書どおり使っていて問題が発生したなら別かもしれませんが、錆がひどくなっても使い続ける人はいでしょうし、あまり考えなくてもいいというか、ちゃんと説明書どおりに使えば問題は起こりにくいはず。

 

保冷ボトル(金属)を使う際のポイントとしては、
・スポーツドリンクOKと書いてあるものを選ぶこと
・使用後はしっかり洗う
・洗うときには傷が付かないようにする。金属製タワシなどは厳禁。
・洗った後はよく乾燥させる
・説明書をよく読む
・ボトル内側を時々観察し、傷が大きいなら買い換える

 

普段説明書って読まずに捨ててしまうことが多いのですが、ちゃんと見ないとダメですね。
普通のこういうボトルとは、

また違った注意点や対処法があるということです。
こういうスポンジを使って洗うことになると思いますが、

 

例えばこれ、研磨粒子が入っていると書いてあるので、金属が傷つく可能性もゼロとは言い切れない。
この手のボトル洗い用スポンジは、実物を見て、柔らかい素材のものを選んだほうが良さそうですね。
ほかのプラボトルとの大きな違いは、使い終わったらすぐ洗うべきということや、内部の傷には要注意ということ、傷が付かないように柔らかいスポンジを使い、それでいてしっかり洗うことでしょうか。

 




コメント

タイトルとURLをコピーしました