サイクリングロードにセンターラインが無い理由。

先日書いた記事の中で、なんでサイクリングロードにセンターラインがないんだ?ということをチラッと触れたのですが。

先日の記事。 こちらのニュースでは、事故現場の画像も載ってます。 道幅は約3mだそうですが、なぜ...

こういうご意見も頂いてます。

読者様
読者様
センターラインが無いのは、
単に設計・運用する側が自転車が並走、なんなら道幅いっぱいに広がることに疑問を持っていないから、という可能性はないでしょうか?

通学路になってる近所の道路の下校風景を思うと、彼らが怒られずに(または怒られてもその理由を考えずに)大人になったらそうなるだろうな、という気がしてなりません

この件、調べてみたらちゃんと理由がありました。
申し訳ありません。

サイクリングロードにセンターラインが無い理由

これは単に法律的な問題で、【道路標識、区画線及び道路標示に関する命令】によると、道路幅が5.5m以上の道路じゃないとセンターラインを引けないという事情のようです。
つまりは片側2.75m以上ということ。

サイクリングロードでそこまで広いところってそんなに無いと思うので、単に法律上の問題としてセンターラインを引く必要が無いということのようです。

別表第三(第五条関係)

車道中央線

車道(軌道敷である部分を除く。以下この表及び別表第四において同じ。)の幅員が五・五メートル以上の区間内の中央を示す必要がある車道の中央

なので設計者の怠慢・・・というワケでは無さそうでしたw

まあ、個人的にはサイクリングロードには何らかの道路標示があったほうがいいんじゃね?と思うのですが。
先日の花見川サイクリングコースでのクロスバイク同士の接触転倒事故、道幅が3mと報道では出ていますが、どっちか・もしくは両方が中央寄りにいない限り接触しないと思いますし。
そもそも、道幅3mのサイクリングロードって狭いので、気をつけて減速するなどの措置は当然必要になりますが。

確か荒川下流域ですが

うる覚えなのでもしかしたら間違っているかもしれませんが、荒川下流域には、センターラインっぽい道路標示がある場所もあったように記憶してます。
なかったらすみません。

たぶんああいうのは、逆に道路ではないから描けるのかもしれません。
荒川下流域は国土交通省の敷地、緊急用河川道路であって、厳密に言えば公道ではなく私道なので(道路交通法上は道路になります)。

新しく作っている相模川のサイクリングロードとか、こんな感じになってますが、

センターラインではなくて、自転車ナビマークと歩行者マークなどを使って、走るべき目安を示しているだけ。
この場所は道幅が5.5m以上あるとは思いますが、全ての場所が広いというわけでもない。

広い場所は、ちゃんとルールを理解している人が走る分には秩序が保たれるでしょうけど、ルールをわかってない人が溢れると、この広さが逆に厄介になりそうな気もする。
まあ、しょうがない面もあるんでしょうけど・・・

というわけで、設計者の怠慢ではなさそうでしたw
いろいろありがとうございます。