2020年モデルではコルナゴのフラットバーというと、フラットバーロードのVORREI(ヴォレイ)、クロスバイクのEPOCAがありました。
2021年モデルではフラットバーロードのヴォレイが廃盤になり、油圧ディスクのクロスバイクPORTA(ポルタ)が登場します。
Contents
2021 COLNAGO PORTA
6061アルミフレームにアルミフォークという、クロスバイクとしてはオーソドックスな一台に仕上がっているようですね。
個人的にはこのブルーのカラーが欲しい。
コルナゴサイトではこのからーを【エメラルド】と呼んでます。
スペック的なところをいうと、変速は2×9速、ブレーキはテクトロの油圧ディスクブレーキ採用。
タイヤは32cなので太めですね。
詳細スペックはこちら。
フレーム | 6061アルミ |
フォーク | アルミ |
クランク | SHIMANO FC-MT210 46-30T |
シフター | SHIMANO ST-M4000 |
FD | FD-M2020 |
RD | RD-M370 |
ブレーキ | Tektro Flat mount Hydraulic |
タイヤ | KENDA KWICK-TRAX 700×32C |
値段(税別) | 79,000 |
コルナゴのクロスバイクにはEPOCAという車種もあります。
こっちは同じくアルミフレーム+アルミフォーク、変速は3×9速、リムブレーキ仕様。
ジオメトリもどちらもクロスバイクらしいリアセンター長め(EPOCA430mm、PORTA435mm)なので、凄く大雑把に言うとディスクブレーキが欲しい人はPORTA、Vブレーキでいいやという人はEPOCAみたいな棲み分けでいいかと。
クロスバイクにも本格的に油圧ディスクの時代が来ているなと感じます。
VORREIは廃止に
2020年モデルまでで、コルナゴのフラットバーロード、ヴォレイは廃止になるようです。
一時期、クロスバイクでもタイヤを細くして快速仕様にしたがる人が多かったような気がするのですが、今の時代ではあまり需要が無い・・・のでしょうかね。
ヴォレイはロードバイクのジオメトリに近く、リアセンター長も410mmと短くし、タイヤも25cと細目をアッセンブルした快速使用といってよかった一台。
アルミフレームにカーボンフォークというところで、細めのタイヤでもカーボンフォークの振動吸収性で快適荷という感じだったと思うのですが。
ロードバイクでもどんどんタイヤが太くなる傾向ですし、完成車についてくるタイヤが28cとか32cのディスクブレーキロードもある時代。
時代的には、クロスバイクに求める性能は快速性というよりも、まずは直進安定性や乗り心地のほうが優先というところなのかもしれません。
というよりも、2021年モデルでフラットバーロードと呼べるものって、ホント少ない。
思い浮かぶのは、FUJIのMADCAPとかでしょうか。
ルーベオーラの後継機種ですね。
時代がフラットバーロードを求めてない・・・というかあんまし売れないんでしょうかね?
時代とともに自転車は変わり行くとはいえ、
こちらは2015年モデルのジャイアントのFCR0というフラットバーロード?というかTTフレームにフラットバーをつけて売るという変態バイクですが、今の時代なら売れないのでしょうか?
変態たちが愛した、フラットバー界最速と言って問題ない一台だと思いますが・・・
※変態というのは当然褒め言葉です。
時代は変態を求めていない、オーソドックスで無難であることが優先?
まあ、街乗りでこんなもんで登場されても、コメントに困るのかもしれませんが、どうも今のフラットバー界には個性が乏しいような。
コルナゴのPORTAですが、これはこれでカッコイイ。
油圧ディスクだし、使い勝手がいい2×9速だし、ジオメトリもゆったり目で乗り心地も良さそう。
今の時代なら、通勤通学でも使い勝手がいいかもしれません。
コルナゴにFCR0みたいな変態バイクを出す理由は無いでしょうけど、どこか変態フラットバーバイクを出すなら、全力を挙げて応援するんですけどねw
もちろん、オーソドックスな奴がいるからこそ、変態が成立する。
コルナゴのブルー(エメラルド)のフレームもカッコイイ。
彼は彼でオーソドックスな一台に仕上がっている。
コメント