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やっぱヘルメットは大事だと認識させられるニュース。

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やっぱヘルメットって大切だなと思うニュースがありました。

捜査関係者によると、事故は10月14日午前7時40分頃、同市朝倉丙の県道で発生。歩道を自転車で走っていた女子生徒が脇道に左折してきた車に衝突しそうになった。直前で車が急停止したため接触は免れたが、避けようとした女子生徒は道路上に投げ出され、顔などを打った。

 

直後、顔から出血した女子生徒がうずくまっていると、高齢男性が車から降り、紺色のハンカチと千円札2枚を差し出した。「ごめんよ」と声もかけた。ところが、女子生徒が壊れた自転車に気を取られていた間に、車に戻って走り去ったという。

 

通りかかった別のドライバーが警察に通報。女子生徒は家族に連絡し、病院に向かった。診断結果は鼻や目の奥の骨を折る重傷で、約2週間の入院。女子生徒は事故当時を振り返り、「車を慌ててよけようとしてこけた。男性が『ごめんよ』と謝ってくれたときは、てっきり病院に連れて行ってくれると思った」と声を落とす。

 

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Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

どういう自転車に乗っていたのか知りませんが、この女子生徒はヘルメットを被っていたようで、壊れたヘルメットの画像がニュースに出ています。

2千円・・・

鼻や目の奥の骨を折る重傷とのことですし顔面から出血しているようなので、顔面ダイブしたということなんでしょうか。
これ本当に危ないタイプの事故で、下手すると頚髄損傷で首から下の麻痺になりうる奴です。

 

報道にも出ているように、非接触驚愕事故という奴ですね。
要はぶつかってはいないものの、驚いて投げ出されて怪我をした。
非接触驚愕事故については捜査次第なんでしょうけど、今回問題になっているのはいわゆるひき逃げ状態になってしまうこと。

(交通事故の場合の措置)
第七十二条 交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員(以下この節において「運転者等」という。)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員。以下次項において同じ。)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。以下次項において同じ。)の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない。

救護義務と警察への報告義務に違反するということです。

 

それにしても2千円とは、またずいぶんとふざけた金額ですね。
2週間入院するほどの重症ですから・・・

過失割合

恐らくですが、事故詳細の映像が全く無い状態なんだと思われます。
報道を見る限りでは、

歩道を自転車で走っていた女子生徒が脇道に左折してきた車に衝突しそうになった。直前で車が急停止したため接触は免れたが

Yahoo!ニュース
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いわゆる左折巻き込みに近い形なのかなと思うのですが。
こんなイメージなのかと想像します。

一般的な左折巻き込みの場合は、

自転車
車先行 10 90
自転車先行 100

このようになりますが、今回は非接触驚愕事故なので、これをベースにしながらも過失相殺がかなり入るのではないかと。
まあその前に、事故について車側に過失が生じるのかというところなんだと思いますが。

 

歩道の詳細が不明なのですが、歩道を走っていた自転車に通行区分違反を問うのはなかなか難しそうな感じのようです。

 

自動車・自転車事故における自転車走行の過失割合は?【自転車の明らかな走行区分違反が勘案されることもあるが,やはり自動車側の責任は重い】|Web医事新報|日本医事新報社
自動車・自転車事故における自転車走行の過失割合は?【自転車の明らかな走行区分違反が勘案されることもあるが,やはり自動車側の責任は重い】

 

報道から推測される県道は、恐らくはこちら(確証は無いですが)。

もしこの道路なら、特に車道側から見て歩道の見通しが悪いというわけでもなさそうですし。

ヘルメットは重要

時々、

 

いろんな人
いろんな人
低速で走っているし気をつけているからヘルメットは要らない

 

などという人もいるんですが、自分がどれだけ気をつけていても防げない事故は普通にある。
今回の事故はどうなのかはわかりませんが、非接触事故って、例えばロードバイクで走行中に幅寄せされて、危ないと思って左に避けた結果、縁石やガードレールに衝突しても成立する。

 

自分がどれだけ気をつけていても、防げない事故ってあるんですよね。

 

今の時代、ロードバイクにヘルメットを被るのは常識になっているので、被らないほうがダサイという風潮なのかなとは思いますが。
下半身が被っていると嫌われますが、自分自身を守るにはヘルメットは被っているほうがいい。

 

それにしても、2千円渡している時点で【悪いことした】という感覚は持っているんですよね・・・
普通に帰るという神経がよくわからん。

 

なお当たり前の話として、ヘルメットを着用していても死ぬときは死にます。

ロードバイク乗車中の死亡事故は2017年以降少なくとも県内で3件あり、いずれも山道の下り坂で3人が命を落とした。下り坂では時速60キロに達することもあり、ヘルメットを着用しても頭部のけがが致命傷となるケースが目立っている。

 

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ちょっとここの意味がわからないのですが、

死亡事故が起きた「眉山パークウェイ」では、事故後初の週末となる31日、午前中を中心に自転車愛好家が集まり、ロードバイクなどで下り坂を疾走する姿が見られた。現場周辺は見通しの悪いS字カーブが連続する区間。事故は坂道を上り下りするロードバイク同士がカーブで接触し、下っていた徳島市内の会社員男性(41)が頭を強く打って亡くなった。

 

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上りのロードバイクと下りのロードバイクが接触したんでしょうか??
そうであれば、下りのロードバイクがオーバースピード等の原因でセンターラインを超えてきたという話(?)なんですかね??
上り側は低速なはずなので、よほどふらつきとかない限りはセンターラインオーバーはしないでしょうし。

 

もしそうであれば、上っている側からすればテロだとしか思えないのですが・・・

 

下りでコントロール不能になっているロードバイクもいるようなので、自分自身の技術はちゃんと練習しないといけないですね。

 

峠と下りとブレーキング。
ロードバイクを買ったばかりという方から質問頂きました。 ちょっと話は変わりますが、ピナレロ新作のプリンスディスクを買ったばかりだそうで。 いいセンスしていらっしゃる。 峠の下りの基本 初心者さんとのことですので、ブレーキから手を離せないとの...

 

他人に迷惑を掛けないというのは最低限のマナーですから・・・

 




コメント

  1. かみくぼ より:

    こんばんは。
    私は2度ヘルメットで”助かった!”経験してます。
    本当に、ヘルメットは守ってくれました。
    「低速で走っているし気をつけているから」だとしても、
    高速の車に当てられたら・・・・・

    1995年のツールドフランスで亡くなったカサルテッリ選手も
    ”ヘルメットかぶっていたら????”と言われています。

    現在のレースに出るプロ選手がかっこ良くかぶっているヘルメット、
    格好だけでもまねてみて、損は無いと思います。

    女子高生さんの早い回復をお祈りいたします。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      低速で走るから必要ないという人は、正直なところ想像力が欠如していると思ってます。
      自分が低速でも、後ろから高速で突っ込んでくる車はどうするんですかと・・・

      カサルテッリ選手の件も、ヘルメットがあれば助かった可能性があると言われてますよね。

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