2021モデルのキシリウムSLとキシリウムSをおさらいするよ。やっぱ変だよ公式サイト。

やっとマヴィックの公式サイトが更新されて、2021年モデルの詳細が明らかになりました。
これについては2度ほど書いていますが、

マヴィックホイールについて質問を頂きました。 今回、鉄下駄からのホイール交換を検討しており、 2021モデルのキシリウムSLディスクと ...

2021年モデルから、マヴィックはタイヤの抱き合わせ販売をやめているわけですが、キシリウムもリニューアルされています。 ...

キシリウムの基本的な方向性はこうなります。

・キシリウムプロ⇒昨年モデルの継続で、アルミスポーク(17c)
・キシリウムSL⇒ニューモデルで、軽量リム採用でスチールスポーク(19c)
・キシリウムS⇒ニューモデルで、スチールスポーク(19c)

昨年までは、キシリウムプロとエリートはリムが共通でしたが、2021年モデルではプロとSLではリムが異なります。
ただし、マヴィックが得意とする切削加工のISM 4DはプロとSLで採用されているため、リムは【リム幅が異なるが同等品】と見ていいかと。

ただ公式サイト、やっぱ変なんですよ。

リムブレーキのキシリウム(2021モデル)

https://shop.mavic.com/ja-jp/ksyrium-sl-rr1223.html#1028=3283&1031=3463&1032=3467&1033=3476&1034=3496&1035=3501&1036=3506&1037=3509&1038=3511

まずはリムブレーキのほうのキシリウムからまとめます。

プロSLS
ペア重量1410g1480g1570g
フロント重量590g645g675g
リア重量820g835g895g
リムISM 4D
リム重量400g430g
リム内幅17mm19mm
リムハイトF22mm,R25mm22mm
推奨タイヤ幅25-32mm
ハブインスタントドライブ360
スポーク数F18/R20F24/R24
スポークパターンFラジアル、Rイソパルス
スポーク素材アルミ(ジクラル)スチール(楕円形エアロ)スチール(フラット)
値段(税別)14万9万6万

公式HPによると、このようなスペックになります。
ただし、キシリウムSLとS、スポーク数は何回数えてもフロントは18本しかないように思えますw


※キシリウムSLのフロントホイール

公式HPにリアの画像が出ていませんが、ほかで出ているリアの画像を見るとリアスポーク数は24本で間違いないっぽい。

あと、昨年までの傾向を見ると、キシリウムSのリアスポークパターンが本当にイソパルスなのかはやや怪しいのですが、ここは信じましょうw

なのでイメージとしてはこうなるかと。

・キシリウムSL

エリートのリム幅が広がり19mmに。
ハブがインスタントドライブ360になり、リアスポーク数は4本増えた。
リム重量は昨年までと同等(400g)。
キシエリが1520gだったけど、キシリウムSLは1480gと40gの軽量化。

・キシリウムS

昨年の無印キシリウムとリム幅は同じく19mmながらも、リムが軽量化された。
ハブがFTS-Lからインスタントドライブ360に変更。
スポークパターンが、リアがイソパルスに変更。
リアスポーク数が4本増えた。
昨年の無印キシリウムが1650g、キシリウムSは1570gなので80gの軽量化。

何か詳しくはわかりませんが、スポーク数の製造や在庫管理をしやすくするために、リアスポークの左右を同じ長さにした・・・みたいな話もありました。
普通、フリー側と反フリー側でスポーク長は違いますが、もしこれが同じ長さだと作り分ける必要が無いのでコストダウンになる。
恐らくですが、リアスポーク数が4本増えているのもその影響・・・なのかもしれません。

で、ホイール重量は2020年モデルから見ても明らかな軽量化が進んでいるので、いい傾向かと。
イメージとしては、キシリウムSがゾンダ、レーシング3相当くらいになるのかなと。

ディスクブレーキのキシリウム(2021モデル)

https://shop.mavic.com/ja-jp/ksyrium-sl-disc-rr1244.html#1028=3283&1031=3463&1032=3472&1033=3476&1034=3496&1035=3501&1036=3508&1037=3509&1038=3511

続いてはディスクブレーキのキシリウムについてです。

SL DISCS DISC
ペア重量1575g1670g
フロント重量723g750g
リア重量852g820g
リムISM 4D
リム重量400g430g
リム内幅19mm
リムハイト22mm
推奨タイヤ幅25-32mm
ハブインスタントドライブ360
スポーク数F24/R24
スポークパターンF&R 2クロス
スポーク素材スチール(楕円形エアロ)スチール(フラット)
値段(税別)9万6万

まず、ディスクブレーキ版にはなぜかキシリウムプロがなくなっています。
うーん、誤記なのか本当なのかがわからんw

で、いろいろおかしな点が多過ぎて大変不可解なのですが、一つ一つ見ていきます。

<キシリウムSL DISCの重量問題>
マヴィックの公式サイトでは、1575g(723+832)となっているが、プレスリリース時は1550gとなっていた。
正しいのはどっちなんですか?笑

https://shop.mavic.com/ja-jp/ksyrium-sl-disc-rr1244.html#1028=3283&1031=3463&1032=3472&1033=3476&1034=3496&1035=3501&1036=3508&1037=3509&1038=3511

<キシリウムS DISCの足し算がおかしい件>
公式サイトでは1670g(750+820)となっているが、750+820=1570gになるのだが・・・

なおプレスリリース時のキシリウムS DISCの重量は、1610g。

ディスクブレーキ版については、昨年のキシリウムエリートDISC、キシリウムDISCから比べて大幅な軽量化を達成してます。

ただし、公式サイトでは足し算が合わない上に、プレスリリース時とも重量が変わっているので評価不能w
まあ、確実にいえるのは、昨年モデルのキシエリDISC、キシリウムDISCから見ると軽量化されていることだけは間違いない。

あと、2020年モデルではキシエリDISCはリアスポークパターンはイソパルスだったのですが・・・

どこか雑な公式サイト

詳しい事情はわかりませんが、公式サイトの表記がやっぱり雑w
足し算が合わない件はさすがに噴き出しました。

まあ、カンパニョーロのゾンダ相当がキシリウムS、というイメージでいいかと。

リム幅がだいぶ広がって19mmなので、私が使っている15mmキシエリとは全く違う乗り味なのかもしれません。
リムブレーキ版はスポーク数が増えていることにも注目。

キシリウムは長年続く名作アルミホイールですが、リムが軽いというのが一番のオススメポイントかと思ってます。
ゾンダとかだとリムが結構重いんですよ。
キシリウムSLで400gとなっていますが、デュラエースC24のフロントリムで385gくらい。
デュラはリムテープが必要になるので20g弱加算されることを考えても、キシリウムのリムはやっぱ軽いんですよね。