PVアクセスランキング にほんブログ村 当サイトはAmazonアソシエイト等各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
スポンサーリンク

中華カーボンの恐ろしさ。

スポンサーリンク

あるところに、中華カーボンのハンドル一体型ステムがパックリ折れたみたいな画像が載ってました。
いや違うか。
ステム一体型ハンドルが正解?まあどっちでも同じ意味になるとは思いますが、デカイ方を優先でしょうからステム一体型ハンドルが正解。

 

走行負荷だけで折れたようで・・・パックリというよりも繊維がザクザクでもげたという感じの画像でした。
折れた部分はステムのところ。

怖いっす

アマゾンで見ると、まあ怪しい魅惑的な中華系ハンドルはたくさんあります。

 

こういうのが好きで使う人もいますし、他人の好みまでは干渉できませんが、走行中に割れるのはさすがに怖過ぎる。
レビューを見ても、最初からクラックが入っていてダンシングしたら折れたというものもあります。
まあ、最初からクラックがあるならその時点で返品すべきだと思いますが・・・

 

ロードバイクってヘルメット以外にはマトモな防具もつけずに、下りでは時速50キロとか普通に出る乗り物。
下りでスピードが出ている状態で、いきなりハンドルが折れたら爆死する。

 

ただこういうのって、中華だからダメ、メジャーブランドなら安心とも実はいえなかったりする。

折れたのはハンドルではなくフォークコラムになってますが、カーボンコラムではなくアルミコラムだったようですし。
プロレースに投入している機材ですから、プロのメカニックが弄っていてもこうなるときはこうなる。

 

有名どころで言うなら、ビアンキ事故もそうでしょうし。

ただまあ、破損する確率的な話で言えば、データは無いですが直感的に大手のほうが安心なのは普通に予測が付く。
けど大手だから絶対に安心ということはなくて、そもそもロードバイク、自転車に【絶対に壊れないパーツ】なんて存在しない。

 

なのでいかにしてリスクを下げるか?という話になるわけで、

 

いろんな人
いろんな人
俺の中華ハンドルは問題ない

 

こういうのは同じハンドルなら絶対に大丈夫という意味ではなくて、たまたまこの方の中華ハンドルは大丈夫だったという一つの経験談に過ぎないわけです。

 

大手ブランドのフレームでも、折れるときは折れるし、割れるときは割れる。
大手のほうが、何かあったときには保証関係では安心かもしれません。
中華ハンドルの場合、そもそもメーカーがどこの誰なのかすらわかりませんし。
クレームを付けたくても、どこにクレームを言う話なのかすら不明だったりするので。

というわけで

まあ何を言いたいのかと言うと、まず製品自体の信頼性はメジャーブランド>中華カーボンなのは誰でも理解できる。
中華ライトのブラケットが走行中に折れて落下するのは、あまり好ましくは無いけど落車に至る可能性は限りなく低い。

 

もちろん折れるのは論外と言いたいですが、キャットアイとかも普通に折れますし。
実際、私が持っているキャットアイのエコノムフォースは、走行中に突如落下してぶっ壊れてます。

 

夜間走行中に壊れたので大変困りましたが、そのときはダブルフロントライトだったので何とか走ることは出来ました。
シングルライトでそれが壊れると、道交法違反で走れないし。
最悪、コンビニで懐中電灯でも買うしかない。

 

走行中に折れたらマジで困るとしたら、ハンドルとかステムとか。
サドルレールとかは折れないことが好ましいものの、最悪ダンシングのみで帰宅できる。
シートポストも・・・あれって折れる人はいるのかわかりませんが、もし折れたとしてもダンシングで帰ることは不可能ではない。

 

フォークが走行中に折れたら・・・想像したくないですが爆死する可能性は極めて高い。

 

まず製品自体の信頼性という面を考えないといけませんが、大手ブランドの製品でも折れるときは折れる。
なので普段からよく観察したり、メンテナンスして緩んでいるところは無いかチェックしたり、異音があれば放置せずに原因を探ることが大切。
なんか異音が気になるけど、よくわかんないから放置⇒ある日突然爆死では話にならない。

 

ロードバイクの異音特定チャート。
前にも書いた内容ですが、 異音の特定は、結構難しいところです。 ホンキで分からない場合も。 異音特定のマニュアルみたいなのがあればいいよね、みたいな話をいくつか貰ってましたので、簡単にまとめてみました。 異音の発生源 異音はどこから発生する...

 

絶対大丈夫なんてこの世の中には無いので、いかにリスクを下げるかと言うところなんでしょうね。

 

トルクレンチを使っていれば絶対に大丈夫でもないですし、トルクレンチも使い方を間違えば意味が無いですし。

 

【続】トルクレンチとロードバイクについて。規定トルク値とはいったいなんぞ?
先日書いたトルクレンチの記事に関係してですが、 コメントを頂きました。 というお話です。 規定トルクの表記 自転車パーツには規定トルクがありますが、シマノのパーツだと、マニュアル見ると書いてありますよね。 STIの取り付けは6~8N・mみた...

 

まあ、パッと見て折れそうな・割れそうな製品には近づかないほうが無難だとは思いますが。

 

こういうパーツについてもそう。

 

これも構造を見れば、一般的なシートポストと比べて折れやすいのはわかる。
実はだいぶ前に、これの類似商品のインプレをしてくれと依頼されたことがありますが、

 

それは本当に大丈夫なんでしょうか?私には怖くて無理です。
ここ2年くらいですが、ありがたいことに様々な企業からお声掛け頂きまして、商品のインプレ話が来ます。 当サイトでは絶対的なルールがありまして、企業からの提供商品、企業からの依頼の場合、記事タイトルや記事中に【PR】だったり、商品提供元がどこな...

 

当然お断りしました。
力学的にどこに負荷がかかり、どのような懸念があるかは構造をみればわかるでしょうけど、何でこんなもんを他人に勧める必要があるのかと・・・
実際、レビューでも折れたという話は出てますね。
そのまんまの話なので何ら驚きも無いですが・・・

 

構造を力学的に見れば、【いづれ】折れるのは予想できるわけで。
まあ【いづれ】と書くと【すぐ折れるとは何事だ!】と勝手な脳内変換されて謎の印象操作されたりもするので大変困るのですが・・・
上の商品、買いたいと思う人がいることにも驚きです。
固定ローラー台専用だったら試してもいいですが、それ以外の目的であれば無理。
あと、根本的にカッコイイとは全く思えないし。

 

カーボンパーツは表面から見てもクラックが無い限りわからないでしょうけど、何かパーツを買うときは、時速50キロの下りをイメージしながら買ったほうがいいかもしれませんw

 




コメント

タイトルとURLをコピーしました