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KINEKTのサスペンションステム。疲労感というキーワードを考える。

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KINEKTというブランドをご存知でしょうか?
今年になって日本にも上陸したブランドですが、サスペンション搭載のステムとシートポストを販売しています。

 

東京サンエスさんが代理店となり注目を浴びているパーツの一つです。

KINEKT サスペンションステム

Kinekt Stem 7° | Kinekt Japan
クランプ幅:40㎜~45㎜     ハンドルクランプ径:31.8mm角度:7度(83度)  ステアリングコラムクランプ径:1-1/8/28.6mmトラベル量:15-20㎜   重量:470g~530g

 

サスペンションステム自体は、他社でもあるといえばあります。
こういうのとか。

 

サスペンションシートポストも昔からありますし、その昔、ジャイアントのエスケープR3に標準装備されていたシートポストは、まさにサスペンションシートポストでしたよね。
あれ、安いだけあって壊れるのも早いのですが。

 

KINEKTのサスペンションステムですが、バネを交換することでスプリングの硬さを変えることが出来るタイプになっているようです。
作り自体もしっかりしている感じが出ている。
この手のものでやたら安いものとかだと、怖くて使えませんし。

 

サスペンションステムの役目は、手や肩への振動を減らして、疲労を軽減することが目的となります。
KINEKTのサスペンションステムは、特許取得のパラレログラム スプリング システムを採用。
振動を軽減することで疲労感を溜め込まないようにするステムです。

 

この手のサスペンションステムですが、一般的なパーツかと言われると、一般的ではない。
むしろ使っている人自体がかなりの少数派だろうと思います。

 

その理由はいろいろあると思いますが、まず、重量ですよね。
KINEKTのサスペンションステムは重量が470g~530gとなっているのでやはり重い。
私が使っているは軽量アルミステムですが、

 

【インプレ】TNI ヘリウム6。軽量アルミステムならこれ!
ちょっと前にステムをTNIのヘリウム6に変えたのですが、 何度か乗ってみて、思ったことを書きます。 TNI ヘリウム6を選んだ理由 元々使っていたステムは110mmだったのですが、ちょっとステムを短くしたいなぁと思ってました。 正直なところ...

 

これはこれで軽過ぎるともいえますが、重量はメーカー値で90gとかだったりする。
90gと500gではだいぶ差があるので、ロードバイク乗りの一般的思考として、重量増加を嬉しく思う人はあまりいない。

 

軽量化するためにいくら掛けるか・・・というのがロード乗りの性。
KINEKTのステムは19800円ですが、2万円掛けて重量が増加することを喜ぶ人は・・・正直なところ少数派でしょうし。

 

あとは、効果がわかりづらいと言うか、そこまで手や肩の疲労を深刻な問題と捉えている人が少ないこともあるかもしれません。
実際のところ、グロープのパットだったり、バーテープなどで改善できる余地がある上に、そのほうが安い上に重量増加を気にするレベルではないこともあるのかも。

 

あと、手や肩に疲労感が大きい場合には、ポジショニングを再検討するだけでも改善する可能性はあります。

 

いろいろ試してみた結果、やっぱりもっと快適性をプラスしたい!と思う人の最後の砦、ラスボス感溢れる商品なのかもしれません。
恐らく多くの【手や肩が疲れて困っているサイクリスト】さんは、まずはポジショニングやグローブのパッド、バーテープなどを検討するでしょう。
もし困っている人がいたら、私もそっちが先だと思いますし。

 

けど、いろいろ試したけどもうちょっと快適性が欲しいんですぅ!!というサイクリストには、ラスボスともいえる魅惑のステムになりうるものじゃないかなと。
ただし、ハンドルに全体重を載せるようなことをすると結構たわむようなので、ダンシングを多用する人には全く向かないと考えていいでしょう。

 

KINEKT シートポスト

同じくKINEKTには、サスペンションシートポストもあります。

 

この手のものはいろいろありますが、やはり強度が高そうな構造で選ぶのが正解。
こんなのとか、

 

ちょっと怖いなと・・・
どんなものでも最終的に負荷が大き過ぎれば壊れますが、万が一壊れても安全そうなものを選ぶのが正解。

 

KINEKTのシートポストも、重いです。
こういう構造物にして、しかも強度をしっかり保つには仕方長いとはいえ、長さ350mmで525gになるので、なかなか選ぶ人は少ないかと。

 

サスペンションステムもサスペンションシートポストも、ある層からは意外と高評価なこともあります。
決してメジャーなパーツだとは思いませんし、疲労が気になるなら、その前にいろいろ対策・改善したほうがいいことはある。
ハンドル周りで言えばグローブとか、バーテープとか、ポジショニングとか。

 

最後の砦として、こういうものもあるということは覚えておいて損はないかと。
KINEKT JAPANのHPからも直接買えるようです。

 

KINEKT
サスペンション

 

疲労感というキーワードってなかなか難しくて、そりゃ自転車に何時間も乗れば誰だって疲れる。
それこそ、タイヤを変えただけでもまったくと言っていいほどロードバイクの印象が変わるケースすらありますし。

 

タイヤの相性。せっかく買ったのに、このタイヤは合わないと思ったときの対処法。
当サイトの読者様の中に、ハンドルネームが【GP5000は疲れるタイヤ】という、強いメッセージ性を持つ方がいます。 何度かコメントやメールなど貰っている方です。 最近メールいただいたときに、ハンドルネームが変わってまして、 すぐにわかりました...

 

GP5000だととにかく疲れるという人が、スペシャのターボコットンにしたら全然違うとの話も頂いてます。
それこそ、チューブをラテックスに変えるだけでも振動吸収性は変わる。

 

なので疲労の原因がどこなのかって、意外と難しい。
そういうことも考えると、やっぱりサスペンションステムはラスボス的存在で、その前にいろいろ試したほうがいいことは多いかもしれません。
一発目からこれだ!と思うことのほうが少ないかもしれないので、いろいろ試すしかないんですよね。

 




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