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ある種の以心伝心。

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ここ最近、ちょっと気になったことがありまして。

 

前から書いていることですが、ロードバイクで走っているとき。
信号待ちで後ろに大型トラックがついたとき、歩道に一度乗り上げるとか、交差点の先で少し左にそれて先に行かしたりしてます。

 

こうなった場合に、

歩道に乗り上げることが出来るなら、こっちに移動するか、

歩道がガードレールなどで入れないなら、こっちに行くか。

前から時々、こういう動作に対してトラック側から手を振ってくれたりなどはありましたが。

サンキューの心

こういう行動を取ったときに、ここ最近、ハザードとかサンキューホーンで感謝の意思を伝えてくれるドライバーさんが、なぜか多い。
たまたまなんでしょうけど。

 

この1ヶ月くらいだと、ハザードかサンキューホーンで応えてくれるドライバーさん、100%に近くて。

 

別に感謝されたくてしているわけでもないし、こちらとしては無理な追い越しを喰らって爆死したくないだけなんですが、こちらの意図が伝わって、それに応えてくれる関係性ってなんかいいなと思っちゃいまして。

 

サンキューホーンは厳密にいえば道交法違反・・・とかしょうもないことをいうつもりもないですw

 

走行性能がまるで違うので、先に行かせたほうがいいことは多い。
トレーラーとかに追い越し喰らうとき、普通に怖くないですか?
もちろん、すべてのケースで先に行かすわけでもないですが、大型車に当てられたら、基本は爆死します。
基本的に、他人の運転技術を信用していないので、先に行かすだけなんですが、向こうからしたら有難いことなんでしょうし。

 

正直なところ、ロードバイクってウザイ!チョロチョロ動きやがって!と思っているドライバーさんは多いと思われ。
しかも、中途半端な速度なので、追い越ししづらいと思うんですね。
時速50キロとかで走行しているならともかく、ママチャリよりは速いけど、車道を走る車両の中では非常に中途半端な速度になる。

ただし

道路交通法上は、自転車には【追いつかれた車両の義務】は関係ありません。
原付は追いつかれたら譲る義務がありますが、自転車にはない。

 

追いつかれた車両の義務として進路を譲ることは、ロードバイクには関係ないという話。
先日の記事について、 一部法解釈に間違いがありました。 前回の記事で私が書いたことは、 車両通行帯ある道路(複数車線がある)では、追いつかれた車両の義務として左に寄って譲る必要はない 車両通行帯がない道路(片側一車線)では、ロードバイクは後...

 

なのでドライバー側の認識として、

 

いろんな人
いろんな人
譲ってもらうのが当たり前だし、そういう法律だよ

 

こういう認識を持たれたら、それは違う。

 

まあ、譲ることでこっちは恐怖の追い越しに遭わずに済むし、向こうも強引な追い越しをせずに済む。
ウィンウィンの関係なんじゃないかと。

海外では

ちょっと前に書いた記事。

 

非接触驚愕事故でひき逃げ・・・
なんか最近、自転車関係の事故のニュースって多くないですか? 68歳の女性が道路の左側を自転車で走っていたところ、後ろから来た自転車が、さらに左側から無理矢理追い抜いていきました。女性は驚いて転倒し、頭を打撲する軽傷を負いましたが、追い抜いた...

 

これについてご意見を頂いてます。

日本では最近出てきたこの”非接触驚愕事故”ですが、今更な思いがありまして。
もう10年近く前ですが、国際結婚してスウェーデンに住む妹を訪ねたとき。

妹の旦那の運転する車で出かけたら、前方に馬に乗った人が歩いてました。
(あ、歩いてるのは馬で、人は乗っているです。)
追い越すのには十分広い道でしたが、旦那は減速して、20m位間を開けて、
馬の速度に合わせて付いていきます。
程なく馬上の人が先に行けと手合図を出し、それから追い越しました。

別の日、私が買い物しようとマーケットへのちょっと狭い道を
歩いておりますと、後ろから来た車が私を追い越しません。
ちょうど今頃の季節で、道路端は凍ってました。でこぼこツルツル。
私が道路端の安全なところによってお先にと手を振ると、車の運転者が
こちらに手を振って先に行きました。ニコニコ笑顔でした。

このあたりの事情を妹の旦那に聞いたら、
「馬がビックリして乗ってた人が落ちたりしたら、それはすべて車が悪い!」
「車をよけようとした人が、滑って転んだら、それは車側の責任。賠償しなさい」
旦那「これ、罰金と賠償がとっても高額だから。とにかく相手から”お先にどうぞ”
の意思表示がない限り、追い越さないのが原則」だって。
「えぇ~日本では、問題にされないの??うっそ~」
驚いてました。

日本も、ようやく国際標準に追いつきはじめたと言うことでしょうか。

ヨーロッパでは時々聞く話ですが、自転車に対して、後ろで大型車のドライバーはニコニコしながら追い越さずに待つという話もあります。
これはそういう文化だから・・・という事情も大きいような気がしますが、本来、日本でも法律上はむしろこっちのはず。

 

しかし、実態は強引な追い越し事例も多々あるのが、ジャパンです。
ジャパン以外でも、アジア圏はこういう感じが多いんじゃないですかね。

 

交通量の違いもあるでしょうし、文化風習の違いもあるでしょうけど。
日本のロード乗りは、危険な距離での追い越しをされた経験者は多いでしょうし。

 

まあ法律がどうとかもありますし、日本の道路は自転車が走りやすいようには作られていませんが、お先にどうぞ、ありがとう。
これでいいんじゃないですかね。

 

ちなみにここで待つと、

実は大型車はウインカーを出すのが遅れているだけで、左折したい可能性もあるのであんまりよろしくない。

 

なぜか感謝の意思を明確にしてくれる大型ドライバーばかりに出会うので、なんかいい感じだなと思うのです。
まあ実態としては、それが主流だとは思いませんし、たまたまそういうドライバーに出会っただけなのかもしれませんが、お先にどうぞ、ありがとう、これが本来の人と人の基本なのかもしれません。

 

ちなみに繰り返しますが、私の場合は譲りたくて譲っているというよりも、死にたくないので譲ってます。
大型車に巻き込まれたら爆死するのは必至なので。
結果として喜ばれるなら、それはそれでいい気分になれるし、みんなハッピーでいいのかもしれませんね。

 




コメント

  1. 宮川裕之 より:

    私がよく走るのは国道134号ですが同じ経験があります。私も自分の安全のために譲っているだけですが、ハザードだされると嬉しくなったりして。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      道路ではお互い様なので、譲る⇒ありがとう、という人と人の自然なやり取りが一般化したほうが良さそうですね。

  2. カモがネギしょってる より:

    無理な追い越しをせずに余裕のある運転が本当のクール・ジャパンですよね。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      クールジャパンって、そういう使い方もあるんですね笑。

  3. カモがネギしょってる より:

    記事の中のジャパンに掛けただけなので、使い方が間違っていてもノークレームでお願いします(笑)
    ボケが滑って自分で説明すのは結構恥ずかしいですね。

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